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2019年 05月 27日
みんな大好きカブト編がやって参りました。
ギンガがやって来て以来、やたらばかすかと落ちてくる隕石と共にワームという宇宙生物が地球へとやって来るのです。ワームは人間の姿と記憶をコピーして、オリジナルとすり替わって人間社会の中に忍び込みます。
なるほど、元よりアナザーライダーと似た設定というわけです。

地獄兄弟としてリアタイ組を混乱の中に貶めた矢車と影山は、アナザーカブトとワームになって加賀美新の前に現れる。

やたらと地獄兄弟がピックアップされるカブト編。
原典を知っていれば分かるように、クセが強いだけで別に重要キャラでも何でもないこの二人をこんなにフィーチャーするなんて…と驚きがあります。

「カブト」の主軸といえば天道と加賀美の関係性ともう一つ、兄妹の話であるというコトが挙げられます。
つまり、これだけ地獄兄弟に焦点を合わせるのは、現状、番組に出演し辛い当時の兄妹の代わりに…というコトなんでしょうね。
一旦そこを飲み込めば、ワームになった弟(妹)をかばう兄貴という構図は、なるほど確かにカブトそのものです。

そこにプラスして、世界もついでに守るスタンスがあると天道足りえるかなと感じますが、そんな前向きさが地獄兄弟にあるとも思えないので、世界と隔絶して妹を守ろうとするダークカブトと同質…って感じでしょうか。あまりダーカブの事も覚えてないのだが…。

同時進行でアナザーとオリジナルが同時存在している現象の解明も進みます。そこちゃんと掘り下げるんですね。
そうか、シリーズ後半は新しいアーマーが出ないからだと思っていたけど別の理由が…。
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2019年 05月 27日
2019年 05月 23日
アスナが出会った元ボクサーの青年・健太。
ケンカに巻き込んだ友人を怪我させた過去を後悔しており、そのマイナス感情がマイナソーを成長させる。
贖罪の念から、マイナソーの餌食となって死んでしまっても良いとすら思っているという。

自分の所為で友達を傷付けてしまったという健太。かたや、自分たちの所為でマスターたちを死なせてしまったリュウソウジャー。
今回はその対比によってリュウソウジャーの信念やテーマを浮き彫りにするお話です。

贖罪の気持ちから自暴自棄となっている健太に対し、それで友人が喜ぶのか、償いたいなら友人の為に生きながら何かしてあげなさいと、至極真っ当な説教をするアスナ。

死んだ(友人は死んでないけど)者に対して生者がどう向き合うべきなのか。
リュウソウジャーにとってのそれは、死者の想いを汲んで生きていくこと。死んだマスターがソウルとなってコウ達と一緒にいる事は、そのテーマを体現している。

リュウソウルがアイテムなだけに、「命」というキーワードが多い今作ですが、それは勿論「想い」の事を描いているのであるなぁと。うむうむ。

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2019年 05月 23日
かなり盛り盛りの内容であったキバの章・後編
女王を自称してアナザーキバとなっている祐子だけでも厄介な中、更に突如…あまりに突如現れた仮面ライダーギンガに一同は大苦戦。
宇宙から来たというコト以外には現代の存在なのか未来から来たのかも分からないのですが、とにかく強い。スウォルツの分析によれば、ただひたすらに物理的に強いヤツであるとか。

そんなギンガを倒すにはソウゴ達にタイムジャッカー、アナザーキバも協力しなければならないだろうと…。
なるほど、思惑の異なる者同士が呉越同舟し一つの道を往くというのは確かに「ジオウ」のテーマにも当てはまります。ギンガというのは言わば疑似オーマジオウ的な存在として…とか思わせつつ、ギンガはジオウ・ゲイツ・ウォズのトリプルライダーキックで倒せてしまいます。なんだよ!

