
凄く…大きいです→◆すごーく失礼を承知で書かせていただくと… 意外と面白かった…よ(こら)。
「仮面ライダーキバ」でやりたかったコトをちゃんとやっているなぁと、そんな気がする劇場版でした。
■753「相変わらず役に立ちませんね、キミは」物語は、オーパーツの展示会場を襲うファンガイアから始まる。
そこに格好好く颯爽と駆けつける麻生恵。
その二秒後にはいつも通りボコボコにされているのが、とっても期待通りとしか言えません。ホントにもうこの子ったら…
劇場版では既に“キバ=渡”という事実が皆に知られており、それに対してもはや誰かがリアクションを起こすという時期は乗り越えているという頃合の話のようです。
個人的にこの劇場版の設定を聞いた時は受け入れられるのかと若干心配ではあったのですが、驚くほど違和感なく受け入れるコトが出来ましたなぁ…。むしろ、そういえばテレビではまだバレてなかったんだっけね、と思うほど。
ということは逆に…キバの正体が誰かというコトは、さほど重要な事では無かったってコトになるのかなぁ…エヘ☆
テレビでは、紅親子と麻生親子という二組の親子の絆を描きつつ物語を展開していますが、今回の映画版ではそこにもう一つの親子、ヴァイオリニストの榊原とわ(机なつみ)とその娘の机なつきのドラマが配されています。
全然余談ですけど、なつき役の岡本玲は麻生ゆり役の高橋優と同い年なのか…信じがたい事実だ(おい)。
仕事の事ばかりで家庭を顧みない母親に対して反発する娘。
しかし、音也がコピーした母親の演奏を聞くことで、母親の優しさに気付くコトが出来る。
クライマックスでの渡のアレを止めた事といい、何だか殆ど音也のおかげで全て解決している気がしないでもないような…いやまぁ、確かに音也は凄いと思うんですけど…しゅ、主役がさ…ほら、えと〜…。
そういえば「仮面ライダーキバ」という番組は、決して直接的ではない方法によって親子の絆と対話を描く事がフォーマットだったよなぁ…と思い出したりもしました。
既に会う事は叶わない紅父子と麻生母子が、ファンガイアとの戦いを通じて父と母の想いを知るという…そんなドラマのフォーマットが昔はあったなぁ…とね。
最近はそれがとんとご無沙汰なもんですっかり忘れていましたけど、「キバ」がやりたい事ってそういう事なんですよね。うんうん、そーだった、そーだった。
だから、こうして机母子が間接的にではあるけれど対話して想いを知るという場面は、とっても「キバ」っているなぁ…と。
てゆか、こういうのをテレビでももっとやればイイと思うんですよねぇ。紅・麻生親子のみに捕らわれず、広い意味での親子の絆を描くというテーマなら、ゲストキャラを呼びつつシンプルなドラマを構築出来るのではと思うんですけど…どうすかねぇ…。
あとどうでもいいかもしれないンですけど、この番組の親子は女性同士でも苗字が一緒というのが、分かりやすいようで逆にとても分かりづらいというか…ムダに複雑な家庭環境を想像してしまうのは…ボクだけかしら…?
個人的な驚きとしてはですね、この物語が井上さん得意の“関係性の崩壊”によるドラマでは無いにも関わらず、何か…フツーに面白かったコトです(え)。
これはあくまで私見ですが、井上敏樹という御方は、ある関係性を残酷に儚くも美しく壊してゆく様を描くのがとても上手い御方だと思っています。互いに憎しみ合うであるとか、仲の良い誰かが死ぬであるとか、そういう何かの関係が壊れていく時のドラマを凄く劇的に描くのが上手いと思います。
決して合コンとか記憶喪失とか水落ちとかに本質は無いのだと思います。(でも好きだよねぇ〜…)
で、逆に“関係性の構築”を描く方は割と蔑ろだよなぁ〜ぐらいに思っていたのですが、この映画では渡と音也、恵とゆり、なつきととわ、その親子の絆が結びついていく様を描いていたりします。これが何だか普通にグッと来るんです、意外にも(こら)。
絆が壊れていく様じゃなくて、繋がる絆にクライマックスを持ってくるとかが凄く意外で。やれば出来るんだなって(おい)。
だからか分かりませんが、井上さんの担当なすった劇場版ライダーで、見終わってこんなにスッキリするのは初めての経験かも…なんて思っちゃったりして。
まぁ、昔のヤツはもう忘れて来てるんだけど(うわ)。
■とか言いつつ、結局モモ達のインパクトに持ってかれるんだろ?相変わらず脈絡無くバトルがインサートして来たりしますが、そこは生暖かい目で見守るとゆーことで。
レイは要らないんじゃないかなぁーとは思いつつも、一応名護との因縁という意味で決着は付けていたし、恵とゆりのWイクサも見れたし、ゲスト親子のドラマも解決していたし、やるべきコトは全部やりきっていたのではないかと思わせてくれて、割と満足でした。
まぁ、後でパンフレットを読んで、恵とゆりの話が完全にバッサリとカットされていると知ったのはショックではありましたけど…あまりに気持ちよく何もかも切られていて、映画を観ている時に何も気付かないぐらいだったから…まぁ、いいかなって…。
それより、健吾と静香の扱いの方が…テレビだけじゃなくて映画でもあの二人は…アゥゥ。
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仮面ライダーキバ 各話レビュー