2016年 12月 27日
いつもお世話になっている真理夫さんにクリスマスのプレゼントを贈ろうと考えたジューマン4人。
ケーキが余って困っているケーキ屋の為、ジューマンの姿となってケーキを売る。
その姿を見た大和は、本来ならこれがジューマンと人のあるべき付き合い方ではないかと考える。

今週のプレイヤーは街中を絵の具で塗り固めようとするアーティストタイプ。アザルド一派にもパワー以外のタイプおるんや。
迷惑な事をと言われるや、ジューマンも普段ニセモノの姿で騙しているではないかとアザルドさん。
実に痛い所、というかテーマ直球で投げてくる。終盤っぽい。

今回の敵さんはアーティストで、真理夫さんも同じくアーティストだから何故敵役に? と思ったのですが、そういう対比の中にありましたか。心に正直であることがテーマなので、普段から真理夫さんにウソをついている点はジュウオウジャーの痛い所。
今回は遂に真理夫さんに正体がバレてしまいますが、それはジュウオウジャーが更に強くなる布石であると。

本来なら自ら明かすという行為こそが必要かと思いますが、その辺の決着は次回かしら。てゆか予告ずるい。

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2016年 12月 19日
捕らえられていた操を病院へと運ぶ大和は、その病院で父親と再会。
ここで随分前から種を蒔いていた父親との不和が解け、そのドラマの勢いのままバトルに突入だな、分かるぜ…と先週の時点では思っていたのですが、今回は父親も問題も顔見せのみ。あれま。
「家族の元へ帰る」という事がゴールになっている番組なので、ジューマン4人が変える手立てがまだない中、大和だけが仲直りしてしまうワケにもいかない…みたいなコトなのかもしれない。

では、このクリスマス前の決戦に用意されたドラマは何かというと、操がジニス様への恐怖を克服するお話。大和の言うように、恐怖に打ち勝った操と、恐怖に負けたクバルとの対立。操の成長譚に決着をつける話ってことかな。

ただ、恐怖云々というのは重要ではなく、実際には仲間の有無こそが対立軸だったのだと思われる。操は仲間がいたから恐怖を克服できたし、クバルにはそれがなかった。
恐怖に負けるというそれ自体は、野生動物の本能にもある事なのだから一概に悪とは言い切れないコトですしね。

大和の父親との不和や、操がいなくなった事に異様に動揺した件などは持ち越し。

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2016年 12月 12日
とうとうジニス様に反旗を翻すことを決意したクバルさん。
かつて自分の星を滅ぼされた復讐です。
とはいえ自分だけでは勝てる見込みもないと見て、ジュウオウジャーを利用します。操を拉致し、それをジニス様の犯行かのようにすることで戦い合わせようとする。

クバルさんはジュウオウジャーが仲間を助けようとする時の謎パワーがあればジニス様をも倒せるのではと考える。
これまでの諸々の事から、仲間パワーが凄い力を発揮するからだと学んでいたのだそうです。最近、何故この話をこの終盤にやる?みたいなエピソードが続いていたのですが、一応あの結婚詐欺師の話もクバルさんが人間の内面性を知る(納得という意味でなく)意味で機能していたのかしらね。

共通の敵を持ち、仲間パワーの可能性に気付いたクバルさんですが、特にこれから仲間になりそうという気配が感じられない点が面白い。
やってる事だけ見れば、仲間パワーを信じて協力して一つの敵を倒そうとする…というジュウオウジャーのやってる事と変わりないというのに。

やってることが同じでもわかり合っているわけではないので、クバルさんは相変わらず作中においては「悪」のままです。
「善」なるジュウオウジャーと「悪」なるクバルさんの違いとは何か…と考えると、騙し打ちという点に尽きる。
「正直」である事が善であるこの作品中において、他の者全てを騙していたクバルさんは、たとえ仲間パワーの可能性を信じていても「悪」のままであり、勝負には勝てないのでしょう。

