以下は、上記の内容では何となく満足出来ないとゆー方、オマケ的にどうぞ。
■クライマックス…出るとは分かっていたけれど、ジークが出てくれてホントに嬉しいよ、うん。
劇場版では扱いがあまり宜しくなくて、若干消化不良気味のまま終わってしまいましたので、お祭り的でもオマケ的でも何でも、出てくれただけでやっと胸の痞えが取れた気持ちです。
最終回の必殺技はゴレンジャースト-ム…
「電王」は孤高に戦うというより、皆と力を合わせて戦うというテーマが強いだけに、ライダーというより戦隊的な持ち味のある作品でありましたが、これじゃホントに戦隊ですよ。
でも、だからこそ「電王」的なんですけどね。
最終バトルの行く末を占う炒飯対決の結果は…引き分け?
旗は直立するでもなく倒れるでもなく、斜めに傾き動きを止める。
これは、良太郎達の勝ち取った未来が、カイ達の未来でも、ハナの未来でもなく、もう一つ別の未来である事を示しているようです。
路線自体はデンライナーの路線と繋がり、大まかに言えばハナのいた未来へと時間は続いて行くのでしょう。
しかし、そうなれば全部消えてしまう筈のイマジンの中で、モモ達だけは消えずに残っています。それは自分だけの時間を手にしたからなのであって、路線の選択とは関係無い事象なのではありますが、結果的にイマジンが全員消えていない事もまた事実です。
未来は守られたけど、そこには既定とは違うイレギュラー要素も若干混じっている。
それは、桜井さんが守ろうとした未来とはホンの少しだけ違う、良太郎達が掴んだ三つ目の未来なんですよね。
最後、ミルクディッパーで珈琲を淹れる愛理さんの傍らには、桜井さんの姿も赤ん坊の姿も無い。
それは2008年初頭時点で、愛理さんがまだ桜井さんと出会っていない時間だという事を意味しているのですね。
よかった、この一年間の尾崎と三浦の努力は決して無ではなかった(え)。
侑斗もまた、桜井の最後の記憶を消費することで桜井とは違う時間を歩む事が出来るようになる。未来を知ったからといって、決して未来に縛られる事の無いようにと…。
実際、桜井侑斗はまだ愛理さんと出会っていない。でも、それは結局多少の誤差でしか無いのでしょうね。桜井侑斗は、出会う前から野上愛理に心奪われていたわけですから。
良太郎、侑斗、ハナ、愛理。
結局この人達は全員家族なワケで、「仮面ライダー電王」は野上・桜井一家の大作戦な話だったんですねー。
そう考えると、スケールの大きいような小さいような話ですが、カイも家族大作戦にまんまと踊らされ可哀そうッちゃ可哀そうだ…。
しかし今思うと、喧々し合っていたハナと侑斗が父娘だったんだもんなー…観返してニヤニヤしたくなりますね、それ。
てか、あのおっとり家族から鉄拳制裁主義者のハナが生まれるというのが想像しにくい。いや、親と叔父さんがそんなんだから、逆に…みたいな?
