2017年 07月 30日
2017年 07月 28日
新たに八鍬監督が座する事となり、諸々の設定も新たになったアニメ「ドラえもん」。
曲はそのままにオープニングタイトルの映像も7年ぶりに刷新。寺本版OP、そんなに使われていたのか。

そんなわけで、本日放送は「ぼくミニドラえもん」「ぞうとおじさん」。

「ぼく~」は、ドラえもんの代わりに小さなドラえもんこと“ミニドラ”を連れてみんなで山へ行くお話。
ドラえもん自体はデパートで売ってるロボットなので、その小型版があるというのはイイのですが、何故か欠陥仕様である耳の無いドラえもんと同一設定になっているというのは、ミニドラという存在の大いなる謎です。映画の「ドラえもん誕生」ではその辺を整理して公式設定として出していますが、あれが今のアニメでも公式見解になっているのかは…どうなんでしょうね。
ミニドラは本体も小さいが、出してくれる道具も小さい。何をもって作られた製品なのかは謎ですが、スモールライトを活用すれば何とかなる。大は小を兼ねるのではなく、小が大を兼ねるお話。ウルトラQの「1/8計画」的なSF要素かもしれない。みんなで小さくなればエコである。

「ぞうとおじさん」は、戦時中に殺されたぞうを助けようと、太平洋戦争中の動物園へ向かうお話。
「戦争ならだいじょうぶ。もうすぐ終わります」「日本が負けるの」みんな大好きなあのシーン。
原作はのび太のおじさんの体験談っぽくなっていましたが、アニメでは大叔父さんっぽい感じになっていました。明確には語られないが、まぁ親戚ではあるらしい。
まるで劇場版の如き作画で動きまくり、最後はほろっと来る満足感の高い一本。
基本的に原作の流れですが、今回のアニメではハナ夫が象を殺そうとする軍人を助け、軍人の方も出来れば殺したくないのだと人間性を見せるくだりが新たに付け加えられている。つまり、動物を殺そうとしたのは軍人という人間ではなく、戦争という現象なのだと描いている。一度始まれば抗えなくなってしまうとも。
原作ではステロタイプな悪役になっている伍長さんですが、それはそれで戦中に理解しがたい存在だと感じたF先生のリアルさなのかもなぁ。現代人の俯瞰した視点で見た当時の軍人と、当時少年として肌で感じた印象は変わるものなのかもしれない。まぁ、漫画として分かりやすく描いただけかもしらんが。

リニューアルしての印象は、色味が鮮やかになったコトでしょうか。
作画の方は、「ぞうとおじさん」が完全に劇場版と同等の動きとデザインで、まさかこれは続かんだろうという気持ちもありますが、そこまで大きく変わったというワケでもないので、おっちゃんの目には気にかからない。
引き続き原作に近しい作風を目指している安心感があるので今後もよろしくお願いいたします。
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2017年 07月 24日
前回、パラドを消滅させたかと思われたエグゼイドでしたが、消滅の間際に永夢の中に取り込むことで助けていた…とこの辺りは予想通り。
では、元々消滅させる気が無いならば前回のあれは何の茶番だったのかというと、パラドに命が消える恐怖を理解して貰いたかったから、とのこと。
これによってパラドは命の大切さを知り、自分が消してきた命への後悔に苛まれる。命の大切さを理解したパラドと共に、永夢は協力プレイでクロノスに立ち向かう。

流れとしては想定できた流れで、遂にここまで来たかというカタルシスもありますが、改めて見ると宝生永夢って奴はなかなか恐ろしいヤツです。
心が繋がっているコトからパラドが死への恐怖を感じ始めていたことを分かっていたので、死をリアルに体験させることで理解させようとしたと。
暴力の痛みが分からない奴に殴って分からせるみたいな話です。そういうやり方もまぁあるかもとは分かりますけど、それを医者がやるのか…と思うと、宝生永夢おそろしやです…。以前にもゲンムが一度死ぬ攻略法を提案していたりと、ゲーム攻略に関してはかなりエグイ方法も平気で使います。ブラック・ジャックだったらやりそうな手ではあるがなぁ…。

といったわけで、遂にパラドと協力プレイ。
そもそもパラドは永夢の遊び相手として誕生し、ずっと心のときめきを求め、それは言ってみれば「人間になりたかった」というトコロに落ち着いてしまう。
そして、今のパラドはコンテニュー出来ない仕様になり、命の重さを理解している為、それは人間と変わらない存在であるとも言える。
永夢と共に人間の自由の為に戦うパラド。それによってパラドクスは本当の「仮面ライダー」になったのだと言える。

