本屋を三軒回ってやっと見つけたドラえもんのカレンダー…
チクショー、みんな国民的キャラクターを蔑ろにしやがって…
ということで(?)、来年のプリキュアさんの情報が遂に解禁。
タイトルは
「Yes!プリキュア5GoGo!」。
【朝日放送プレサイト】 【東映アニメプレサイト】ご存知の通り、現在の「Yes!プリキュア5」の正当な続編となる見通しです。言わば「無印」の後の「MH」と同じ。
そうなると色々と不安要素もあるんですが…まぁそれは後述させてもらうとして、とりあえず公式プレサイトにある情報から、色々と探りを入れていきたいと思います。
■救急戦隊!「Yes!プリキュア5GoGo!」
右から読めばゴーゴーファイブ…あ、いや、すいません…
プリ5でも「ピンキーを55匹」とか、やけに「5」という数字を押し出している番組でありましたが、「GoGo!」という数字の「5」の韻を踏んでいる要素を付け足したコトから見ても、その傾向は更に強まっているご様子。
来期集めるモノは555匹とか言われたらどうしよう…55匹ですら劇中で描くのを逃げているってのに…。(実際、毎年数が増えてるしね…7→12→42→55→?)
基本的にプリ5はメッセージ性も分かり易いし、成長劇としても安定していて、割と固い出来ではあるのですが、プリキュアが何故「5人」なのかという問いには答えが無いという弱点もあったりします。
「ふたり」の場合、人は独りでは生きてゆけないというコトを踏まえ、「1ではない数字」の象徴として「2」なのだ、という意味がちゃんとありました。
しかしざっくばらんに言ってしまえば、プリキュアは2以上の数字であれば全て成立するという意味でもあります。
だから、別にプリキュアが「5」でもイイんですが…それを言ったら「3」だって「4」だって「13」だってイイわけです。
その中で何故あえて「5」であるのかという有機的な意味は提示されていないんですよねぇ…そんだけ押している割にはさ。(いや、特に意味が見出せないからこそ押しているのかもしれませんが)
たぶん、並んだ時にカッコイイ数だから…とか、そんなんだと思う…へへ。
さてさて、今度はタイトルロゴを見ていきましょう。

「Yes!プリキュア5」の部分に関しては特に変わっていません。
「キ」の字の上にある“さなぎ”に関しての考察は、
以前書いた記事をご参照下さい。
付け加えられた要素は「GoGo!」という文字に、薔薇の花と蔓。
「GoGo!」の方はハートがあしらわれているというコト以外見当たる部分も無いのでスルー。
ええ、やはり気になるのは薔薇の花。
来期は続編だけに、プリ5最終回のネタバレ等にも繋がる事を懸念してか、ストーリー情報などが控えられている模様です。
しかし、朝日放送プレサイト、新キャラクター“シロップ”の紹介欄には「ローズガーデンに行く事を夢見る!」とかあるので、ロゴにある薔薇の花はその「ローズガーデン」なる場所や、新キャラの「ミルキィローズ」さん(で、イイんでしたっけか?)の事を指し示している要素であるコトは見当がつきます。
問題は「蝶々」が「夢」の象徴であったように、この「薔薇の花」もまた、何かテーマに関するメタファーとして存在しているはずなのです。
「花」…と言えば、その蜜は蝶のエサ。
つまり「夢」の為に必要な栄養素と考えるとすると…努力…とか?
でも花と努力はあんまり結びつかないんだよなぁ…。まぁ、花だってツボミを開く為には人知れぬ努力があるんだぞ、みたいなエピソードを重ねられれば結びつかない事は無いのですが。
しかし数ある「花」の中で、わざわざ「薔薇」ってのが…う~ん… もしかしたら重要なのは「花」ではなくて「とげ」の方だったりするのかも。
綺麗な花にはトゲがある、なんてーコトを言いますが。
キレイに見えるモノであっても、その実キレイとは似つかわしくない裏の顔があったりするものでありまして…。
つまり、美しく咲く花びらと、触れる事を躊躇させるトゲの両方を併せ持つ「薔薇」という花は、それだけで「夢」の美しさと「現実」の厳しさを体現させた存在であると言えます。
てーことは…蝶が薔薇になっただけで、テーマとかは何一つ変わらないって事を意味するのか?
新しい要素の象徴として「花」が入って来たのかと思っていたんだけど…いや~、どうなんやろねー。
■再改造手術を受けたプリキュアは(ry続きましてキャラクターの画像から。
まず誰より目を引く新キャラクター、ミルキィローズさん。
名前からすると、ミルク変身体? て気もしますが、基本色が紫である事とか、表情の凛々しさとか、名前以外にミルクと合致する要素がありません… でも全く関係無いのならそんな名前は…いや、待て。別にまだ公式にミルキィローズだと発表されたわけでは無いんだった…全然違う可能性も有り得るんですよね。
じゃ、名前に関しては深く追求するのはやめとこう。
ミルキィローズ(仮)さん、服の装飾は…他のプリキュアとは違うので、やはりルミナスさんよろしく別働隊ぽいですね。
後方支援しか出来ないトコロは引き継がないで貰いたいけど。
表情的にもキリッとした感じで、もしかしたら敵方…? て気もしないではありませんが、腕の装飾とかはプリキュアさんの新コスチュームとも若干カブッているし、何よりスパッツだし(そこ?)、やはりプリキュアさんの仲間という可能性も否めません。
つかスパッツ穿いているってコトはアクション出来る子なのか、そっか。
いつかの黄色い娘とは違うのねん。

肩のフリルを描き忘れました。だが直す気は無い!名前の通り、薔薇が前面に押し出されたコスチュームではありますが、青い薔薇…所謂「不可能」の象徴ともされる青い薔薇というのが気になります。
「希望」のプリキュアに対して、「不可能」を背負ったカウンターキャラなのか…てことは敵…?