もし仮にクバルさんが喫茶店か何かにジュオウジャーを呼び出して全て正直に話して協力を仰いでいたのであれば、これは勝てる可能性十分あったのです。惜しいね。

次回は遂に大和のお父さんが登場して、今まで隠していたことが正直に明かされるってコトかな。その対比の中でジュウオウジャーはクバルよりも正義に近い位置に立てる。

ジニス様はキューブホエールのデータを使って、地球のパワーを利用することが可能に。ジュウオウジャーvsジニス様は、地球vs地球という構図に…。

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2016年 12月 05日
デスガリアンのシェフードンさんが街の人を高カロリーで太っちょにしまくっている中、クバルさんが生み出した結婚詐欺士の伊達さんこと零さんがセラを狙うお話。

基本的にクバルさんの命令を聞くコピーですが、行動の中で発露した感情に揺られて命令にないことをする。最後まで零さんがコピーである事をセラは気付かずに終わるんですね。
これはどう捉えれば…と思うのですが。コピー人間にも良い心が芽生えるというお話は前にもやっているだけに、また見せられてもなぁという気もするし、セラのロマンス回にしたいのであれば別にコピーである必要はないだろうし…。
うーむ…ちょっと掴みかねる。

意外と、主軸はクバルさんが人間の感情の不可解さに触れる為のお話だったのかしら…? でもどう見ても味方にならなさそうだから、そこが後の布石に成り得るだろうかというと望み薄だしなぁ。



レオは不良にいじめられている少年ジュンに出会い、もう不良に絡まれないように特訓を施すことにする。
高校生ぐらいのヤンキーが小学生から毎度カツアゲしてるセコさが気にかかりますが、おそらく家が金持ちで相当に良い金づるだったのだろうなぁ…。

レオの協力もあり強さによって不良を撃退したジュン。しかし復讐に拳を振るおうとした所をレオに止められる。
力は守るために使うものだと諭して、レオは今週のプレイヤー・キルメンチさんに立ち向かう。
ヒーローは暴力を成す者に暴力で対抗する矛盾した存在なので、この辺の説明は気を使いますね。

不良っぽいレオが不良と対決するというヤンキー漫画みたいな話なのですが、似た者同士のように見せながらレオの男気の優位性について語っている。これ、前半でやるような話ではなかろうかって気がするんですが…。

クバルさんはナリアさんと対決。何故かここのバトルが一番気合入っているように見えます。次回はクバルさんが遂にジニス様に立てつくようですが、相変わらずジュウオウジャーは蚊帳の外のままなのか否か。
敵サイドだけでぐいぐい話が進むとゲキレンジャーを思い出す…。

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2016年 11月 21日
王者の資格を奪ってジューランドとこちらの世界の繋がりを閉ざした鳥男ことバド。
20年ほど前、門番だったバドさんは人間界から迷い込んだ人間を助けたものの、ジューランドは秘密を守るために捉えた人間を返さずに牢に閉じ込めたのです。さらに牢から抜け出したその人間は崖から落ちて…と、その悲劇を繰り返さぬためにバドさんは王者の資格を盗み出したのだそうです。
人間のいる世界とジューランドの繋がりを完全に断つために。

二つの世界を断ち切りたいバドさんと、二つの世界の繋がりのおかげで仲間が出来た大和。どちらにも悪意はないし見ているモノも同じだったりするけど、そのやり方は違うというか…。

ジュウオウジャーのテーマから考えると、ジューランドという秘密の存在が明らかにされるという展開に行くのが劇中善になるのかなーと思える。
二つの世界の行く末がプリキュアの方とも同期している気がして、いつかプリキュアとジュウオウジャーの世界も繋がるんじゃなかろうか…。

