2008年 09月 04日

凄く…大きいです→

再生怪人といえば十三人!…という拘りが全然分からないボクは、凄く普通の人なんだなぁと認識しました。

いやぁ、毎年観て毎年思っていますが…話のすっ飛ばし方が凄いっすね。
特に前半部。すさまじい速度で転がっていきます、目まいを起こしそうなぐらいに…。


■ヒーローになる時、それは今!

「ゴーオンジャー」はとてもシンプルにして王道なヒーロー番組。
そして今回の劇場版におけるテーマも「ヒーローとは何か?」です。
王道ヒーローだからこそ、何がヒーローなのかというコトを真っ向正面から考えてぶつかっていかなければならないのです。
王が通る道だからこそ、決してその道は安易に歩くことなど出来ないのッ。

強さを求めてマシンワールドから飛び出した炎衆の三人(三台?)。
行き着いたサムライワールドで出会った魔姫の誘いに乗って、強くなる為に心を捨てる…。

当たり前のコトなのですが、ヒーローは強いものです。

地球とか宇宙とか町内とかを滅ぼそうと企む悪に対し、真っ向戦って勝利する事が使命として与えられているのですから、強くなければ勝てません。
へっぴり腰で戦う仮面ライダーとかいたら絶対おかしいでしょ?(え)

では、強ければヒーローなのかといえば、勿論それは否。

炎衆の身体である炎神キャストは魔姫とその部下たちに奪われてしまい、その炎神キャストの強い身体の力を利用して、魔姫たちは強大な力を手に入れます。
しかし、炎神と同じ身体、同じ力を使っていても、そこに正義があるのかといえば、あるはずも無く…。

正義は身体の中にも、強さの中にもありません。
正義は魂に…ソウルの中にしか無いのですッ。

強いからヒーローなのではなく、ソウルの中に正義が宿っているからこそヒーローになれる。
だからゴーオンジャーはソウルを捨てないし、心を捨てない。
だからヒーローになれたし、だから強い!

大きなお友達的には分かっているつもりでも、やはり思い返して子どもの頃とゆーのは、ついぞ戦闘場面にばかり目がいって、そのヒーローの強さに対して憧れを抱くモノ。
でも、本当のヒーローはそういう「強さ」じゃないんだよ、と教えてくれる今回のテーマはとてもステキですねん…。

だからさぁ…やっぱり心技体なら「心」が一番大事なんだよ…。それをわざわざ捻リ回して「体」にしたのが最初のつまづきだったんじゃないかなぁ…。そこを納得させるのって絶対に無理が出るもんなぁ…え、いや…ちょっと昔の話です。気にしないで下さい…はぁ。


ソウルの次に大切な物――相棒。

炎衆が勝てなかった魔姫に炎神たちは勝てた。
炎衆と炎神にスペックの差異があるわけではないでしょう。軽くディティールを変えて発売しているだけなワケだし(ちょ)。
炎神にあって炎衆に無かったモノ…それが相棒。

たとえ一人では敵わない相手でも、ふたりなら勝てる。ふたりなら怖くない。
だからプリキュアはふたr(ry

誰かの為に戦うヒーローだからこそ、仲間との絆は大切にしなければならないのだという、そんな当たり前のコトでも書いておくか(ちょ)。


せっかく身体を取り戻した炎衆たちですが、魔鬼を倒して力を使い切って石になってしまう…というゴーオンジャーらしからぬ、ちょっと哀しいラスト…。
たとえ自分の身が滅ぼうとも、正義の為に戦う心。
その自己犠牲の精神もまた、ヒーローには必要なコトなのだと…川内康範センセも仰っていたと思います、たしか。

ヒーローとは何か、ヒーローに必要な物とは何かを切々と説いていますよね。
わざわざ炎衆の三人に特撮ヒーロー出身俳優を起用しているのも、そのテーマに則してのコトなんですよねぇ…。
あぁ、そうか。初っぱなの13人の再生怪人というオマージュもそんな深い意図が含まれていたのかぁ(え)。

テーマに対して凄く真摯に作られているのだなぁ…と感じ入りますね、うん。


■ED、敵キャラもドキドキ愉快だったのが微笑ましいでしたねん…

とても熱い話でした。
「正義はここにある!」という走輔の熱さにジワッと来たりしちゃって。
そんなシンプルなトコロに反応するとか、オレもまだまだピュアだな(え)。

「ゴーオンジャー」らしく“ソウル”をテーマにしているのも頷けます。
てゆか、この番組自体が“ソウル”をテーマにしているだけに、ゴーオンジャー的には凄く真っ当な劇場版だったのだと思います。

それに映画だからこそ、少し哀しいああいうラストが出来たんですよねぇ。
王道のヒーローを探求するというこの番組的には、正義の為に命を落とすというヒーローも、やりたかったコトの一つだったのではないかと、そんな風にも思えたりするんですよねぇ…。
ただまぁ、それをテレビでやると最終回になっちゃうし…だからテレビでは出来ないけど映画で出来る話として、ここに持ってきたのかなぁ…と、そんな気がしますね。

てか、一番頑張ってくれていたのって、ゲタとクジラなんじゃないかなぁ…マジで。

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COMMENTS

Commented by URL at 2008-09-06 11:35 #- Edit
Title : 強さ弱さと力の違い…ゴーオンジャー最高!
魔姫は力を望んだ。
それ故、恐怖などの心の弱さを捨てるため心
そのものを捨てるのだった。そして、彼女は力を
得た。しかし、気づかなかった。それは強さなど
ではなく“力”だということに。
強さは弱さと表裏一体である。
強さとは弱さがなければ存在せず
弱さとは強さがなければ存在しない。
そして、力とはどこまでいっても力でしかない。
圧倒的な力を持とうとそこに弱さがなければ強さも
なくただの力でしかない。
魔姫はその力を強さと勘違いしているのだ。
例え、力がなくても人は弱くも強くもなれる。
そして、心という弱さを捨てた魔姫はただ力だけの
存在でしかなかったのだ。
だからこそ心という弱さから逃げない強さをもった
ゴーオンジャーたちに倒されたのだ。

自分的には内田さんとメガブルーがなかなか
よかった。

再生怪人といえば十三人!…自分は巨大戦より
等身大戦でして欲しかったです。
しかし、あっさり、やられての王道はよかった!

ところで↓
だからさぁ…やっぱり心技体なら「心」が一番大事なんだよ…。それをわざわざ捻リ回して「体」にしたのが最初のつまづきだったんじゃないかなぁ…。そこを納得させるのって絶対に無理が出るもんなぁ…え、いや…ちょっと昔の話です。気にしないで下さい…はぁ。

はなんのことでしょう?気になって気になって……
では、
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2008-09-06 19:33 #ZAYoVZVs Edit
Title : ◇コメントありがとうございます!!◇
>:さん
もうちょっと尺もあって丁寧に描写が出来たなら、魔姫の弱さや炎衆のバックグラウンドなどなど、さらに面白く出来上がったのではなかろうかなどと思ってしまうんですよねぇ…結局毎年思っている事なのですが。

しかしあれですね…ここまで心が大事なのだと訴えると、恒例のVSシリーズのVシネが気になってしまいます。
かたや心が一番、かたや体が一番とか言うてる人たちですからねぇ…凄く相容れないテーマを背負っている二組ですもんねぇ。
しかも主役である黒獅子は死んでいるしなぁ…(え)。

あと個人的にはソニンはもっとエロスを出してよかったと思う うわちょなにするんだやめr

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