パラドが仲間になるのではという布石は結構前からあったので納得の面もありつつ、人死にを出した張本人を受け入れるのかという驚きも一方である。まぁ黎斗なんか反省もせずに仲間になったような顔しているので、それに比べたらかなりマシであるという風にも見えるが。

パラドを自分の罪として受け入れながら、しかし医者として前へ進んでいこうという成長です。
ワクチンの考え方と同じで、「ウイルスを駆逐しようとしてもダメ! 上手く有効活用した方がイイ!」というコトでもあるのかもしれんなぁ。
「ウイルス」も「死」も、この世から消し去ることなどは出来ないのだから、上手く折り合いながら進んでいくしかない。
それが死の概念を根本から消し去ろうとしているクロノスへの対抗案でもある。

といったトコロで檀正宗が「リセット」の能力を発揮して、ハイパームテキガシャットを消し去ってしまう。いや、もう…なんだコイツ。

まぁ、ムテキは死の概念を消し去ったガシャットでもあるので、あれはあれで医者からすれば悪魔の力みたいなモンだし、消えてしまうのも仕方ないようにも思える…。

仮面ライダー 各話レビュー
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2017年 07月 24日
アルゴ船から復活した自称・伝説の救世主、鳳ツルギ。
やたらスケール感のある自分の伝説を語りだしますが、そんな歴史はキュウレンジャーの誰一人として知らない。
ツルギは、自分がコールドスリープしている300年の間にジャークマターが真の歴史を闇に葬ったのだろうと考える。
300年前の事を知っている人がいれば確認できたかもしれませんが…そう、たとえば…先日300歳になったという天秤座の機械生命体とか…。
偶然にも今回ツルギとは顔を合わせていないわけで…そうかぁ、この為の300歳設定だったのかな。

地球にはツルギに関する博物館があったコトが分かり、ラプターの基礎となったアンドロイドはツルギが開発したとも言う。ジャークマターの歴史教師はツルギの事を知っていて、大風呂敷を広げているだけかと思いきや、実しやかになっていく伝説。
そしてまた、ドン・アルマゲもツルギがかつて倒したはずだともいう。
では現在のドンさんは何なのか…と新たな疑問が。

伝説の救世主復活に伴い、もはやキュウレンジャーは不要であるとツルギ。
それに対して、本来は非戦闘員の秘書アンドロイドとシェフであるラプター283とスパーダが、キュータマに選ばれた自分たちの戦う姿を見せる事で納得させる。

戦いは戦える奴に任せておけというツルギの言い分も尤もであるけれど、本来非戦闘員である者が戦うという姿に“誰でも救世主になれる”というメッセージがあり、そこにこそ「戦隊」のテーマもある。
ツルギは一人で戦っていた救世主っぽいので、言ってみれば戦隊ではなくライダー的なヒーローなんですよね。
今回の意見対立は、個人ヒーローと戦隊ヒーローの対立であるとも言える。

そんな中で戦隊ヒーローの優位性を描くモノとして、個人ヒーローでは救えなかった宇宙が戦隊ヒーローによって救われる…という物語が紡がれるのかなぁと、現時点では推測されうる。

そしてエンディングはキュータマ音頭。
そうそう、これを待ってたんだよ。
戦隊はこういうのでいいンだよ(ぇ)。

スーパー戦隊 各話レビュー
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2017年 07月 23日
2017年 07月 17日
エグゼイドの変身能力を消すため、自らパラドを絶版しようとやってきたクロノス。
パラドは死の恐怖に苛まれてしまう。

かたや、ニコがゲムデウスのゲーム病にかかってしまったことで、残っているバグスターを倒してゲムデウスまで辿り着かねばならなくなった永夢。
とはいえパラドを消せばエグゼイドにはなれなくなり、クロノスへの対抗手段が消えてしまう。
大勢を救うために目の前の患者を諦めるか否かと決断を迫られる。
そしてついでに、ときめきクライシスのガシャットロフィーを貰う。

永夢はパラドとの決着をつける為に勝負をしかけるも、ははあコレは黎斗からクロニクルのガシャットを破壊したらゲームが終了するか否かを答えさせるための張ったりですね…と思ったところで、本当にパラドが消えてしまい次回へ。え。

まぁ恐らく本当にはパラドは消えてはいないのでしょうけれど(予告でエグゼイド出とる)、永夢の狙い含めて次回にとしか。
永夢を消さないようにパラドが憑依したことがあったけれど、その逆に永夢がパラドを消さないようにも出来るという事かしら。

