シンケンジャーになって以来、なんやかんやありつつも修行を積み重ねいる千明。
しかし力は相応に持っているはずなのに、カブトディスクを上手く使いこなす事が出来ない。
彦馬は自分に伝わっている字の意味を理解せよと説く。
モヂカラとはその文字の意味を理解し、強く思う事によって使いこなす事が出来るのだという。
“モヂカラ=気持ちの力”説を推奨しているウチとしては、劇中の「モヂカラ」という単語を「気持ち」という言葉に置き換えて代入すると、理解しやすいのなぁーと思ったり。
強く思う事によって使えるのだとか、やはり自分の内側、精神的な側面からから発生するモノなのですね、モヂカラってヤツは。
自分の中の「木」のイメージを具体的に思い描くというのも、要は自分自身の魂のイメージってコトなのでしょうしね。木の文字で気持ち…なんてな(うわ)。
この“モヂカラ=気持ち”に置き換えられる辺りが、「ゴーオン」の“ソウル=魂”とも重なる気がするのですけど、そーゆーの最近の流りなんすかね、コレ(え)。
あ、でもそれを言ったら「激気」も「ボウケンスピリッツ」も「魔法(勇気の力)」も全部自分の内側の力なんですよね…。
そうかぁ、精神の具象化は戦隊のドラマツルギーの鉄板やったんか…。
それが分かり易く視聴者に伝わったのかどうかはともかくとして(ちょ)。
自分の力の未熟さを分かりながらも修行をしてきた千明。
その自負があるからこそ、力を得た今、先を行く丈瑠や流ノ介と違ってたまるかと思う。
しかし自分だけの文字や意味があるように、自分も皆と違っていて構わないのだと知る。
三幕のラストで、丈瑠に追いつきたい!とクラウチングスタートをしてその背中を追いかけていた千明が、十幕で違っていてもイイのだと気付いてしまう…。
まぁ、それでも未だに丈瑠との実力差はあるので今後も背中を追うのではあるでしょうが…ここでもう「自分流で行け(byガルルさん)」というコトに気付いてしまうだなんて…ちょっと早くないすか?
真面目に成長劇しているなぁーとは思いますけど、このペースじゃさすがに一年間もたない気が…。
なんだろ、半年ぐらいで死ぬのかな(こら)。
いえね、成長劇のペースは配慮しておかないと後半になって何でもかんでも言葉一つで解決してしまうような何処かの神的プリキュアさんみたいになってしまうんじゃないかという懸念がね…(え)。
人が神に近付くなど…っく!
⇒
スーパー戦隊 各話レビュー
- 関連記事
-
コメント
いっそのこと
2009/04/22 00:49 by オゴポゴ URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
今回のアヤカシの特殊能力はドラマに結びつかないってのが勿体無い能力でしたよねー。
靖子にゃんならいくらでもステキドラマに仕立て上げられたでしょうに。
どうせ捨てる特殊能力ならもっとテキトーな能力にすべきでしたよ。
たとえば日々これ精進心を磨くと言って技のスピードだけがとりえみたいな…そんな後半ではあまり使いようの無い能力とか(ちょ)。
2009/04/22 21:13 by TJ-type1@管理人 URL 編集
要らない子っていうより
それにしても「モヂカラ」ってのは爆発的に成長するものなんですね。
少し前は丈瑠でもカブト折神を使うのにモヂカラが足りないって言われていたのに。
千明も成長したもんだ。
成長劇が好きな自分としては、がつがつ成長していくドラマはとても楽しめます。
きっと追加戦士の登場や戦いの激化で終盤はこういったドラマが少なくなるでしょうから、
今のうちにやれるだけやっておいて欲しいものです。
2009/04/22 22:50 by 紅 真太郎 URL 編集
◇コメントありがとうございます!!!!◇
自分からカブトの権利を差し出したとはいえ、「どうせ初めから女子が新装備のメインに連なるとか無いんだろ」と穿った見方をしてしまって…。ほら、ピンクの扇も黄色のブーメランも発売されないしさ…へへへ。
後半に段階を踏んだ成長劇は難しいんでしょうか…そういえばゲキレンジャーも後半は全然修行しなくなったし、プリキュア5も身内だけで話を回すようになったよなぁ…。
近年、シリーズ後半部において著しい成長を見せ付けたのは753ぐらいじゃなかろうか(え)。
2009/04/23 00:56 by TJ-type1@管理人 URL 編集