んもう、結局どっちなのよ!
プリキュアさんの新コスも、蝶より花の方が押し出されたデザインとなっています。
大まかなデザインはアクティブになった感じでカッコイイんですが、みんな薔薇の髪飾りを付けているのが、今から描く時にスゲーウザそうな気がしてならん。
レモン、それ付けてない方が絶対イイって。いや、別に描く時に楽だから言ってるんじゃ…
二期目はヘソ無しのジンクスは守られたました。
でも、ミルキィさんはヘソ出てるみたいだけど…。
しかし、そんなコトより気になるのは変身アイテムが腕に無いコト。どうやら腰に下げたポーチに入っている模様。
そこは昔に戻ったわけですか…。
ん?
あれ?
ちょ、ミルキィローズさんの変身アイテムは?
見た感じ、玩具的なバンダイ的なモノを装着しているようには見えないんですが…。まさか販促の呪縛から逃れただなんて、そんなバカなコトはありませんよね!?
いや、そんなコトをバンダイ様が見逃すわけは無い。見逃しているのはオレの筈だ、どこかにあるんだッ。おそらく画像では隠していて見えない左手首にミルキィキャッチュ的な何かが、きっとあるんです…よね?
もしくは、あれがあの人の普段着ってコトに…(え)
■マックハァー!正直言いますと、個人的見解としてプリ5二期決定に関しては、嬉しさ3割がっかり7割といったところだったりします。
本…ッ気でプリキュアを100年続けたいのであれば、やはり毎年新作にしていくべきだと、ボクは思いますよ、ええ。
毎年毎年、新しいシリーズにするという事は既に決定事項なわけでしょうし、さらにその上、続編か新作かという判断を毎度毎度仰がにゃいかんだなんて、そんな中途半端なフォーマットじゃ100年やっていけないっすよ!
そこはもう、戦隊やライダーのように良くも悪くも一年間と決めた方が、絶対製作陣だって作り易いと思うンだけどなー。
だってさぁー、売れてるから二年目もやります! なんて…ちょいと安易過ぎやしゃーせんかね…。
そりゃぁ営業的には良いのかもしれないけれど、物語的には完結計画を先延ばしされる事になるわけでしょう?
最初から1年とか2年とか決まっているのならシリーズ構成も計算出来るだろうけど…途中で延長が決まるというのは…なんつーか、安易な先延ばし作戦が取られないかが不安でしてね…。
この不安の原因は、やはり「MH」の縦軸引き伸ばしが若干トラウマになっているからなんだろうなぁ。まぁMHの場合は、半年のモノを一年、さらにもう一年引き伸ばした事から起きた歪みだったりするので、もそっと考える時間のあったであろうプリ5では、あそこまでのコトは無いだろうとは思いますけどね…。
実際プレサイトを見ると、パルミエ王国編は一応終結して、新たなローズガーデン編へと突入するようにも読んでとれますし。
とはいえ、プリキュアさんが変わらない以上「夢と現実」というテーマは継続だろうし、成長劇の色合い濃いプリ5としては、テンポのローアクセル化が心配なのは変わりませんなぁ。
まぁ…人気があるウチは精一杯搾り取ったれい! てのは東映アニメ作品では割と珍しくないので、二期をやるのも、らしいっちゃらしいですけどね。きっと春の映画の後、冬にも映画やるんだろうなぁ…プリキュアの通った後はぺんぺん草も生えないぐらい働かせるんだろうか…。
とは言いつつも一つフォローするならば、プリキュアさんてのは誕生してからまだ4年の新規開拓組。
戦隊やライダーに比べれば色々なフォーマットや、商業的な面もまだまだ不安定。
だから本気でプリキュアを100年続ける安定軌道に乗せる為には、幾らか形振り構わず、人気作の商業的パワーを後ろ盾に、多少作品の構成を切り捨ててでも第一宇宙速度に到達する事が、シリーズ黎明期作品の使命なのかと…そういう風に思えないコトもなかったりします。
でもまぁ、東映アニメが本気で100年やろうと思っているかどうかはビミョーだけどな…
視聴率とか玩具の売れ行きとか全然分からんプーなボクとしては、二期でどうしてもシリーズ構成的にシワ寄せを食らうのではないかと不安です。
まず、一期をちゃんと完結させてくれるのかどうかですらドキドキなんです。な~んか納得出来ないまま次にバトンを渡されやせんかと。無印のトラウマですね…
いや、まぁ不安もありますけど、良いコトだってちゃんと把握しています。
この一年間で把握したキャラデザを捨てずに済むってコトです!
あぁ、またレモンを描く事が出来るんだわ!
べ、別に描きたいわけじゃないんだからね! 勘違いしないでよね!
つか、バb… かれんさんとこまちさんは進級して高校生になってしまうのでしょうか。アニメなんだから現実の時間軸に忠実でなくても良かろうに…と思ってしまうのはギャグマンガ標準脳だからだろうか。別に何度お正月迎えたってイージャン! て。
何かテキトーに書くつもりの筈が長ぇ…
て、去年も同じような事を書いたような…ま、いっか。
とりあえず、期待と不安を併せ持ちつつ、まずは「Yes!プリキュア5」のクライマックスを焼き付けてやるとしましょう! GoGo!!
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