ベアールの恋心を軸に早輝と美羽の関係構築、更にはケガレシアの決意的なモノも含まれていたりと、何とも盛り沢山な内容のお話だったと思います。
ベアールを助け出す為に協力を頼まれ、最初は断るものの、自分の中のヒーローとしてのベース“必要としてくれる人がいれば応えたい”という思いからやはり協力する美羽。
後半二人がゴーオンジャーとウイングスの上着を着ていなかったのは、ゴーオンイエローとゴーオンシルバーとしてではなく、楼山早輝と須塔美羽という一人の人間同士として絆を結んだのだという事を意味しているかのように感じたりしますです。
目の保養になってありがたいとかの感動は、あくまで二次的産物でしかないのです。ええ、そうですとも。
アレルンブラ家のニゴール王子は、蛮機族でありながら美しい物を愛するヘンタイ。青空やキラキラ、愛や絆やケガレシアの美しさに惚れ込むニゴール。
しかし、その王子も最期はゴーオンジャーにやられ、ケガレシアからも見捨てられる。
蛮機族でありながら美しさに身を焦がすとは、そういう事を意味している。
決して美しさとは相容れない、それが蛮機族。
以前範人に「美しい」と言われ、複雑そうな思いを抱いていたケガレシアですが、もし安易に美しさに惑ったりすれば、それはニゴールと同じ道を辿る事になるのだという暗示…。
爆散するニゴールを背中にするケガレシアの姿には、その思いとの決別を強く決意したように感じるんですよねぇ…。
てゆか、ニゴールってヒラメポジションのレギュラーになるんじゃなかったんですねんッ。
名門アレルンブラ家とか重要そうなワードを出しているから、てっきりそうなのだとばかり…。
一筋縄ではいかん番組だな、もう…。
それにしても、ガイアークの皆さんは戦隊の悪役のくせしてやけに仲間同士で“協力”したりするコトが多い。本来、そこは戦隊側としての一番の正義だから、そこを敵さんがやっちゃってええんかいなと思ったりするのですが…。
面白いから、いいのかなぁ…うん。
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スーパー戦隊 各話レビュー
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コメント
良い…!
早輝と美羽、可愛い過ぎ。ああ…認めたくないが…これが萌え?かしら。
濃いキャラで、これからの活躍を期待できそうなニゴールさん。そうですか、1週限りの使い捨てかあ。ビューティーウガッツとか楽し過ぎなんすけどねぇ。
2008/08/19 21:42 by ソラフ URL 編集
◆コメントありがとうございます!!!◆
萌え…それは果て無き迷宮ですよ。全然定義が分かりません。
ただ、上着を脱いだ二人をわざわざ走らせてスローをかけるのは、萌えではなく確実にエロスだとゆーコトは分かりました(爆)。
ニゴールさんがレギュラー化してくれれば、色々とガイアーク内にオモシロ旋風を吹き荒らしてくれそうだったのに残念でしたよねぇ。
使い捨てだなんてもったいないコトを…さすがアンチエコロジーだ、ガイアークめ!
2008/08/19 23:17 by TJ-type1@管理人 URL 編集
しかもそこから赤銀フラグを固めてしまいました。
以前に走輔が早輝に感じたモヤモヤはどうするんだよぅ。あれは家族愛ってことでいいのかよぅ。
熱心に照る照る坊主作りにいそしむメンバーを、「がんばれ」の一言で見なかったことにするアニはとっても大人でした。
2008/08/20 05:59 by ましゃと URL 編集
そういえばワニ役やっている声優さんもかつてアバレンジャーでもワニ役してたな
「なんのために探しだしたんだか、ぞよ」
とかいう感じの台詞を言うんだと思います。
それに、もしかしたら……
ニゴールには双子の妹の害水王女ニゴースがいた!
ニゴースは綺麗なものも汚いもの嫌いですべてを破壊しようとする蛮機族の危険人物であった。
そのため実の兄であるニゴールになにも存在しない世界レスワールドに封印されていたのだが
ニゴールの復活、死亡によって封印が解けヒューマンワールドへと降り立つ。
封印されたとは言え実の兄を倒されたニゴースはゴーオンジャーに復讐しようと
ゴーオンジャーとケガレシアとの戦いに乱入し双方を吹き飛ばす。
吹き飛ばされたケガレシアは記憶を失ってしまう。
そこに範人が現れ範人は汚石冷奈として彼女を助ける。
そして、始まる二人のすぐにでも壊れそうな儚い幸せの日々。
冷奈は美しいもののよさに惹かれていくのだった。
しかし、そんなある日、二人がデートしていると再びニゴースが現れる。
範人は変身し応戦するが冷奈は戦いの余波を受けてしまう。そして、ケガレシアへと戻って
しまうのだった。範人はニゴースとの戦いで気絶してしまいニゴースにとどめを指されようとした瞬間、
ケガレシアがニゴースの攻撃を止める。
ケガレシアはグリーンを囮に他のゴーオンジャーを始末するべきだとニゴースに提案する。
ニゴースも生前、兄が愛していたケガレシアの言葉故、彼女に従う。囮と言ったケガレシアだったが範人を見る目は複雑だった。
そう彼女は冷奈としての記憶もまたあったのだ。
その後、囮作戦でゴーオンジャーを窮地に陥れたが脱出した範人によって逆転されてしまう。
怒り狂い自力で巨大化したニゴースとG9が戦う中、グリーンとケガレシアの激しい戦いが
繰り広げられていた。
ケガレシアは自分の中にある冷奈としての記憶を断ち切るためグリーンを倒そうとする。
が、グリーンを倒そうとしたその時、
「僕は…冷奈さんと一緒になるんだぁぁぁ!」
それを聞いたケガレシアに大きな隙ができそこにグリーンの新必殺技『冷奈さん、愛しています!』を
食らい地に倒れる。
苦戦するG9へと行くグリーン。
それを見ながらケガレシアは
「わ…わら…わ…も、ニゴールと…同じか……範人…」
一筋の涙を流しケガレシアは機能停止する。
そして、範人はG9に乗りニゴースに反撃していた。
『なぜ?なぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなの!なんでなのよ!』
急な反撃に混乱するニゴース。それに対しグリーンは
「冷奈さんが綺麗だって言ったこの世界を護りたい!大切な人のために護りたい!その思いが愛が僕を
いや、僕たちを強くするんだぁぁぁぁぁぁ!」
グリーンがG9で愛を叫んでいる頃、ケガレシアの体は徐々に消滅していた。
そして、愛の力によってニゴースは倒された。
と同時にケガレシアもまたヒューマンワールドから完全に消滅したのだった。
戦いを終えた範人は冷奈の名を呼びながら彼女を捜す。
しかし、彼女が再び範人の前に現れることは二度となかった。
期待する展開を書いているうちにこんなに長くなってしまってすいません!