それに、想像しにくいからこそのミスリードだったのかもしれませんね。うは。
■俺、誕生!砕け散り粉々になるバースデイケーキ
消えていたロウソクに再び火が灯る
OPタイトル中に描かれていたバースデイケーキ。
それはハナの生まれた時間の消失と回帰を描いたモノであると思っていましたが、ハナが愛理さんの娘である事が分かると、それはもっと直接的な意味を持っていたのだと分かりますね。
バースデイケーキは時間とか存在とか以上に、ハナ自身の誕生そのモノ。
この番組は、ハナが一度は失われた自分自身の誕生を、再び取り戻すまでの物語だったのですね。
OPからハナさんが消えたのも、最終局面に向け、ハナさんが愛理さんの娘だというヒントをあえて隠すフェイクだったんですよ、きっと!(いや、それは…)
OPで、良太郎を中心にハナと愛理が対象に笑う映像なんかがありましたが、あれもハナと愛理が比較される対象である事や、二人が特別な関係性を持っている事の表われだったのかもしれませんね。
OPに最初から示唆されていたのだと分かると、子どもを一度消失させるというデンジャーな展開も何故だかすっと受け止められる。ヒントは出ていたけど、気付いていなかったのはオレだったのね。
それに、ちょくちょく良太郎の回想などで折り込まれていた、愛理姉さんの湖での光景。
姉さんの周りには白い花びらが舞い落ちていた。
あれも、単にキレイな映像というわけではなく、ハナという存在が一度散ってしまった事を示唆していたのだなぁ…
しかもあの白い花を渡したのは若き日の父親・侑斗なわけで、家族三人ずっと繋がっていた事が分かります。
ついでに言うと、桜井侑斗が消えた時間での愛理さんは、星じゃなくて花に興味を持っている女性だったりして、仕込みが多いですね、ホント。
全ての人の記憶から消えた愛理の娘・ハナ。
以前、同じように全ての人の記憶から零れ落ちたピアノマンが、消えてしまうのではなく、誰かが記憶を取り戻すまで時間の中を旅する…とナオミが言っていました。
つまり、ハナは自分のいた時間が消えてしまったコトでデンライナーに拾われたというよりも、ピアノマンと同じように、記憶から抹消されたから旅をしていた…のかもしれません。
それにしても謎なのは、ハナが何故に両親や叔父の良太郎の事を覚えていないのか、というコト。
これはもう一人の未来の特異点・カイが忘れっぽい事と同じってコトで宜しいでしょうか…。思い出そうにも思い出す時間が無いから、思い出す事が適わないというコトで。
そしてハナさんにまつわるもう一つの謎。
何故ハナはコハナになったのか?
それは白鳥さんg(ングハッ!)
・
・
・
ハッ、殴られたショックでひとつ思い付いた!(え)
コハナが登場した時期、それは新たな路線が登場したのと同じ頃でした。
前述の通り、この新たな路線というのは、カイのいた未来でも無く、ハナがいた未来とも少し違う、別の未来。
そして、この路線と繋がった時間では、愛理さんはまだ桜井侑斗と出会っていない。
しかし、愛理さんはいつか必ず再会する事を信じていたし、それは桜井侑斗もまた同じはず…
そうなると、本来2007年に二人が結婚し、8月にハナが産まれる筈であったタイムスケジュールは崩れる。
ハナのいた時間が消失したのはハナが19歳の時の事でしたが(2026年?)、それはハナが2007年の8月に産まれていたら…の年齢。
新たな未来では両親の結婚が遅れ、出産もその分だけ遅れるというのなら、その時点でのハナの年齢も19歳より……若返るはず、ですよね。
たとえばそれが…コハナぐらいの年齢になっていたとしてもおかしくない。
具体的に書くと…
2007年生まれ、2026年に19歳になるハナというのが元々の時間。
それが新たな時間上では、2026年時点で8~9歳程度になっている。逆算すると、愛理と桜井さんの結婚は10年ほど遅れたのではないかと推測できます。
特異点だから頭の中身こそ変わりませんでしたが、生まれる時間が遅れた分の変化ばかりはどうする事も出来ず、子どもの姿になってしまったのでは、と考えられます。
特異点は不死身とは違いますよ~ムフフ…て、オーナーも言ってたし。
新たな路線の出現と、それに呼応するかのようなハナの変化。
なんか思いつきで書いていたら意外と繋がる…
なんてこった! 天才だな、オレ(いや)。
何だかこうして考えると、まるで最初ッからコハナが登場する事が折り込まれていたかのようにすら感じられます。
単に小さくするというギャグ的アクシデント回避ではなく、出産を遅れさせれば統合性も取れる、丸く収まるという事に目をつけた製作陣の頑張りが感じられて凄いです。
皆既日食の時とは大違い…(え)。
■願いを言うよ。最後まで一緒に戦う。
それが良太郎の願い。
4話辺りで言った「モモタロスがボクから出て行く」という願い事とはエライ違いなワケで。
二人の関係性が深化している事を物語ります。
モモタロス達がデンライナーの車外でも実体化していたのは、自分だけの時間を手に入れたから…。
借り物の記憶ではなく、自分だけの記憶と時間を手に入れたから、彼らは強く存在する力を得た。
…て、これ最近書いた気がする。
自分だけの記憶と時間を手に入れたモモ達は、カイのそばにいる多くのイマジン達よりも、存在する力は大いに強い筈です。
契約者の記憶を使う借り物の存在よりも、自分自身の記憶で存在する事の方が安定する…みたいな。
(先週のレビューより)
あ、やっぱり書いてるし…。
だから言ったろー。下手に邪推して書いたりするから、今週書く事一つ減っちまったよー。んもー、なんというラッキー(え)。
最終回を終え、個人的に気になるのは時計の謎ぐらいかしら。
三つの時計の内、一つは良太郎が買った物で、問題は桜井さんがいつも持っていた時計とボートに残された「過去は希望をくれる」と記された時計との因果関係。
どっちが先でどっちが後なのか…
ん? そういえば最終回で「過去は希望をくれる」の錆びた時計を侑斗が持ってたな…。
あれをあのまま侑斗がずっと持っていて、それが桜井さんの持っていた時計なのか?