パラドが明確に死の恐怖を感じている。命が無限だったゲーム世界から人間に近い存在になって来ているということに。
この辺がどう作用するのか…人間と理解し合えるステージに来ているとも思えるけれど、パラドも普通に一般人消してるだけに素直に握手とはいかんでしょうしなぁ…。

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2017年 07月 16日
2017年 07月 10日
重症の大我を救えるのは飛彩しかいない。
病院へ現れた飛彩は手術を始めるも、実は檀正宗から手術をわざと失敗するようにと命を与えられていた。はたして飛彩はその命を聞くのか否かというお話。

前回に引き続き、せっかくの作戦を自らバラしていく檀正宗。
あんなに強そうだったクロノスがどんどん小者化していく。これが…平成ライダーか! 平成ライダーっぽいぞ!!

飛彩は大我を救い、檀正宗は律儀にも約束通り小姫を消滅させる。
確かにそういう約束だったけれど、人質がいなくなってしまってはもはや完全に飛彩を手駒に出来なくなるのですが…約束は守る主義なのか、あるいは飛彩が苦しむ姿を見たかっただけなのか…。

医者として、たった一つしかない命を守ろうとするのは当然のこと。
かたやゲームでは、何度死んでも生き返ることが出来る。
では死んだはずの人間がゲームの能力によって復活出来るのだとしたら、医者はそれを受け入れるのか…?

と言ったところが最近のテーマ。
命が大事だからこそ甦るのならそれもイイではないかとも思えるし、それを受け入れてしまえば医療そのものを否定することになるとも言える。
これが非常に悩みどころで、ライダー自身がゲームの力を使っている以上、ゲーム理論を完全否定してよいのかという部分でもある。

飛彩は過去の命と今の命で、目の前にある命を救う選択をする。
それによって小姫は完全に消えてしまうけれど、「世界で一番の医者になって」という小姫の願いは飛彩の中で生き続ける、というのがまさに今回の話。

死者が命として復活はしなくとも、今生きている人間の記憶や心の中で生きるコトが出来るのであると見せるお話。つまりゲームの能力など使わなくとも、死者は生き続けられることが出来るという一つの解答を得たのです。

ようやっと一つの解答が提示され、すとんと落ちました。
しかし、その回答自体はよく考えたら「ゴースト」と同じことを言っていたりするのですよね。脈々繋がる命の連鎖なのかもしれないな…。

飛彩本人は辛い決断ながらも、ドラマ的には非常に熱い話でしたし、仲間と協力することで能力が上がるという設定のタドルレガシーともきっちり結びついた話になっている。なんなら今回が初変身だと、よりテーマが見えたかなとは思いますが。

医療とゲームというモチーフで「命」を描こうとする番組の中で、ひとつの解答が見えたお話だと思います。全体としてそこに行きつくのかはまだ分からないけれど、今回の話で番組が何処に向かっているのかが見えたため、かなり安心感を手に入れた印象です。

飛彩と大我も和解し…これはこれで大我の死亡フラグが立ったかなと思わないでもない(ぇ)。

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2017年 07月 10日
スコルピオとの最終決着。
復活したチャンプの助けもあって、スティンガーは遂に勝利する。
スコルピオは最期、スティンガーの毒を吸い取り、ドン・アルマゲからの攻撃を受け止めて散るのでした。

闇落ちした兄のスコルピオでしたが、最期の最期で弟想いの兄に戻ることが出来た。
前回、暴れるスティンガーを小太郎が正気に戻したコトと重ねられているのだろうなと見える。弟だけが闇落ちした兄を救うことが出来るのだと、前回の話で回答を提示していた。

チャンプの敵討ちという願いは果たされ、スティンガーが(優しかった頃の)兄を見つけるという願いも、これで果たされた事となる。
勿論どちらも、仲間がいなければ果たされなかった願いなのであったという部分にキュウレンジャーのテーマが見える。

とうとう復活したアルゴ船から出てきたのは、スペースバスター・ホウオウソルジャー。本人曰く伝説そのものだとか。
一話の中で前半と後半がまるで違うエピソードだったのかと思うぐらいに盛り盛りだったかと思います。
スティンガーのドラマに決着がついたと思う間もなく、ホウオウソルジャーに持っていかれる。恐ろしい…これが伝説か…。

マーダッコさんは遂に終わりっぽい断末魔だったけど、はて…。
東映なのでたとえ予定通りの流れでも、後で幾らでも安易に復活出来るのですが。

スーパー戦隊 各話レビュー
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2017年 07月 09日