人間世界との繋がりを断ち切ろうとしつつ、幼い大和を助けたバドさん。その影響で大和は生き物との繋がりを大いに感じるようになったというし、地球の生き物はみな何処かで繋がって生きているのだと信じている。
逆に言うと、繋がりを断つことなど出来ないのであるというコトか。

バドさんは大和の想いに触れて一緒に戦う。
ここで双子怪人が活きるんですね。
まぁ例え同時攻撃でも6人でやった方が強そうって思うけど、たぶんイーグルとバードが2Pカラーの同位性を持っていることが重要なんだろう…たぶん。

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2016年 11月 15日
ラリーさんに呼ばれて出向いた先にあったのは巨大なキューブ。
手のひらサイズでないと扱いに困るなぁと思っていると、町ではサグイルブラザーズさんがダブルダッチのロープで破壊活動を開始していた。
ブラザーズの片割れを倒して残りは一人…と思いきや、再び現れたときにまた二人に増えている。
倒しても倒しても二人に戻るブラザーズさんとは如何に。

まだキューブあるんだ…と率直な気持ちになりつつ、しかもこの終盤で満を持して登場するのがタコとは…。

お話はダブルダッチで足を負傷した大和に責任を感じた操が、力業で名誉挽回するというもの。鳥男さんが再登場するお話なので、子どもの頃の一件に合わせて大和が足を負傷するという展開が必要だったのかなと。

ブラザーズさんのトリックとバドさんの活躍は次回へ引き。
特にタコっぽい話ではなかったですね(タコっぽい話とは)。

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2016年 10月 31日
ハロウィーンで浮かれる街に現れたプレイヤーはサンババさん。
熱いダンスで街を燃やすというチーム・アザルドさんらしくシンプルなスタイル。その分、キャラは濃いが。
そんな中、タスクは偶然助けた少女から王子様であると好かれてしまい、アムは少女からライバル認定されて困り果てる。

タスクが「その気は無い」とハッキリ言うことが出来ずに困るものの、遂には決心固めて正直に言おうとするというトコロがこれまで通りのテーマに沿っている点でしょうか。
しかしてお話は、お姫様願望に憧れる少女がタスクよりもアムに王子性を発見して終了する。え。

本来のテーマ(心に正直であること)はありつつ、そんなことより別の場所に落ち着いている感じ。猫だまし回と同様に、ややテーマに対してカウンターな印象。サブライター回は遊ぶ方針か。

Gプリのメインライター回なのでお姫様回をネタにしたのではないかという気がせんでもないなぁ。相撲回は怪人のデザインを活かすためのお話だったとのことだけど、今回は怪人ありきでもないし、Gプリ以外にこの話を組もうと思ったとっかかりが見当たらない…。

タスクとアムのコンビ回という点では初めてで、ややいい加減という意味でレオとアムは被るので、レオ・タスク回とは別のアプローチになるようにせねばというのもあったのかなぁ、などと。

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2016年 10月 24日
前回バングレイさんにさらわれてしまった大和。
バングレイさんは大和とキューブホエールとの交換を要求してくるものの、ホエールを連れて行かずに大和を救出しようと考える5人。
しかし、ホエールにとっても大和は大事な存在であり、それを理解した5人はホエールと共に大和の救出に挑む。

前回は騙し討ちを計画して失敗していましたが、今回はフェイク抜きで真向勝負で挑む。「正直さ」がテーマのジュウオウジャーなので、その方法こそが勝利への道筋となる。

とはいえ作劇の事を考えるとフェイク抜きで戦うのって結構大変ですよね。ヒーローは昔から「ハッハッハ。バカめ、お前たちを誘き寄せる罠だったのだ!」みたいなフェイクやハッタリが大好きだし、それがあることで展開にうねりが出て面白くなる。
真っ正直に戦うのは直線的で、展開としては面白さを作り辛い。

だもので、そのへんどうやるのかなーと思いながら見ていましたけれど、意識的フェイク抜きで展開にうねりを出す見せ方(結果的に死んだかなと思ってしまう)をしていて、なるほどバランスよく組み立てたなーと感じました。