ヤベ、自己解決(爆)。
■そろそろレビューも折り返しです(ええー)。ウソです。体力が持ちません。
しかしながら、「仮面ライダー電王」という番組全体について簡単に。
基本的にかなり良質な番組なワケですが、個人的見地の成功要因を幾つか上げてみます。疲れてきたので箇条書きで。
・謎で引っ張らず、キャラクターとドラマの力で魅せた。
・二話完結のフォーマットを割と順守。
・ふろしきを当初の予定以上に広げない。
・井上敏樹の不参加(ちょ)。
一つ目の要因は、一年間という長期シリーズの縦軸として、これまで平成ライダーが“謎要素”にかなりの率で頼っていたという土壌が感じられます。
別にソレが悪いのではありません。しかし、白倉さんはテレビのライブ性を大事にするお方らしいので、結果的にいつも当初の予定と違ってしまう結果に陥っている気がするのです。
「電王」は、これまでのシリーズと比較すると謎の占める比率が非常に低く、その分キャラクターの面白さや、人間交差点的ドラマを重視していました。その為、“謎”という枷も少なく、お得意のライブ感も生かす事が出来たのではないかと思うのですよ、ええ。
それなのに次はまた謎で引っ張ろうとしている雰囲気がプンプンするんだよなぁ…ブツブツ
二つ目、二話完結の堅持。
これは要するに、観ていて安心出来るコトが大きいですね。
特にシリーズ前半でしたが、二話完結、その中でゲストキャラのドラマを描き、以降は特別な事が無い限りエピソードを引きずらない。
前半でどれだけ話が広がっても、必ず後半でまとめてくれるのだという安心感。どーするどーなる!?というサスペンスも悪くは無いですが、毎週ず~っとそれだと疲れるのです。歳ですね。
三つ目、ふろしき。
要するにシリーズ構成の問題な気もしますが、フォーマットがしっかりしている分、余計にふろしきを広げる事が無かったのが、良かったのではと。
話を盛り上げる為の手段として、ふろしきを広げるのではなく、いつものフォーマットを積み重ねるという地道な手段を選んでいる気がします。
その代わり、「電王」は話の進みが遅いとは結構言われていましたけどね。でも、いきなりラ・メーン対決とかされるのも、どうよ?
四つ目が意外と本音爆発なのですが、まぁそれはそれ。
キャラクターが好いんだとか、俳優が良かったとか、シリーズ構成が抜群なんだとか、素敵要素を上げていくと切りが無い番組でもありました。
これは白倉版響鬼なんだ、と勘ぐったりしていた時期もありましたが、もうどうでもいいですね。
「電王」は「電王」であって、他のモノとは違うとしか言えません。
最初に話を聞いた時は、「電車のライダー? 桃太郎? 遂にキワモノに手を出したか…」と思ったもんだ、うんうん。
始まってみると、最初っから最後までブレる事も無く、突っ走っていました。テレビだからこその面白さ、映画とのコラボ、何処を切ってもエンターテイメントだし、仮面ライダー電王だったと思います。
この番組はとてもテレビらしいテレビの面白さを存分に利用している番組なので、やはりリアルタイムで観てこその番組だったと思います。
そして、実際リアルタイムでその面白さを体感出来た事が、何とも言えず幸福な一年間であったと感じる次第です。
「仮面ライダー電王」という番組、それに携わった全ての人々、またその番組を通じて弱小ブログに足を運んでくれた皆々様に心より感謝の意をお伝えいたします。
ありがとうございました。
また会おうぜッ!Vシネで(え)。⇒
仮面ライダー電王 各話レビュー
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コメント
初めてなので、失礼なことがあるかもしれませんが、よろしくおねがいします。
いつもはちゃんと見n(ry ・・・いえ、なんでも。今回は、斜めの旗の事、OP、コハナちゃんの事など私が気にしてもいなかった謎まで書いてあって、電王の事をとても深く考えさせられました。これからも通い続けます!
