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2009年 01月 16日
本日放送は「のび太の夢物語」でした。
最近は短編2本より、中編1本という構成の方が多くなってますね。少しでも原作消化の速度を抑えようとしているのか、そうか…。

原作では「ドリームプレイヤー」というタイトルのお話で、まさしく何もかもが「夢物語」であったという今回なのですが、とても楽しく拝見する事が出来ましたよ。
いやー、面白かったですわぁ。

自由に自分が見る夢の物語を決められる道具を使い、まずは「教訓」の夢から見てみるも、すぐに諦めて次々に夢を変えていくのび太…。

夢は将来への夢的な意味合いも含まれているのね、ふぅむ。
今回の夢ソフトが原作のカセットから光ディスクになっているのが何とも時代を感じます。百年後に磁気テープは…確かに無いわな。
どんな夢を見ても何でもかんでもすぐに諦めてしまうのび太が夢から抜け出せなくなって後悔するも、実はそれは全部「教訓」の夢の一部であったというドンデン返しなオチが待っているワケですが、そのオチが分かっている人にとっては原作以上に「これは全て『教訓』の一部なのだ」というのが見て取れて、なるほどぉーと思ってしまいます。

原作の場合、“西部劇で馬に乗れなくてあきらめる”と“青春劇でおいてかれてあきらめる”という件なのですが、今回のアニメでは“伝説のレジェンドアイランドを見つけたいけど、三日ほどボートをこがなきゃいけないのであきらめる”とか“敵母艦のバリアを解除したいけど算数が嫌であきらめる”だとか、“敵を倒したいけどピーマンがキライであきらめる”であるとかが詰め込まれていて、割と「努力すれば何とかなるコト」というのが分かります。
ちゃんとした目的とその為の方法も分かっているので、あとは「努力」しさえすれば何とかなるのにそうしないという、いかにもな「教訓」ぽさがにじみ出ていますよね。
そう思うと、原作の“馬に乗れない”っていうのは…まぁ大概の人は馬になんて乗れないですから「乗れなくても仕方ない」というコトになって教訓的な意味合いが弱くなっちゃうんですよね。
いやはや、なるほどですなぁ~。

にしても夢の展開も逐一面白かったですよ。
ミーナモット家のレジェンドアイランドとか、微妙にCGに気合が入っている気がした宇宙母艦とか、日本中の家庭のおかずをピーマン料理にするとか何て恐ろしい作戦なんだ!とか、何処の浦沢作品だとか、仮面ノビターていうかパーマンぽいんですけど…とか、「僕たちは青春じゃないか!」とか。
楽しいですなぁ~。

のび太が夢から醒められなくなるという件からも結構好きでして。
どこのエヴァンゲリオンだという精神世界迷い路みたいな映像に入っていくのが溜まりません。
「ドラえもん」というある種の国民的ファミリーアニメという記号を貼られた作品の中で、こういった少しシュールで尖った演出というのがもう…凄くイイですね。
ボクは「ドラえもん」て作品は、各演出家さんの色が出る遊びを多少入れたとしても、揺るがない安定感を持っているコンテンツだと思っています。だからこそ、こういう尖ったコトもどんどんやってくれてイイのではと思っていただけに、今回の演出はとても嬉しかったですねぇ。あぁ、といってもあくまで、ある程度のレベルだとは思いますけどね。いきなり押井守に演出とかされても困るしさ(ちょ)。

作画も結構好かった様に感じましたし、今回はホントに楽しめましたわぁ…。
いつもよか若干、年齢層高めなエピソードではありましたが、クオリティは充分に高かったかと思いますよ、ええ。

映画まで7週…とか見ると、ホントにもうすぐなんだなぁとしみじみ思う今日この頃…。
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COMMENTS

Commented by dolive URL at 2009-01-17 16:17 #0Bw/CRBg Edit
Title :
確かに今回のドラえもんには面白さ、シュール、怖さなど色々入ってましたね。
特にあの浮遊ドラえもんは個人的にすごく怖くて、トラウマになってしまいました(苦笑)
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2009-01-17 23:46 #ZAYoVZVs Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>doliveさん
今回は色んな側面から面白い一本に出来ていたような、そんな気がしますね。
振り向いたら別に移ってる浮遊ドラの恐怖や、果てなく続くテレビ画面が尖った演出でステキでしたわぁ…。
あのままどっぷりエヴァンゲリオンみたいになるのかとドキドキしちゃいましたね(え)。

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