■Union久しぶりに地球へと帰還してきた一同の前に、星空連合のトッパーさんが現れました。
銀河の辺境まで連合のトップが自ら出向いて来たのは、他ならぬプリキュアさんを連合の支配下…加盟してもらうためです。
プリキュアさんとかいう強力な軍事力はしっかりと管理下に置かれないと危険だという声が高まり、加盟派と反加盟派のプリキュア間でシビルウォー勃発…まで先の展開が読めました。
トッパーさんは交渉を迅速に進めるため、トッパーさんと星奈さんによるトップ会談を申し出ます。ここで交渉成立なら後は事後承諾です。
トッパーさん曰く、宇宙の星々の輝きは以前よりも減ってきているとのことです。未来の可能性が狭まっているのだと。
スタープリンセスを守れなかった事、星々を守れなかった事に自分の弱さを痛感するトッパーさんですが、その職は辞しませんでした。
分かります、保身ですn…あ、責任? そっちですか。なるほどね。
トッパーさんは、強い力を持つ者には人々を守る責任があるのではないかと、星奈さんにも問いかける。
ご存知、スパイダーマン(のおじさん)理論なわけですが、この「責任」が何を意味するのか考えると難しくもある。力の使い方の話なのか、社会的な義務を課すための言葉なのか…その時、プリキュアさん個人としての自由は失われてしまうのか…?
思い返せば、プリキュアさん自体はチームを結成するものの、組織に属するプリキュアさんというのはこれまで存在しないだけに、組織に加入するという事が劇中善足りえるのか否かが判断付き辛い。
プリキュアさんは戦隊同様にチームが基本でありつつ、ライダーのように自由である事が基本でもある。それだけに部活動的スタイルがちょうどいいわけですが。
そんな折にやって来たのは初めての出張に出向いたガルオウガさんです。
ガルオウガさんはダークネスト様のご加護によって、宇宙空間で呼吸も出来るし、自在にワープホールを作る事が出来ます。
えー、宇宙人のくせに宇宙で呼吸も出来ないのーと思ったけれど、そもそもカッパが宇宙空間で呼吸で来ている方がおかしいのだった。
プリキュアさんも宇宙空間で活動可能である事を考えると、ダークネスト様の御加護というのはプリキュアさんにおけるプリンセスの力に似ているワケですね。
呼吸とか武器強化etc...今回の敵さんはプリキュアさんと同質の存在であると設定されている印象です。心根さえ違えば、カッパードさんやガルオウガさんもプリキュアになれたんだ…。
守るという言葉に過剰反応し、怒りをあらわにするガルオウガさんは、どうやら過去に守れなかった or 守られなかった経験があるのかなと察せる。ノットレイダー幹部の皆さんは、それぞれ過去に色々苦いことがある様子です。
何かを守れなかった過去を持ち、宇宙を支配する一派に加わったガルオウガさんは、トッパーさんの姿と重なります。
宇宙を一つに支配することも、星々の連合も、言ってみれば宇宙を大組織による管理下に置いて平和をもたらす…という意味で近しくもある。それが独裁的か民主的かという違いこそあれ(そこが重要だが)。
「宇宙はお前の手には余る」と、スターさんに宇宙は守れないのだと言うガルオウガさんですが、一人ではなくみんなで守るのだと返されてしまう。
それこそ、ノットレイダーか連合か、独裁的か民主的かの部分でもある。
この辺の明確な語りとか連合加入の可否は次回かしら。
■Bキャンが間に合わないガルオウガさんの撤退によって最後のペンを手に入れたプリキュアさんは、遂にすべてのプリンセスを復活させる。ここで実はプリンセスたちが諸悪の根源だったと明かされ…なんてこともなく、何故かフワが急激進化。
えー、だってそんなコトしたら旧形体のフワが売り辛いのでは…!? と結構本当に驚きました。ちょ、ちょっとしたら戻るのかなあ…。
次回もガルオウガさんがやって来ます。
地球なら呼吸が出来て安全に撮影が出来る。
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コメント
久々にコメントします
そういった人間化ではなくまったく別の生物に進化するというのは驚きですよね。
これが玩具売上的に吉と出るか凶と出るかが個人的にけっこう興味深いです。
2019/09/13 22:37 by アメ猫 URL 編集
◆コメントありがとうございます◆
はーちゃんさんが進化してしまうのも玩具的な意味で驚きだったんですけど、今シリーズにおける謎生物のメインウエポンでそれが起こるのも驚きです。
戦隊みたいに追加装備で一角ペガサスに変形するとかなら元の玩具も売り続けられように。
2019/09/15 06:02 by TJ-type1@管理人 URL 編集