2008/01/23 07:14 by 菫 URL 編集
お疲れ様です!
オープニングのバースデーケーキがそんなに大きな意味を持っていたとは!・・・ああ、白鳥さん・・・。
一番驚いたのは炒飯対決に込められた意味!僕はただ単に「モモタロス達が消えないで持ちこたえてる」と言うだけかと思ってましたが、管理人さんの言う「ハナの時間をベースにした新しい未来」と言う点に納得!そうか!だからこそ最後に良太郎の言った「いつか未来で・・・」と言うセリフはハナにも、モモタロス達にも、子供桜井にも、デネブにも届くのですね!流石管理人さん!
最後の大技・・・みんなの力を一つにするならクライマックスフォームの方が良いのでは・・・まあ確かに皆の力を合わせてという感じを出したと言えるけど。
第1話と最終回をソードフォームで決めるとは・・・そういえば良太郎がハナさんに初めて出会った時もデンライナーと自転車が並走していた・・・過去(第1話)が希望(最終回)をくれました・・・え、違う!?
2008/01/23 12:00 by イソタス URL 編集
はじめまして
私は主婦でライダーも戦隊も子供の頃から好きなのですが、何故かうちの子供たちは特撮に興味を持ってくれなかったもので、今まで結構肩身の狭い思いをしておりましたw
ですが、今年は…「電王」は娘が一緒にハマってくれたこともあり、とても楽しい1年を過ごせました。
こちらのブログも娘(11歳)が見つけてくれたんですよ~~。
毎週、更新をとても楽しみにしてました♪
電王は私は第1話で見せた佐藤君の演技力に一番度肝を抜かれました。
娘は4話のモモタロスの「ごめんなさーーい!」が決定打だったみたいです。
大人にも子供にも楽しめる、素晴らしいライダーでしたね!
来週からはキバの感想が始まるのでしょうか?期待しています!
2008/01/23 17:44 by 緋子 URL 編集
視聴後に管理人さんのレビューを読むのが楽しみでした。なんとなく考えていたことを形に、または気付いていないことも面白おかしく書いてくれるので自分の中でも感想がまとまりやすかったです。
最後を決めたのがクライマックスフォームではなくソードフォームだったというのは、ゼロ組がベガフォームで決めたのと同じ意味で、テーマのひとつである絆の象徴だったのではないでしょうか。
それにしても、毎回来週が楽しみになる番組と言うのは近年少なく、終わってしまって本当に残念です。敏樹…がんばれ…!(嫌いじゃないですよ~、補正が入れば光る人だと思ってます…つまりメインにするなと)
2008/01/23 19:23 by そうこ URL 編集
期待していたほど盛り上がらなかった自分
成程な~。
それに、モモたちが消えかけていたのは、
良太郎の不安によるものだったんのかと自己完結。
良太郎の不安が勝敗=未来をあやふやにしていたからなのでしょうか。
けど、稀に見る勢いで、
些細な疑問などどうでも良くなる力を持った作品でした。
それだけに、期待が大きかっただけに、
ウラとキンの走って戻って来るシーンに
思わず「ショボッ」と唸ってしまって……
もう少し、演出で感動させて欲しかったですね……。
しっかし、始まる前まではイロモノだと思っていた電王が、
ここまで完成度の高い作品になるとは。
キャラ頼りにならず、ストーリーで更にキャラを活かす基本中の基本を
改めて学んだ気がします。
以上、仮帯でした。
2008/01/23 21:28 by 仮帯 URL 編集
納得です
ハナさんとOP映像解釈に膝を打ちました!
