
これの何処が夏服なんだ、何処があ!
どー見てもただの色違いです。その程度で夏を乗り切れるのかよぅ。
制作側が楽をしたかっただけとしか思えないけど、そーではないと信じたいですよ、ええ。何か理由があるんです。ほら、刑事が殉職する回では何故か白い服を着てるみたいな。血糊が目立つ、みたいな。
もしやこれも無国籍感を狙っているのか?
普通に考えて日本の夏を長袖で、しかも何故か上着がデフォルトの制服で過ごすなど考えられないわけですが…
これが日本より緯度の高い欧州なら、決して無いこともないような… プリ5は何故か欧州的世界観を漂わせたがっているしねぇ…。
と無理矢理自分を納得させてみたりしましてね。
いやぁ~30分がアッという間だったぁ~。
楽しかったっすわぁ。
正直作画がイイとは言えない部分も多いですけど、さほど気にならない作りになっているのもなかなか。
楽しさ盛り沢山なモノで、ソッコーで2回目観てしまったぁ…
先週の予告を観た時は、今週は何も考えることの無いギャグ回だと期待していたんですが、なかなかどうして「仲間」がテーマの素敵エピソードではありませんか。勿論Aパートのギャグもガシガシやられたけどね。
メガネを取った増子さんのド近視ギャグに「こっちよ」だけで流す水無月さんとかさ。
「ちょ、ツッコミどころじゃん!」というポイントを見事にスルーされ、なんだか裏をかかれた様で悔しいです。あぁ、でもツッコンで欲しい衝動が止まらないっすよぉ。だって、でないとボケた増子さんに失礼な気がするじゃん?
関係無いけど、増子さんはメガネ外すとモテモテ…じゃなくて地味過ぎるので、今後はメガネが外れない様に頑張ってもらいたいですね、ええ。
今回は、「仲間」というモノを得るコトになったかれんの変化を、増子美香のフィルターを通して描いております。
元々ずっと一人だったかれんは、別に世話好きとゆーワケでもなく、一人でいる寂しさを紛らわす為に忙しさに身を置いていたのですね。
自分の力だけを信じていた、かつてのかれんさんは。
ここに、一人でサンク・ルミエール通信を作る増子さんの姿がリンクしますね。
かつての水無月さんと今の増子の同一性。
でも、水無月さんには仲間が出来た…
うっとうしい時もあるけど、大事な仲間というアクアの叫びにハッとする増子さん。
アクアの叫びのシーンはクライマックスの筈なのに、盛り上がる劇伴ではなく切ない劇伴が流れています。これはきっと、まだ仲間のいない増子さんの心情描写ですよね、たぶん?
もう完全に増子さんが主役ですよ、ええ…
増子さんがかれんさんと自分を重ねて、今の自分には無い「仲間」にはたと気付く素敵ドラマ。
一人で新聞を作っているというのも、どうやらワケ有りげですし、今後増子さんについては詳しいエピソードが用意してあるってコトだよね。そーだよね?(でも、去年は結局健太と優子の話は無かった…)
いやぁ~何気に増子さんもネガティブを背負っていてキュンと来ますなぁ。ポイント上がっちゃうよ、うむ。隠れファンは多いはずだ、たぶん(隠れる必要性は分からんけど)。
でも、いつまでも「増子さん」と「さん」付けされているのがとってもアウトローです。夢原さんぐらいは「美香ちゃん」とか言ってもイイような気はするが、壁は厚いね…
ま、それなら増子さんが無印8話みたいなのを経て名前で呼ばれる日が来るのを待つとしますよ。来ない気ビンビンだけど。
バトルもやけにスピードの速い画でしたねぇ。
アラクネアさんに向かうアクアさんがちらっと後ろを見ているのに芸細を感じました。
で、来週はレモンさん… 「また見てね」の画を見て、もしや!と思って調べたらやはり演出は大塚さんかぁ(後処理演出だけど)。
てか、この人レモンの回しか担当してないじゃん!
⇒
プリキュア5 各話レビュー
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