2008年 08月 10日

もしかして凄くシュールな画?

あらすじ

「私は宣言します! ツメだけじゃなく、恐竜の丸ごとの化石を発掘してみせます!」

勢いで口が滑ってしまう春日野うらら。
かれんの家に置いてあるティラノサウルスの爪を見せてもらっていたものの、自分だけ触らせてもらえなかった悔しさから、ついそんな強がりを言ってしまったのだ。

「うららさん、嘘はいけないわ」

「そうよ、そんなコト出来るわけ無いでしょ」

こまちとかれんの冷静な反応。

「ほ、本当ですよ! 嘘だったら、鼻でスパゲティを食べてみせます!」

しまった! また余計なことを…

「言ったわね?」

「あとで冗談だったなんて無しよ?」

にやにやと笑いながら釘を刺す上級生二人。

もはや引き下がれないうらら。
まずはありとあらゆる恐竜の書籍を読んで勉強する。
その必死に勉強するうららの姿を眺め、メルポは感心していた。

「メメメメメメ…(あの頭では半分も理解出来ないと思うし…、すぐあきてなげだすだろうけど…)」

「メメッメェー(自分の力でやってみようという心がけはりっぱだ!)」

「メメ、メメメメェー(失敗してもいいさ!あたたかい目で見守っててやろう!)」

「メェ~…(あったかーい目……のつもり)」

「…なにメルポ? ニタニタとしまらないうすわらいなんかうかべて…」

「メーッ」


そしてうららは近所の崖の地層から古代の卵の化石を発見する。
その化石をメルポのくれた時計の絵が描いてある不思議な布で包むと、なんと化石になる前の卵に戻っているではないか。
うららはその卵を孵すべく、来る日も来る日も布団の中で暖めた。

そしてとうとう――

「ピューイ…」

卵から一匹の首長竜の赤ちゃんが生まれた。

「メメメ…(これは首長竜の一種で、フタバスズキリュウだ!)」

「ピューイ」

「よしよし。私のコトをお母さんだと思ってるのかなぁ」

「ピューイ」

「あなたの名前は……ピー助。ピー助よ」

「メメメメ!(ババァたちに見せて驚かせよう)」

「そこがメルポはオッチョコチョイなのよ。こんなちっこいの見せたって、トカゲとかなんとか笑われるに決まってるわ。それよりも…」

「メメェー!!(育てる!それを!!)」

「少なくとも十メートル以上にね。迫力満点の大公開といきましょ」

うららとメルポ、そのひと夏の思い出が始まる――



■なんだ!ツメの化石ぐらいでいばるな!

イイ話だったぁ…。

良質なジュブナイルで、少女のひと夏の思い出と成長…みたいなモノがよく出ていたのではないでしょうか。
一人っ子のうららがまるで弟が出来たようにピー助と遊んだり世話をしたりする様はとても微笑ましくてホッとします。
何気ないけど、マグロの刺身をピー助に食べさせる時の描写が優しさに溢れていて好かったですね。

しかし後半になると、人間に懐いている貴重な首長竜を没収しようと企むエターナルからピー助を守ろらんが為、プリキュアになって戦うレモネード。
その姿は、前半での姉弟という関係よりもむしろ母親のような強さがあったような気がしました。

だからこそラストでピー助を白亜紀に帰して別れるシーンが胸に迫ります。
ピー助との別離を悲しみながらも、親としてはその成長を喜んでいるという複雑な想いが溢れていたんですよね。

ピー助が何度も叫んでうららを呼び止めようとするけど、うららは涙をポロポロと零しながら振り向かずに走り去る…ひるがえるツインテール。
切ないけれど、同時にうららの成長を描いている名シーンですよ…。


■ナウマンゾウのウンコ

しかし……うららの机の引き出しの中に時空移動型エアバスシロップがいるとか、そんな設定なんて今までありましたっけかねぇ?

