■PHOTO入院していた最近の写真が無いという花寺さんの話を聞きつけて、平光さんの誘いでショッピングモールで開催されている撮影会へと訪れた皆々様。
そこではアクセサリーやメイク、ドレスなどを選んで撮影させてくれるという。
わいわいとオシャレになろうと勤しむ中、花寺さんはバタンキューしてしまいます。走れば転ぶし、人混みでは酸欠になる。
身体を鍛えている描写もあるので、シリーズ終盤には宇宙空間を生身で歩き回るぐらいに進化しているやもしれない…。
花寺さんの虚弱さをなめていた…と、平光さんも反省します。
しかし、この疲れさえも「生きてるって感じ」なのだと花寺さんは言う。
良い事も悪い事も、全部ひっくるめて「生きてる」コトを感じられるのです。
初お当番回でも言うている通り、平光さんはすぐに周りが見えなくなってしまうタイプ。「今」目の前にあるコトに気が取られてしまうのです。
しかし、そうなる時は総じて“他者のために”行動しているからでもある。
色々と見失いやすい自分の性格を平光さん自身は卑下するものの、周りの仲間はそれが良い所の一面だと把握している。
他者の為にばかり行動することは自分を失うコトにも繋がるモノの、その他者によって平光さん自身が把握していない自分の良さ・個性というモノが担保され、還元されている。
誰かを救う事で自分自身も救われている。
プリキュア御三方にはそれぞれ未来・過去・現在というモチーフがありますが、登場回がそれぞれのテーマを掲げるお話だとすれば、前週より始まるこのお当番回ターンでは「各人の持つテーマだけではダメだよ、仲間がおらんとネ」と訴えるお話となっている。
前回、“過去の自分”を超えるために必要だったのは仲間の声援でしたし、今回も“今の自分”を肯定する為に必要だったのは仲間の言葉でした。
で次回は、“未来の自分”を作るには仲間が居ないとダメなんだと花寺さんが打ちのめされるお話になるわけですなぁ(書いている時点で視聴済みですが)。
オシャレというのはなりたい「未来」の自分をイメージする行為であり、写真は「今」という瞬間を切り取って、その写真は「過去」の思い出として振り返る材料となる。
その一枚の中に三つのテーマが全て入っているのです。
■BEADS今年も満を持して登場したビーズメーカーさん。
いやしかし、残念ながらお話としてはビーズメーカーが絡んでくるモノではありませんでした…。
今年はドラマ面が強化された結果、ビーズメーカー販促要素が弱体化してしまったようです。哀しいなぁ。
やはりビーズメーカーで戦う話が必要なんだよ…。
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