■花獣形態前回、三体同時に出現したメガビョーゲンに苦戦を強いられていたプリキュアさん達は、三人揃ってしっかり一体ずつ治療する方針に転換し、まずは光のエレメントさんの治療に成功するのでした。
今週は早速、河川での決戦です。
とはいえ早々に決着をつけ、三体目のメガビョーゲンさんの元へと向かいます。水が絡んだ特撮シーンは予算がかかるから長くはやれないのです。
山中で汚染を広げるメガビョーゲンさんはだいぶ成長していて、プリキュアさんでも太刀打ちできないレベルに至っておりました。
初の敗北に打ちひしがれる一同です。
このまま汚染を放っておけば、その土地は二度と戻らないのだと知らされます。
しれっと「死」というワードが今回も台詞中に使われていましたが(台詞中の使用箇所をずらすことでやや間接的に伝えているのが巧妙)、二度とは戻らない…つまり「死」なのです。
ここで何とかできなければ死あるのみ…と突きつけられている。中学生になんてことを…。
三体を三人個人毎に撃破していた方が良かったのだろうか…と反省会が始まる中、それは否であると訴える花寺さん。前回その方法論が叶わなかったことを実感し救われたからこそ、現時点での戦力分散は効果薄弱だと分かっている。
メガビョーゲンさんを全て浄化するため、目の前の一体を後回しにした事は「あきらめ」ではない。いわばトリアージであるということ。
あきらめたら本当に終わってしまう、死んでしまうというコトを自身の闘病体験からも理解している。
メガビョーゲンさんとの再戦の中、当のエレメントさん自身があきらめかけていると知る。
治療は医療者側だけでなく、患者自身があきらめないという心持ちが重要であると訴える。
患者と医者、周囲のサポート、関わる全ての人たちがあきらめないという気持ちを持つこと。
去年は「ロケットは一人では作れない」という話をテーマの中で描いておりましたが、今年は「治療は一人では出来ない」と描いているわけですね。
死か生存か、どちらかの未来が突きつけられる中で必要なものは何か。
患者とプリキュアさん、他エレメントさん達の想いが合わさる中で生まれた新しいボトルと、三人技であるヒーリングオアシスが披露される。
前三週ほど、一人では解決できない問題にぶち当たって仲間が助けてくれるというお話が描かれてきていて、今回遂に三人技が出来上がるてなわけですね。
三人共闘で三人技フィニッシュというシンプルな流れかと予想していたのですが、患者や周囲の者の協力もないと太刀打ちできないという流れで、もはや既に集大成感すらあります。
今後、オアシスからパワーアップしていって、樹海やジャングルに成長していくのかなぁ…。
■ぬ…とりあえずメガビョーゲンさんは浄化したものの、メガビョーゲンさんの種子がカピバラ…ではなく尻尾があるからヌートリア? に憑りついてしまい今後が厳しそう。
そして普通に憑りつくシーンが怖い…。
日本におるんかいな…と思いましたが、外来生物に指定されてるんですね。なるほど。
次回予告が茨城県で撮影したっぽくて楽しみです。
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