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2019年 09月 06日
本日はドラえもん誕生日SPとのことでまさかの2時間枠。
新作1時間と再放送1時間の大盤振る舞いです。こういう編成は初めて見た気がする。

新作「未来の迷宮 おかし城」は、ドラえもんの誕生日ケーキを未来の有名パティシエ・マキャロンさんに作ってもらう事となって、工房に遊びに行ったコトから始まる騒動です。誕生SPで誕生日を祝うの、久しぶりでは。

チョコレート工場宜しく、巨大なお菓子工場の見学をするのび太達は、ロボットたちが音波制御されて動いていると教えられます。説明された瞬間に暴走する未来しか見えませんが、案の定ロボットたちの反乱が始まる。
その原因はマキャロンの助手であるネコ型ロボット・キャンディの嫉妬心でした。同じネコ型ロボットでありながら、誕生日を祝われる事が無い悲しみと嫉妬が小さな亀裂を生んでしまった(レコードに)。2時間ドラマみたいな動機が背景に…。

他のロボットが暴走する中、キャンディだけ暴走していないのがおかしいのではと思わせますが、実は元々が捨て猫…ロボットだったと明かされ、ドラマ的な説明と同時に音波制御では無いのだとも分かります。なるほど無駄のない説明。
そういった哀しい一面も持ち合わせつつ、地下で飼っているライオンを虫歯のまま放置していたり、嫉妬以外にも若干のヤバみが見え隠れしています。この捨て猫は愛に飢えているのかな…。

この話の中でも、音波制御でケーキを作り続けたりオモテナシをしたりするマシーンとしてのロボットと、ドラえもんやキャンディのような人間と同等の存在として描かれるモノと、2種類のロボットが登場します。
それはキャンディの中にあった哀しみや嫉妬のように、「心」の有無が視聴者にキャラクターなのかマシーンなのかを線引きさせる。
キャンディの誕生日が製造日ではなくマキャロン氏に拾われた日というのも、ロボットに人間性が発露した日であると見る事も出来るだろうか。

ドラえもん誕生日と毎年銘打っているわけですが、マシンの誕生日をお祝いするというコトの意味を改めて確認させて来るお話かもしれません。
冷蔵庫や掃除機の製造日をお祝いするコトはなかろうに、ロボットの誕生日はお祝いする。ではその線引きは何処にあるのか…?と我々へ問いかけてくる。


そして三十余年あまり放送していた金曜19時枠とはこれでサヨウナラです。ありがとうありがとう。
パオパオチャンネルから藤子アニメへの地続き感がいまだに印象に残っている。

引っ越し先が、かつて金曜から日曜に越した戦隊のように住めば都となるのか、あるいはただの荒れ地なのかはまだ分かりかねますが…。
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