なるほど、そう言うことだったんだ!!
そして、コハナちゃんへのチェンジに関する考察も実に納得です。
電王の成功要因、これもものすごく頷きました。
特に最後の理由(苦笑)。
エンタテイメント作品としてこれほど完成度高く、楽しめる作品に仕上がるとは…放送当初は思いもしませんでした。
それどころか…前作までへの失望感もあって、全く期待していませんでしたから(苦笑)。
1年間、レビューお疲れ様でした、そして、素晴らしい考察の数々、ありがとうございました。
イラストの全員集合にしっかりハナちゃんが登場していたり、半分カイが姿を見せていたりするのがさすがです。
いつも以上の完成度に、電王への限りない愛情が伝わります。
良いものを拝見いたしました。
2008/01/23 22:49 by 風水 URL 編集
高校生、参上!
ホントTJ-type1さんの解釈素晴らしいですね、OPにさまざまな伏線があったとは!!歴代の平成仮面ライダーのOP映像は凝っていてすきなんですけど良いですね、最終回で新たに気づかされる!!あと『対比』が素晴らしいですよね!
しかし、電王製作スタッフさんの凄さは十分に理解してるのですがいまいち 時間関係のことで整理がつきません、パラレルワールド的要素を考えるのが苦手なようで笑
キンタロス登場あたりで見始めた電王、「久々に今年のライダーは…電車!?イマジン!?憑依?!童話モチーフ!?」と当時傍目から見た響鬼の『楽器設定』に引いた感じに似た印象がありました(もちろん現在DVDで見てる響鬼は大好きですよ!)こんなに深い傑作であったとは!!青春の一年を電王と駆け抜けた2007年、電王をリアルタイムで見ることが出来てほんとに嬉しく想います!今でもOP曲聞いたらテンション上がりますし、ほんとに電王は青春でした(笑)でも最後まで白鳥さん見れなk…(ry
とりあえず、クウガ世代の僕がまた毎週見始めた電王、それがまた良作ライダーだったことを誇りに思います(ぇ)
でもいまいちカイの存在が理解できなかったり,最後に砂となって消えたのはどういう描写だったんでしょうか。
良太郎いきなりデンライナー降りましたけど、車内の皆はどこに行くんですかね。まぁ今後DVD借りてちゃんと一話からぶっとばしてみてみます!次はキバですね、受験で見れるかな…。
一年間レビューお疲れ様でした!!ホントにイラストもお上手でレビューの方もすごく的を射てたり面白みのある毒もあったりと一年間楽しく読ませていただきました!電王への愛情を分けてもらった気がします。カブトをDVDで見た後も一話ごとにここのレビュー見させていただきました!これからも頑張ってください!
2008/01/23 23:20 by codack URL 編集
電王の一年と、来年の今頃の話
コハナの考察、まさにそう、ですね。完璧です。
侑斗と愛理はこれから出会う・・・素晴らしいです。
ラストに数年後、侑斗と愛理が出会うシーンがあればまさに未来で待ってる、「時をかける少女」状態・・・。いいなあ。
ひとつギモンなのですが・・ハナって記憶を無くした(親の名前を憶えてない)もしくは出生の秘密を皆に隠しているっていう前フリはあったのでしたっけ・・。そこ、どうだったか考えてます。
ミリオンから出た「DEN-O PERSPECTIVE」は読まれました?