ただ、最後に一言『今年はグリーンだね!』では、
本当にすいません。
2008/08/20 10:45 by : URL 編集
本編とは全く関係ありません
↑から察しのとおり、すいません、このコメントは殆ど『ゴーオン』と関係ありません。
言いたいことはただ一つ。
…やはり描くのだね、チミは…。
でも、ぬりかべの中身がレモ子さんではなく水無月先輩だったら『ぬりかべかれんVSぬりかべカレン』というB級映画みたいなバカネタが出来たのになぁ…。
>『萌え』の定義が判らない
フランス人ジャーナリスト、エリック・ゼムール氏の、『萌え』とかとは全く関係ない本にあった一文が逆に萌えをうまく説明していたと思ったので、載せておきます。例として参考までにど~ぞ。
萌え=美しすぎて触れない症候群
>ニゴール
コイツを見ていると何かカイザーブルドントを思い出したのですが、ボクだけでしょうか?
>美羽
スマイルさんより好きだな(←カミングアウト)
アニ~アニ~言われてみたいかも。しかもオープニングの紹介のウラにある肩書きが『ラヴリーセンセーション』ですからねぇ。何?この人…。
ではでは。
2008/08/20 21:50 by エリオット URL 編集
◇コメントありがとうございます!!◇
最初から最後のオチまでベアールらしさを盛り込んだ、面白い恋愛エピソードになっていましたよね。
以前、走輔が早輝にヤキモキしていたのは、お兄ちゃん的もしくはお父さん的感情として理解しています。あれは…走輔に気持ちがあるって感じでは無かったですしね。
最近のアニはめっきり丸くなりましたね。
その分が空気化してるのではなくてキャラの遊びになっているのが上手いもんだと感心していたりします。
これからもアニのイイ動きに目を離せません。
>:さん
何というか…完全に井上敏樹が書いてますね、その話は!
記憶喪失による幸せな日々とか…明らかにそんな感じです。いつも以上にガツガツとオムレツを食べるシーンが多いンでしょうね、きっと(え)。
まぁ冗談はさておき。
実際ケガレシアさんを含めたガイアークの皆さんが最後にはどうなっていくのか…読めないですよね。
初めは例年のシリーズよりも善悪が分かりやすくて、悪いヤツは悪いという気持ち良さが売りだったから最後にはガイアークの皆さんも…と思っていました。
だけど最近の彼らのオモシロぶりを見ていると、戦って爆死とか、そんな展開があるのかどうか疑問にすら思うほど愛らしいです。
個人的には、「わらわたちが汚さなくても地球はどんどん汚れているでおじゃる」とか言って地球に住み込むとかでもありかなぁ…と。
て、何その皮肉なラスト。
>エリオットさん
べ、別にレモンさんが描きたかったワケじゃないんだからね!
描くネタが無いから妖怪レーダーを描いたら、自動的にオプションで着いて来ただけです。何の個人的嗜好もはたらいていません(きっぱり)。
ぬりかべかれん? あぁ、壁女的な意味で?(こら)
何処かで読んだ「萌え」定義でボクがなるほどと思ったのは…
若干の性的興奮を含めた意味がある“可愛い”という概念――みたいな。
はっきりと存在するわけではないけれど、ほんの少しだけ性的興奮が含まれているのだという説明に「なるほろー」と思ったもんです。
「美羽」が一瞬「美翔」に読めるのは何かのビョーキですかね?
2008/08/20 22:17 by TJ-type1@管理人 URL 編集
2008/08/22 05:00 by 低温火傷 URL 編集
・・・まさかあれ一回だけの登場で終わりって誰が予想したよ?
ヒラメさんがかなり面白いキャラだったからそれに対抗するにはそれなりのキャラじゃないとダメなわけだけど、そこら辺も申し分なかったからなぁ。
ケガレシア様のイケズ(マテ
2008/08/22 12:01 by 劉耶・R・月島 URL 編集
◇コメントありがとうございます!◇
それだけ皆さんがコメントする時は血肉を削って投稿しているってコトですよねぇ…ゲホゲホ。
1コメントに1ネタ遵守がルールですから(え)。
>劉耶・R・月島さん
先の情報を仕入れていないだけに、ホントに意外な展開でした。
ニゴールとは別にレギュラーキャラ的な人が出てくるのか、ヒラメだけがあくまでスペシャルな存在だったのか…。
今年の敵さんはイイ意味で目が離せないですねぇ…。
え、去年? 去年も目が離せなかったけど…あれは本来的な敵さんの存在としてどうなのよ、と。
2008/08/22 21:24 by TJ-type1@管理人 URL 編集