アナザーキバの協力も無いと倒せないとは何だったのか…協力していないとは言わないけど…。

でまた、アナザーキバの方はといえば、ガルルから貰ったキバウォッチ…ではなく、ギンガミライドウォッチによるウォズギンガファイナリーによって倒される。
これは…ギンガファイナリーはジオウⅡと同等の能力があるという風に見えますが…そうなのかな?
ギンガが太陽、キバが月なので対照的な存在なので、ゆえにアナザーキバを倒せるとかそういうあれなのか…?
今後解説があるかもしれないのですが、理屈を探すとキリがないかも。この辺の細かい説明がない感じも実に大先生っぽい…。

冤罪を主張していた祐子ですが、タイムマジーンで実際に事件を確認したゲイツは祐子がマンホールで殴る凶行を目撃したのでした。
祐子は自分で吐いた嘘を自分で信じてしまうような女…なのだとか。

それは「王様になりたい」という一種の妄想じみた夢を信じているソウゴにも跳ね返って来る。ともすれば、ソウゴとて祐子と同様の狂人たりえるのです。
最後に身を滅ぼした祐子の姿は、もしかするとソウゴの未来となるかもしれないのです…。

また、一歩引いたメタ視点で見てみると「自分の嘘を信じる者」というのは、平成ライダーという虚構の物語をまるで実在したかのように扱う制作者たちのコトかもしれない…。

ギンガが色々と唐突な印象であったり、ゲストのキャラクターがあまりに濃すぎたりと、パンチが効きまくっているお話なのですが…総じて、「い…井上敏樹!!!!」という猛烈なパワーを受け取りました。
祐子が逆恨みで3人を殺してしまうくだりとか、他の作家さんの回だったら間一髪でソウゴが助ける展開だろうなーと思うのですが、この間一髪で助からないという理不尽さがあまりに「敏樹ぃぃ!!」てな感じです。それはラストに祐子を死なせる布石でもあるのですが。

相変わらず、視聴者への「このぐらい説明しなくても分かるよな?」という信頼がめぽうブ厚い大先生です。

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2019年 05月 21日
2019年 05月 17日
本日放送は「しつけキャンディー」「人間味調味料」でした。

「しつけ~」は、しつけとして利用されてきた迷信やモノの例えを具現化するキャンディー。
90歳を超えたスネ夫のひいおばあちゃまは迷信をよく口にする。嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる、食べてすぐ寝ると牛になるetc...
そんなひいおばあちゃまをバカにするのは許せんと怒りに燃えるドラえもんはキャンディーを使って迷信を具現化させる。
お腹からスイカの目が出たり、牛になったり、迷信を具現化させることでビジュアル的な面白さが発生するのは勿論ですが、そういう迷信があるんだというコトを「迷信」として教えてくれるお話でもある。食べてすぐ寝ると牛になるとか、この漫画で初見だったことを覚えております。

「人間~」はタイトルが怖い…と思わせるも、人間としての渋みや甘み、しょっぱさといった味付けを付与させるアイテム。これまた文学的アイテム。
渋みを付け加えれば絵柄もハードに、塩をふれば塩対応になってしまう。絵柄が変わるのは漫画でも可能だろうけど、声色の変化は実にアニメ的でメディア特性が活かされている。今話のアイディア協力となっている関智一の本領発揮回でもあります。
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2019年 05月 14日
宝探しゲームに参加したリュウソウジャーですが、それはドルイドンの罠でした。宝箱のマイナソーが参加者を飲み込んで、生命エネルギーを吸い取ろうという作戦なのだとか。
それにしても偶然が過ぎるような…ここでまた宝探しゲームを紹介してきた吹越満の怪しさが増してしまうのだなぁ…むむむ。

宝箱を開けると欲しいモノが現れる。お金、化粧品、焼肉 etc...
しかし欲しいモノが手に入っても尽きない欲望によって苦しむ人間からはマイナスエネルギーが生みだされる、という絶妙に遠回りな作戦。

メルトはマスターブルーの幻影から言葉を受けて、仲間を信じる覚悟を決める。メルトが欲しかったモノは仲間への信頼…というコトかしら。それはまたマスタブルーから受け継ぐソウルのことでもある…のか。

宝箱に入っていたのはマスターブルーに渡したはずのアクセサリー。もしかしたら幻ではなく現実に居た…? という可能性を感じさせる。確かにマスターブルーとピンクは明確に死亡した描写は無いのですよね。死んだのではなくリュウソウルになっていたぐらいの事は覚悟しておこう…。