その中のインタビューで小林靖子女史が「私はSFが嫌い」と(半ば冗談でしょうが)おっしゃっていましたが私はちょっと嫌な気持ちになりました。
私は電王はキャラクタードラマとしては全体として成功した秀作だと思うのですがルーティーンのエピソードの多く(特に前半、および中盤)は脚本が時間モノとしてもそうですが、ゲストの絡む話そのものがドラマとしてつまらないことが多く前後2回にわけたこともあまり成功していないことが多かったと思います。(なんとかハナとモモの漫才の面白さがそれを救ってた・・というのが前半の印象です)
SF(時間モノの面白さの構築)以前にその辺はキチンとできなかったのかよ、というのも本音のところであります・・・ってこれ、結構高望みなのかもしれませんね・・これ、一年間の長丁場の特撮作品に対しては勿論高いレベルでの要求だとおもってます・・。
電王が1年を通して楽しい作品であったことは間違いありません。そのことでは製作された方々に感謝。
さて新作ですが・・・一年間作品を観続けてレビューすることはホントに苦しいことがあるんですけれど(途中でホントにイヤで観たくなくなる場合があるので)新作の方も頑張りましょう。
来年の今頃電王に対するのとと同じ気持ちだったらいいな。
私はシャンゼリオンも555もジェットマンも好きな作品なので・・・。
NEX・・・・・やめときましょう・・。
2008/01/24 00:03 by 大阪歩 URL 編集
◆コメントありがとうございます!!!◆
初コメありがとうございます。
今後ともよしなによしなに。
いつも中途半端なやる気で書いているのですが、さすがに最終回なので、今まで溜め込んでいたネタを全部放出させて頂きました。
基本的に考察というよりも邪推なので、あまり真面目に受け止められると下手を打ちます(え)。
それでもついて来れるなら来いってばよ!(おいー)
>イソタスさん
白鳥さん…そのパーツだけが欠けていた最終回でしたね。最後まで希望は捨てなかったのですが、せん無いことですね…。
ラスト、クライマックスFじゃなかったのはジークがハブされてしまうという理由もあったかもですね。一瞬、ジークも揃ってウィングクライマックスFか!?とか期待しちゃったんですけどね~。残念。
>緋子さん
初コメありがとうございますー。
電王は小学校高学年の娘さんにも訴求力を持っていましたか。是非ともそのままソッチ方面に目覚めてもらいたいです(こら)。
しかし…ウチのブログを発見したのが娘さんというのが気になります…。だって、激しく情操教育に宜しくない毒が散りばめられているのに…
娘さんは、強い子になりますね…(え)
キバ…?
>そうこさん
こちらも初コメおありがとーございますー。
面白おかしく…それがボクの唯一の物差しであり指標です。ありがたやありがたや。
ソードフォームで決めたのは、良太郎とモモとの出会いから始まっていた番組なので、二人の関係性を一番大事にしたかったのかなーと思います。たぶん。
敏樹は…他の作品では問題無い気がするんですが、何故かライダーの時だけいつもアレな気が。
自由にさせるより、若干枷のある方が素敵になる人だと思います。(何様ッ)
>仮帯さん
些細な事などどうでもイイと感じさせる魅力、最終回につまっていましたよね。一年間の事が走馬灯のように駆け抜け…それも全部あっての今回ですもんね。近年の平成ライダー最終回が毎度「ええー」な感じだったので余計にそう感じます(毒)。
まぁウラとキンは…なんじゃそりゃ!てのもまた電王テイストなのですよ、きっと(フィルターかかりすぎだ)。
楽しけりゃそれでイージャン!て…。ダメ?
>風水さん
前作への失望…もし前作がもっと優れた作品だったなら、果たして電王はこんなにも面白いと感じえたでしょうか?
低く屈めば屈むほど、より高く飛べるというものです。
前作の仮面ライダーカブ…何とかいう作品の出来も含めての「電王」なんですよ!
カブ…何とかは伏線の消化もままならない作品ではありましたが、実はちゃんと伏線になっていたんですよ。ふふ…(酷い毒)
イラストは律儀に頑張ってしまった気がします。
だってカブ…最終回ですら全員集合描いたのに、電王で描かないのは無いだろうって。えへ☆
>codackさん
電王は初回のOPを見た瞬間に分かりました。
あ、謎で引っ張る気が無い!って。それまで平成ライダーOPは謎のヒントを散りばめた考察の館でしたからね。あ、響鬼は違うわ。
まぁあまり設定云々で考えて分からないのは…切って捨てればいいのですよ。あえて目を瞑るのも平成ライダーですから…うへへ。
カイは数学で使われるギリシャ文字の「χ」、つまり未知であり謎であるからこそ「カイ」なのだと思います。
もしカイの出自が分かっちゃったら、ボクは逆にガッカリしちゃってたかもですよ。
オレ、そういう顔してるだろ?