他にも、こまちさんとかれんさんが急に嫌味な性格になっていて、金持ちぶりをひけらかしていたり、何かにつけてうららをイジめたり、キャラクターの統合性が全然ない気がするんですよねぇ、うん。

それに普段は全然活躍しないメルポが今回は出ずっぱりだったのも変と言えば変です。
うららの為に不思議なアイテムを出してくれたり、時空移動型シロップの操縦をしてくれたりと、何やかんやと大活躍。
さらに何故かその姿に全然違和感を感じなかったのはどういうコトだろう…。

う~む…すこし不思議…。


■正直、自分でも何がしたいのか分からない(爆)

ま、まぁ時にはこういう心の温まる優しい話もイイもんですね。
メカのプリキュアとか十字架で張り付けになってる必要なんてないと思うンですよ、うん。

いやー、それにしてもイイ話だ。
この話を広げて一本劇場版でも作ったら面白いかもしれないな。
プリキュア達が白亜紀の世界を大冒険、襲い掛かる恐竜たちを次々に殴り倒して…いや、これは何か違うな…。

しかし厳密に言えば、首長竜は「恐竜」では無いですよね。
それに最近の学説によると、首長竜は卵生ではなく胎生であるらしいというのが主流です。
まぁ、卵じゃないと話にならないし、詮無い事といえば詮無い事ですが…。

余談ですけど。
今日はオリンピックでプリキュアの放送が無いものだとばかり思っていました。
個人的にも、今日は色々立て込んでいるからラッキー♪ぐらいに思っていましたし。

それなのに何だか…、きっと今日も放送するんだろうなぁ~…みたいな変なプレッシャーをチクチク感じたりするというか…。
ホント、つい昨日の夜までてっきり放送しないとばかり思っていたのに…。
あぁ、そうか…放送するんだ…そうなんだ…(遠い目)。

お、おかしいな…!
プリキュアが放送するなら嬉しい筈なのに、どうして涙が止まらないんだろう…

プリキュア5 各話レビュー
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COMMENTS

Commented by 真下 URL at 2008-08-10 21:45 #- Edit
Title : ツインテール
え!ピー助はその後ツインテールになって大暴れするんじゃないんっすか?
Commented by ayumie URL at 2008-08-10 22:11 #eZv6xyKc Edit
Title : ツインテールのたまご
こんばんはー。

今日のは心温まる良いお話でしたね。
さすがは「檸檬回に外れなし」といわれるだけのことは。

それにしても今日はメルポがいつに無く春日野さんに絡んでいましたけれど、
二人の間に何があったのか気になります。
特に最後に約束を守れなかったうららが鼻からスパゲッティを食べようとしたところを
庇うシーンは涙を誘いました。(そこはむしろ食べて欲しかった気もしますが)

プリキュアでもこんな心温まる話ができるんだと再発見させられました。
ただなんとなく心のどこかで昔聞いたことがあるような・・・そんなお話だったような。
なんか青い雪だるまみたいな造形物が思い浮かんだんですけれど、すぐに頭が
割れるように痛くなってしまいました。不思議なこともあるものです。

>きっと今日も放送するんだろうなぁ~…みたいな変なプレッシャー

おや、奇遇ですね。
私もてっきり今週はオリンピックで休みだと思っていました。
ここまでくるとどうしても放送があったことにしないと駄目なのかという強迫観念が・・
いや、なんでもないです。気のせいですよね。

Commented by TS URL at 2008-08-10 22:13 #pX2bxsig Edit
Title : 帰ってきた名探偵こまちもみたかったような……
 こんばんは~、関西地区なんで2週間も空いて、
(なおかつ17日も1回遅れの26話)テンションがいまいちなTSです。

 そういえば去年の今頃は電脳コイル13話が最後の首長竜でした
(みてなかったらごめんなさい)恐竜惑星やジーンダイバーもちょっと連想。では~。
Commented by makiray URL at 2008-08-10 22:39 #RsdfxmUU Edit
Title :
 え、またしても秋田ではやってなかったのですが、りんちゃんはどんな活躍をしていたのですか。
 のぞみを静かに見守ることのできる彼女ですから、スパゲティをやわらかく茹でてあげるとか、そんな気遣いは当然として、さながらマリア様のようなあたたかい台詞の十や二十は言ってましたよね。

