■メガビョーゲン総進撃校外学習で浮かれている花寺さんは、電車で出かける事自体が初めてなのだと言います。
普段はいつも車で出かけるとの事で、入院する前から病弱だったのか、あるいは電車の無い地域で生まれ育ったのか…。
駅前でおばあさまの落とし物を率先して拾いに行く花寺さんと、周りを警戒する沢泉さん、勘よくお守りを発見する平光さん。
三者三様であるも、三人揃えば万事解決に至れるというコトが描かれる。
校外学習でやって来たのはガラス工芸職人さんの展示会。
職人さんからこれまでの努力が結実した旨を聞いて感心する一同です。
上手く説明できないのですが、なんか無性に無印時代っぽい話だなコレ…と感じる…何故かな。
そのガラス工芸品は、職人さんがこれまで過去に積み重ねてきた技術、作りたいという未来への情熱、それらが組み合わさって今こうして現実のモノとして完成している。
そこには、過去と未来と現在の三つの時間が込められているのです。
番組テーマの理想を体現した存在であるというコトですなぁ。
そんな折にメガビョーゲンさんが3体同時に出現します。
計画したコトではないものの、プリキュアさんには実に有効的な策なのです。これがいつも出来れば良いのでしょうけれど、それは敵さん三人のチームワークが構築されていなければ出来ないし、そうもいかないのじゃ。
3体のメガビョーゲンに対し、一人ずつ戦う戦略に出たプリキュアさんですが、案の定うまくいかず、やはり3人揃った方が良いと方針転換に至ります。
現れたメガビョーゲンさんは光・水・花と、プリキュアさんらと同じモチーフの方々。
であるのに、わざわざ自分とは違うモチーフの相手と立ち向かうコトになるというのが気にかかる所です。これが失敗フラグだったか…。
三人の合流を勧められるも、目の前の相手から離れられないグレースさん。
他二人が助けに来てくれて事なきを得たものの、なかなかのピンチでした。
前回、前々回のお話では、「過去の自分を超える」「現在の自分を肯定する」というそれぞれの課題に対して、「自分一人では出来ないけど仲間が居れば可能である」と描かれて来ました。
ということで花寺さんが突きつけられているのは「未来の自分」です。
「助けたい」という目標(未来)に対して辿り着けない様が描かれる。その未来に至る為に現在どういう行動をするべきか、花寺さんひとりでは捉えきれなかった。だからこそ、仲間が必要なのだと。
三人がそれぞれに気付きを得た中、次回へと続く。
■光のエレメントさん今後も襲われそう…序盤の記事で、今回のシリーズは人間とヒーリングアニマルのペア関係がコアになっているので3人の関係性はそこまで重要じゃない云々~と書いていたかと思いますが、そこを踏まえると最近の流れは、「3人チーム」に至るための助走を描いていると言えますか。
ふたりから三人(と三匹)へとステージが広がる。
- 関連記事
-
コメント