
激気を言葉に変えるって、こういうコトじゃないの?デカレンジャーを書きたかったという中島さんの夢がゲキレンジャーで結実か…
って、面白いな、オイ!
ただの実況屋さんとして存在しているだけと思われていた(実際そうだけど)バエで、こんなにも熱い話がッ!
獣人化を克服しようと自分の中にある邪気と戦うゴウ。
お前が信じるお前を信じろ!
自分自身と精神世界で戦うというのは、別に珍しい展開でもありませんが(去年もやってたし)、そこにもう一つ、バエの命がけの戦いを重ねているというのが上手いです。
邪気に飲み込まれそうなゴウは、激獣フライ拳の実況が無いと戦えない。
しかも、その上で自分の中にある邪気を倒さなければならないわけで。これはちょっとしたタッグマッチなのですね。いや、相手は一人だけど。
メレの臨気を浴びないと滅びてしまうバエにとっても、これはまさに命がけの戦い。
てゆーか、実は毎週の実況がバエにとっては命がけだったのね! バカに命をかける、芸人の鏡だぜ!!(え?)
実況ですら修行であり戦いなのだというのが、久しぶりにゲキレンジャーぽくてグッと来ました。
自分を助けてくれたバエの為に巨大戦を戦うゴウも熱いです。奇妙な、戦友にも似た感情なのか…。
ルーティンじゃなく、凄く有機的に巨大戦の必要性が発生したエピソードです。そうだよね、今更だけど基本的に巨大戦って何の必要性も無いんだよねぇ…いや、本当に今更だけど。
しかし、この熱いバトルに水を差したのがゲキファイヤー。
「兄さん、今だ!」って…手助けしているようだけど、そこはゴウが一人で倒してこそバエに対しての恩返しの意味があるんじゃないんですか!?
空気読め、カクシターズ!
否、黄色と青はバエとの件を知らないし、赤は元々空気が読める子じゃないから、きっといつも通りだと思って戦っちゃたんだな。あちゃー使えねー。
「勘違いするんじゃないわよ!」
記号的過ぎる台詞を吐いてバエを助けるメレ姐さんに惚れそう。
バエもまた理央に蘇らされた者、理央の愛の一部として、そう簡単に滅ぼさせはしない…て。
最初の記号的台詞も相まってか、要するにバエがいなくなると寂しいから助けたという気もしないではないし… と同時に、本当に理央の事しか頭に無いから助けたという気もしないではない…
ただどっちにしろ、悪い人じゃない、という結論に至ってしまうロジック。悪の獣拳のくせに。
いやー普通に楽しかったさぁー。
ゴウとバエの友情というか熱さにホロッと来たし、メレ姐さんの昔の格好が色っぽかったし、何か最後にヤンキー出て来たし。
斬新だよー、ヤンキー風ニイちゃんがヒーローなんて、斬新過ぎます。
あぁ、もう何処に行こうとしているんだろう、ゲキレンジャー…
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スーパー戦隊 各話レビュー