 りんちゃんのいない休みなんて休みじゃないやい…エグエグ。
Commented by URL at 2008-08-11 00:24 #- Edit
Title : 放送内容に違いが多いです
こちらでは「夢原三剣士」という放送が流れていましたよ
のぞみさんが騎士・ノゾミニアンとして活躍してました。
冒険活劇!という風情でカッコいいんですけど……サブキャラがまったく出てこないでこじんまりとしてしまってボウケンしている感じがしなかったし、最後に5人が揃わないのも残念でした。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2008-08-11 01:12 #ZAYoVZVs Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!!!◆
>真下さん
あぁ、そうか。古代の卵から生まれる的にはそういう手もありましたね(え)。
でもピー助が最終的にはアメリカヤロウなグドンに食べられちゃうのはちょっと…。


>ayumieさん
今回はメルポ出ずっぱりで、しかも何故か何を話しているのかが分かってしまうんですよねぇ…。アバンでメルポが食べていたコンニャクみたいなモノが関係しているのでしょうか…う~む。

昔何処かで聞いたことがある?
いえいえ、良質なジュブナイルというのはそういうものですよ。たとえ過去に経験していなくても、そんな気がしてしまう…そういう哀愁を掻き立てるからこそ凄いんですよ。
話自体はオリジナリティに溢れたすこし不思議な話ですから、前に見た事なんてあるわけ無い無い。エヘ☆


>TSさん
そういえば関西は二週待ちぼうけなんですよね。
ということは、今週の話が関西で放送されるのはいつになるんでしょう…か?
去年は電脳コイルの首長竜に涙腺をやられましたが、今年はこの話に胸を打たれました。首長竜は日本人の心のふるさとなんですね(え)。

名探偵こまちは…ギリギリまで放送する予定だったらしいですよ?
でもトリックが上手く行かなくて頓挫したらしいとか何とか…。もっとちゃんと温めてから出直せって偉い人に怒られたらしいです。
やれやれですよね。エヘヘヘ…。


>makirayさん
どうして秋田には電波が飛んでいかないんでしょう。東京タワーのやる気パルスが足りないのかしら。

りんちゃんは、急速飛行のおかげでバッテリーが切れて動かなくなったシロップの代わりに、エターナルに日本に返してもらうか否かの話し合いの時、力強く友情を示して、歩いてでも日本へ帰ることを宣言していました。
やはり、りんちゃんは友情の人なんだと心を熱くするシーンでしたねぇ。

でもそれ以外は活躍して無かったですね。
来週のメイン回があるからだと思います。
ま、キワモノ回ですけど(ちょ)。


>翠さん
夢原三剣士の方は動画共有サイトの方で補完しました。
確かにいつもの五人じゃなくて、三人だけで決着を着けていたのは物足りない印象がありましたね。
どうしてりんちゃんとこまちさんを入れなかったんだろう…不思議ですね。
でも入浴シーンがあったのは好かったなぁ…。

とゆーか、あなたが昨日のチャットで電波がどうのと最後に言わなければ、今日はオリンピックをやる予定だったんじゃないかと思うんですよねぇ…。
恐ろしい子ッ。
Commented by エリオット URL at 2008-08-11 23:37 #H6hNXAII Edit
Title : そんなにレモンが好きかぁ!?
 キュアちっす!!エリオットです。

>『うららの恐竜』

 あれ~、何でだろう?『のぞみと遠い海から来たクゥ』のはずでは?書いてあるあらすじは大体一致しているのに、何でここではのぞみとレモ子さんが入れ替わっているんだろう?不思議だ。しかも何故か今週はエンディングがユーミンだったし…。う~ん謎だらけだな…。
 
 それでエターナルとの戦闘シーンはまさに『極彩色の大決戦』でしたね。プリキュアさんはホシイナーに後ろから撃ち込まれて神経を破壊されて立てなくなるんですけど、ココが風化して融合して、復活!!キュアフルーレからの赤い熱線でホシイナーを蹴散らすところなんかもう奇跡ですね。そこでナッツさんが締めるんですよ。

「勝敗を分けたのは、結局、命だったなぁ」

 いや~命って凄いなぁ!!