マイナソーの親となっていたのは人間ではなく、誰にも開けられず不貞腐れた箱だったという。人間以外の、無機物ですらマイナソーを生み出せるというのは、なるほど可能性が広がります。
今後はナルトの無いラーメンがマイナソーを生み出して…なんて話も存在し得る。
ゲストエピソード、あるいはレギュラーキャラのエピソードで使い分けもしやすくなりますね。

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2019年 05月 14日
殺人の罪で投獄されている北島祐子。しかしてそれは冤罪なのだという。アナザーキバとなった祐子は関係者に次々と復讐をし、自らが王であり、唯一の法であると高らかに宣言する。
キバもまた“王”の資格者なのです。そういえば…。

とにかくあまりにクセが強いゲストで、久しぶりの井上敏樹大先生のパワーを感じます。アナザーキバとなったから女王を自称しているというよりは、元からそういう人っぽくて恐ろしい。
紅渡とはまるで逆の自信家というのがアナザーキバらしい。結果的に音也と名護さんみもある。

壇黎斗ぶりに王を自称する者が現れて、やはり王様になりたい奴はヤベー人しかいないのかなと思わせる。そんなヤベー王様は、魔王となったソウゴの未来の姿と重なります。反面教師。

祐子の冤罪事件、祐子はソウゴの初恋の人ではないかとの記憶、そこへ本当に突如として宇宙からやって来た仮面ライダーギンガ…同時進行の要素が多くて、後編でどうなってしまうのか想像がつきません。

この、誰に感情移入すればいいんだ…というクセの強さが実に大先生っぽい。
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2019年 05月 13日
2019年 05月 12日
あまりに忘れた頃に書き始めております…。

平成も終わりのプリキュア春映画は実に春映画らしい春映画でした。
ライダー春映画が無い分を補って余りある春映画成分が存分に楽しめるというそんな一本。

突如宇宙へとやって来たプリキュアさんたち。
「そんな細かい説明は本筋とは関係ない」とばかり合流過程が荒っぽいのがまず楽しいです。丁寧なのもまた良いのですが、春映画にはこのぐらいの荒っぽさを求めている自分がいる。

宇宙に存在するミラクルライト工場が今回の舞台。
宇宙でありつつ工場が舞台というスケール感の分からなさに戸惑いを覚えつつ、今回の映画は「プリキュア映画でミラクルライトを使う事はもうみんな知ってるよね?」という前提条件から始まっていると分かり、早速もって“プリキュアリテラシー”の高さを要求されます。

それもそのはずと言いますか、「プリキュアを15年応援してくれてありがとう」というメッセージを具現化したのが今回の映画です。
応援が無ければプリキュアは終わっていた…という率直な、そして現実的なメッセージが語られていて、実にメタさもあります。この辺もまた“春映画”らしいポイントなのです。

ミラクルライトをメインに扱うということで「応援」がテーマになっているのですが、終盤、ラスボスさんが邪悪なライトの応援を受けてパワーアップするくだりがあって驚きました。
それはプリキュアさんがいつもやっている事の意趣返しではあるのですが、同時にそれは、ネット上などで憎悪やヘイトが簡単に拡散して肥大化しやすい現代社会で実際に存在している事でもある。

みんなの応援によってプリキュアさんは力が出る…でもそれは憎悪を扇動する人にだって同じ事が言える。現代的でありつつ、また意地悪なポイントを突いて来る。
そこまで近しい存在だからこそ、ヒーローをヒーローたらしめるモノとは何なのかと心に問いかけねばならない。

応援というテーマはHUGプリで強調されたテーマでありますが、この石ノ森的なプリキュアも敵さんも非常に近しい存在として描かれている部分はスタプリのTVシリーズでもちょくちょくお見掛けするテーマでして、ここにスタプリ主体の春映画という主軸が見受けられます。

価値観や視点が変われば善悪がひっくり返る、そんな多様性を描いているからこそ敵さんもまたプリキュア化しうる…。
てな事を思うと、TVシリーズの展開に期待も募らせてくれる。


メタ的なメッセージや荒っぽいノリで春映画(狭義の意味)らしさを久しぶりに堪能させて貰いました。
春に春映画を見ると安心するなぁ…。

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