仲間との絆を確認する中で、それを動物の「群れ」と同期させ「動物戦隊」としての意義を語る。いわゆる“タイトル回収”だけあって非常に熱い流れ。
そこからさらにキューブ全合体へと雪崩れ込んでいくトコロまでテーマ的に一体感ある展開になっていてやはり熱い。

割とオーソドックスでシリーズとしての色味は薄いことが特徴のようなジュウオウジャーだけど、今回はタイトル回収だけあって「動物戦隊ジュウオウジャー」だからこその語りでテーマを見せつけて、とても見応えがあるお話でした。

そんなワケでバングレイさんはさよなら。
ジニス様攻略の為にクバルを手伝ってくれるはずだったのに何もしなかったな…と思いましたが、それなりに右手が役に立つ模様。
あと、巨獣ハンターと言いつつ巨獣ハンティングしている所(成功した所)が全然見れなかったのは残念な気もする。

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2016年 10月 17日
町に以前倒したプレイヤーが現れ、またバングレイさんがキューブホエールを狙って活動し始めたと察するジュウオウジャーの皆さん。
早速ホエールを使わずに対処すると、好戦的性格のホエールは不満げ。
こうなったらとホエールの偽物を作ってバングレイさんを罠に嵌めようと試みることに。

ホエールの偽物製作や、これまでのカブリ物が活用されたりと、真理夫おじさんの作品が今回大活躍。しかしどんどん壊される…。

偽物のホエールを作ってみたジュウオウジャーでしたが、バングレイもまた偽物のジュウオウジャーを作って対抗。偽物を使う作戦には一日の長があるバングレイさんに敵うはずもなく、まんまとしてやられる。

テーマ的に見ると、ジュウオウジャーさんのテーマは「心に正直であること(本能覚醒)」なので、嘘をついて騙すという作戦はジュウオウジャーにとっては悪手でしかない。
今回バングレイさんに負けを喫したのも、嘘を用いた作戦であることや、ホエールの気持ちを無視していることがテーマに反していたからであるからだと推察できる(前回の猫だましは…?)。

といったわけで次回はそれが表返るのであろうと思いますが、真理夫おじさんに黙っているのもこれまたテーマに反しているだけに、いつになったら打ち明けるのかなと思えて来る頃合。

あ、余談ですが石川Pが東映アニメから戻ってきたんですね…。

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2016年 10月 10日
今週やって来たデスガリアンのプレイヤーは、宇宙の相撲をほぼほぼ会得したというスモートロンさん。
町の人々を次々に力士にして相撲勝負を仕掛ける。そして勝利ポイントが上がるほどに番付が上がってさらに強くなる。負けた人間は相撲の稽古を延々させられてしまう恐ろしい相手である。
スモートロンを倒すには相撲のルールに則って勝負するしかない。
レオとアムは大学の相撲部に修行へやって来る。

話の流れ自体は筋が通っているけど、重大な問題に何一つツッコミが入らず前へと進んでいくナンセンスな空気感が実に好い。というか、下山さんが書いていることもあってか、まんまニンニンジャーのノリ。いいぞぉ。

ジュウオウジャーのテーマは「心に正直になる」コトなので、猫だましという戦法は卑怯だというレオはテーマから見て全然間違ってない。そのくせあっさり猫だまし使ってるのが実に面白い。というかアムはアムで騙し打ちで勝ってるし、猫が騙すから猫だましなのか…?

最終的に相撲部が「猫だまし使いません!」と言っている所に納まるのは番組テーマ的に沿っているけど、アムは騙し技で勝ってるし、バトルの勝利はテーマの勝利ではないとちゃぶ台返されたようなカウンターを食らう。

スモートロンのデザインありきで作られたお話だそうですが、いつもと違うノリが楽しいです。
この話自体が猫だましのような装いの話であったともいえる。

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