 ここからマジコメントです。
※  ※  ※  ※  ※  ※

 首長竜は恐竜じゃないんですか…。
 知らなかったです。覚えておきます。
 そういや翼竜も恐竜じゃないんですよね?
 今OAしている『恐竜キング』って…。
 
 ではでは。
Commented by 三十路 URL at 2008-08-12 01:55 #EB29KFfw Edit
Title : クソワロタwww(あ、失礼…ゴホン
こんばんはー。

いやー、藤●漫画で育った世代としては、これは羨ましい放送ですねー。

メルポはぶっちゃけドラ(ry だと知ってるお友達には、モロにツボに入ったと思われます。

ピー助を狙う悪人も、まんまエターナルだった記憶が。ただ、ここでうららさん主演というあたりにTJ-type1さんの拘りを感じます。普通のび(ry の役はのぞみさんかなぁと思ったので。

このお話は同人誌…いや、映画にしたらかなりウケそうです。プリキュアの新境地かもしれません。

かれんさんの、「貴方のものは私のもの、私のものも私のもの」とか言っちゃう役とか見てみたいです。
やはりここでも夏木さんの出番は無いのであった(ヲイッ
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2008-08-12 20:53 #ZAYoVZVs Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>エリオットさん
「遠い海から来た」だとマニアックで誰も分からn(ぐふっ)

バトルも迫力満点でしたね。最初はプリキュアさんが押していたのに、シロップを模して作られた飛行兵器がホシイナーと合体してスーパーホシイナーになった後の強さは凄まじかったです。
でもプリキュアさんのハイパーウラニウムエクスプロージョンも強かったなぁ…うん。

恐竜キングは翼竜伝説と付けているだけ良心的だと思います(観てないけど)。
それよりひどいのは恐竜戦隊ですよ。完全に哺乳類出てるんだもん…。


>三十路さん
おこんばんわー。
最近、メルポがミニドラに見えて仕方ありません。普通の人間とかホントに少ないもんなぁ、わさびさんは…。

レモンさん主演には他意は無いつもりなんですけどね…鼻でスパゲティを一番食べさせたいと思っただけで(ちょ)。
正直、夢原さんや夏木さんだとキャラ的にしっかりしていてイジり辛い気がしてしまうんですよねぇ…。
やっぱり夏木さんにはボケの要素が必要ですね。
とりあえず、合い間合い間で「♪ジャポニカ学習帳」とか言ってみるというのはどうでしょう。
Commented by 黒森コウ URL at 2008-08-13 01:50 #B1SxDUpc Edit
Title :
素晴らしき檸檬の会
・・・・じゃない、檸檬の回でしたねぇ。

年頃の少女の出会いと別れの素晴らしさ。
それが初めて出会う生物であるなら、なおのことです。
久々に見せる檸檬の初々しい表情に、こちらも晴れやかな気持ちにさせられました。
そりゃメルポだって生暖かい目で見守る訳ですよ!

かれん達の性格が変わってた点については、シビレッタの能力が関わってたのかもしれません。
戦闘シーンにいませんでしたし。
アナコンディと仲悪いですから、別行動を取ってたのかもしれませんね。
それに、ラストシーン近くで、一瞬、シビレッタの部屋が写るのですが、開きっぱなしの本の片隅に、涙の染みのような跡が・・・・。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2008-08-13 22:57 #ZAYoVZVs Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>黒森コウさん
こういう爽やかで清々しいエピソードもレモンさんの許容内というコトに驚きを感じましたね。
レモンさんというと、どうしてもオーディションには受からない、歌を売っても何位だったのか言及されない、カレー大好き、みたいなそんなイメージしか(しか?)ありませんけど。
良質な話と、いつもとは違う鉛筆のような作画も手伝ってか、とても優しい気持ちになりましたよねぇ。

シビレッタさんの本にそんな染みが?
完全に見逃していました。それよりも開いていたページが、その本の主人公たちがプテラノドンの大群に襲われるというスペクタクルシーンだった方が気になってしまいまして。
あれはいったいどんな話だったのか、気になります…。

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