>大阪さん
ハナが記憶無い…みたいな振りは確か無かったと思われます。
でも、思い返すとハナは自分のいた時間のコトを具体的に何も語っていないんですよねぇ。デンライナーに拾われて以降の事しか話していないんですよ…。単に未来の事を喋るのはタブー、てコトとは違ったのですね。
ルーティーンなエピソードは、もっと別の作家さんが入ってバラエティに富んでもイイかもな~、とは思っていました。フォーマットもあるので井上さんも許容範囲かなぁ、なんて(おい)。
電王はSFにしちゃファンタジーだし、ファンタジーにしちゃSFだし、難しいポイントにいるような気がしますので… 「すこし不思議」てコトでどーすか?(え)
次作は…どうなるんでしょうね。
50本一人で書くなんて、そこまで頑張らなくてもイイのになぁ…などとは思っています。
ウェイクアーップ!(ちょ)
2008/01/24 00:47 by TJ-type1@管理人 URL 編集
最終回…だったんですよね
電王最終回、あまりの超特急ぶりに本線を見失い振り落とされ、我ながらその見事な落とされっぷりに、終わった瞬間笑ってしまいました。去年の視聴後感とあまり変わらなかった気が‥‥。
OPの解釈については、「なるほど~」と肯くばかりです。良ちゃんと姉さんとハナさんが笑いあっているところが大好きでした。
なんだか最終回を見た気がしません。近い未来にみんなと会えるといいなあと思います。
2008/01/24 01:20 by ときだ URL 編集
非常に好意的な・・・
いろいろとハナの件については、私以上に「愛
」を感じました。
でも・・・、ダメです(爆
2008/01/24 07:58 by nationwise URL 編集
仮面ライダー電王 パート2 第1話「俺、再び参上!」
嘘です、すいません
電王らしさに溢れたEDでしたが、どういう訳か「ふ~ん…」という感想しか出てきませんでした…
どうやら、響鬼→カブ…(なぜか思い出せない。イマジンに消された過去の様だ)と続きEDに対する悪い方向の期待が高まり、電王に対する過大な期待(良い意味での)を抱いてしまっていたようです
だからと言って、悪かったとは思いません
電王は自分にとっても最高の一作でした
カブ…のマイザーボマー然り、電王のクライマックスフォームの必殺技ボイスターズパンチ&キック&シャウト等は何で出したんだろう?と思うものはありましたが…(何故かって?売る為さ…)
後、無かった事になりかけている巨大戦とか…
無駄な謎で引っ張る暗い話よりも、どつき漫才等のお笑いを取り入れた明るい話の方が受ける様な気がします
次回作は真逆に『暗そう』ですがね
自分的に響鬼がスパイダーマンの格好をしている様に見えるキバですが、戦闘シーンには期待しております
戦 闘 シ ー ン に は
頑張れバキ
長くなりましたが最後に…
良「モモタロス、最後のお願いを言うよ…」
モ「何だ?出来ねぇ望みは聞かねぇからな?」
良「モモタロスに3と5の間を言って欲しい!」
モ「…無理だ!!!」
電王、完…
2008/01/24 23:14 by MF URL 編集
追記
棒倒しと同じ様に、傾いてもOKで、抜け落ちたら負けだと思っていたんですが…
2008/01/25 00:32 by MF URL 編集
◇コメントありがとうございます!◇
去年の視聴後感…おかしいなー、あまり思い出せません。
たぶん、プリキュアの方の最終展開に気持ちの8割が行っていたからでしょう。
パリ…? なにそれ?
ボクも近い未来、みんなと会えるような気がします。
クライマックスな…刑事的な…そんな感じで。
>nationwiseさん
今考えると、コハナと新たな路線が出た段階で大きいハナさんの登場はありえなかったのだと思うと…切ないですね。
ギリギリまで登場を夢見ていたんですが…
夢は絶対叶うよ! …ピンクの人のうそつきッ!
