
何だ今回の話は!
メタでカオスで、スゲー楽しいじゃないか、コニャロー!
久しぶりに腹黒スロットル全開のミルクによって展開するシンデレラストーリー。
意地悪な継母と二人の姉にこき使われるシンデレラ… の筈なのに、どっちかというと可愛そうなのは継母と姉のような気がするのは気のせいでしょうか。シンデレラの所為で家の中がどんどん崩壊してゆく…。
てゆか、基盤の物語とキャスティングから、意地悪なお姉さまの描写に期待したのに、キャラクター自体はプリキュアさん準拠なだけに普通に優しい人になっちゃってるんだな、これが。
あぁ、水無月姐さんと夏木お姉さまによる陰湿&執拗な虐めが拝見出来ると思ったのに…残念だ。
魔法使いのうららも佐藤元さんの作画が、悔しいかな可愛かったすなぁ…(え?)。
今回は劇中劇(妄想?)というメタフィクショナルな展開であると同時に、台詞などもメタたっぷりなのが楽しいですね。
「そーゆーお話だから…」
「決定事項よ」
「物語上…」
「私の台詞だから一応…」
日常描写を大切にするプリキュアだからなのか、こういうちょっとメタで捻くれた世界観での展開は初めてですね。
この当たり前の日常が素晴らしいのよ! と謳いながら、どうせこれってアニメの世界の造りモノだしぃ〜、みたいな突き放し方はプリキュアじゃありえないっすもんね…。それはチビッコに酷だぜぇ。
でも、夢と現実をテーマにすえるプリ5としては、劇中と現実とを交錯させるメタフィクショナルという一つの手法は、ある意味では最もテーマに適った手法であるとも言えますけどね。
ということは最終回では、夢原さんがカメラ目線になって
「みんなー、一年間応援してくれてありがとう。でも、これは所詮アニメの中の出来事だから、本気にしちゃダメだよ。プリキュアなんて本当はいないんだからね。じゃあ、来週からの新番組をよろしくねー☆」で、「愛はブーメラン」が流れながら満面の笑みでチビッコに夢を振りまくんだろうなぁ。背筋の凍るような番組だ。
てか、軽く「らき☆すた」入ってる…。
会議室、ブラッディーさんの椅子に座って寂しく栄華の希望を馳せるブンビーさん。そして気付く。
これは、自分がかつて思い描いたサクセスストーリーとは違う、と…。
かつての希望に対して現実が乖離している… その事に気付き、それを決して良しと思っていないブンビーさんは、現実を認めて絶望するのではなく、夢を追おうとしているってコトですね。
現実と絶望の象徴であるナイトメアにありつつ希望を求めようとは、それはもうブンビーさん、気持ちは完全にプリキュアさん側ってコトじゃないですか。ま、実際に行動している事自体はいつもと何ら変わらないので、プリキュアさん達と化学反応が起こるでも無いンですが。
正直、ブンビーさんは今後どうなってゆくのか、本意気で見えないのが気になるところです。
これで普通に倒されたら爆笑出来るが…(ちょ)。
何が映画とコラボなのかしら? と思ったらドレスのデザインだけなんですね。
思い返すと、誰がメインで何の意味があったのかよく分かりませんが、このメタとカオスだけで十分に楽しかったぁ!
で、来週休みなのね。チッ!
あと、ラストのミルクを見て、「マリオ3」を思い出した世代です、靴マリオ。
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プリキュア5 各話レビュー