>MFさん
よくよく考えると、クウガが平成ライダー1作目とゆーのが、色んな意味でハードルを押し上げているような気がします。もし1作目がアギトだったなら、電王は普通に充足感にのみ浸れる気が…しないでもありません。
製作発表会、東映・武部Pのコメント
「電王が芝居の力で人気を勝ち取ったことに対して、今回の作品はアクションに力をいきたい」
アクションに…
アクションに…
期待大ですね、アクションは!
追記:
本来なら次に手が出せない駅長の負けですが、何となく引き分けな空気に持ち込んで負けを減らしたのは、きっと駅長の手腕です!
2008/01/25 22:18 by TJ-type1@管理人 URL 編集
電王
電王がついに最終回を迎えましたね!(遅い?)
次のライダーも楽しみだけど、電王の面々に会えなくなるのはちょっとさびしいですね・・・
イラストやっぱ上手ですね!
良太郎にくっついてるモモ達がすごいかわいいです!
しかし結局なんでモモ達は実体化しちゃったんでしょうねえ・・・・カイも「俺は特異点だから消えない」とか言ってたのに灰になっちゃうし・・・・
とりあえず次のライダーも電王ぐらいおもしろい物になることを期待します!!
今度は杉田さんが出るのか・・・・・
2008/01/26 19:46 by 卓巳 URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
お久しぶりでござりますです。
そうですよね、電王の面々に会えないのは寂しいですよね…
まあVシネで会えるんですけど(え)。
モモ達が実体化したのはですねー…マジレスするけどいい? 答えは聞いてない!
元々この時間と不完全な繋がりしか持たない不安定な存在のイマジン。それが実体化する為には存在する力、「記憶」の力が必要なんですよ。多くのイマジンは現代人の契約者の記憶を借りて存在する力を得ていたのですが、モモ達は良太郎たちと過ごして自分自身の記憶が出来たので、誰かの記憶を借りる必要なく存在する力を持ちえたのですよ。
ひゃっほー、マジレスサイコー!
次も電王ぐらい面白く…ですか。
そうですよねー。でもボクは一つだけ知っています。
そう… 電王を基準にしてはいけないのだと。ケケケ…
2008/01/27 14:14 by TJ-type1@管理人 URL 編集
モモタロスたちの実体化はオーナーがきちんと説明しているにもかかわらず!
理由が分からないと言う、作中の台詞を当然のごとくスルーする人にイラつきませんか?いやなんとなく
2008/01/29 19:45 by タケ URL 編集
◇コメントありがとうございます!◇
しかし、電王の世界観設定が色々と複雑なのもまた事実ですからね。
小学生の分数じゃないですけど、ベーソスな部分で置いてかれると、次のステップはもう理解出来ないという、そういう難しさがあると思います。
公式サイトで、もっと設定解釈とか本気で説明するページがあっても良かったかと思います。
設定なんかよりドラマだけ楽しんでくれれば良いんです…て作ってる人は言うんでしょうけど…う~ん。
2008/01/29 22:01 by TJ-type1@管理人 URL 編集
はじめまして!
ちょっと仕入れた情報を失礼します;;
今回のレビューや他サイトでもいろんな複線予想が出てきた桜井家族(愛理・侑斗・コハナ)ですが、東映ヒーローMAX(雑誌)の靖子にゃん(脚本)インタビューによると・・・
愛理さん・桜井の恋人設定、ハナの親子設定は当初考えてなかったらしいです。
・・・今まで色々あれは複線だのなんだの考えていましたが、あちらも初期設定ではなくリアルタイムで設定を繋げて言ったんだなー、と思うと感慨深いものがあります・・・。
いきなりなコメント失礼いたしました!!
2008/02/19 15:35 by 名無しさん URL 編集
◆コメントありがとうございます!!◆
マジですかー。
意外や毎年恒例の「ライブ感」だったのですかー。
だとしたら、それでも最後には統合を取らせてしまう靖子にゃんがもっと凄い気がしてしまうのですが…。
靖子にゃんのスペックの高さが恐ろし過ぎます…
悔しいぐらいに(え)。
2008/02/20 00:29 by TJ-type1@管理人 URL 編集