2019/08/13
仮面ライダージオウ EP46「2019:オペレーション・ウォズ」/EP47「2019:きえるウォッチ」
アナザーワールド内に閉じ込められたゲイツを救出する方法を提案する白ウォズ。それはトリニティの変身によって無理やりこちら側に引き戻すという方法だという。トリニティの三位一体は物理的な合体というよりも、三者の絆によって繋がる変身であり、それは時空すらも凌駕するのだと。
なかなかロマンチック理論。
かたやスウォルツはオーラの命も奪って、タイムジャッカーも遂に1人となってしまう。仲間を増やしてきたソウゴと、一人になるスウォルツは実に対比的です。まぁウールを殺したのはアナザードライブでなくオーラなのだけど。
スウォルツがオーラだけでなくもアクアも倒したことで、未来の可能性を自分だけに集約させていると見る事も出来る。
勿論ソウゴは色んな未来の可能性を抱えたまま進もうとしている。
スウォルツがソウゴに提示した選択肢は三つ。
ソウゴの世界が残るか、ツクヨミの世界が残るのか、オーマジオウになるか…。ソウゴの居るこの世界とツクヨミの存在する世界は同時には存在出来ない…というコトなのかしら。
門矢士の案内によって分かったのは、数多と存在する世界の中、ツクヨミとスウォルツの故郷となる時間軸世界は滅びようとしていたのだという。
だので、他の世界を全て滅ぼせば、世界の可能性は一つに絞られてツクヨミたちの未来が生き残る。だから多くのライダー世界が一つの世界にまとめられてしまっていたのだと…。
この、ツクヨミたちの居る消滅が約束された世界というのはどういう世界なのだろう。ソウゴの居る世界とは同時に存在し得ないが、オーマジオウが誕生するならばツクヨミは存在し得る…?
平成ライダーと同時に存在し得ないってだけなら、メタルヒーローの怨念かなと思えるんだけど…。
消滅したはずのライダーの歴史が復活し、巷では怪人たちがウジャウジャと湧いて出る。ライダーの歴史が復活したので怪人が復活したものの、ライダー本人は復活していないカオスが出来上がっているらしい。
10年前の放送で見慣れた光景だけに、ディケイドが「この世界を破壊する」という決意も、そもそもお前が来たからこうなっている可能性がある…とすら思ってしまう。なお冤罪の可能性はあります。
スウォルツの計画は2009年から始まっているので、それすなわち「ディケイド」が誕生した09年以降でないと世界の融合自体が成立しないという意味にも取れる。
結局本人の意図せざる部分において、この事件の発端がディケイドとされるのも必然なのでは。
士がすんなりとディケイドウォッチを渡していたのは、力を奪われた時用の保険だったと明かされました。
なーんか全盛期よりも弱体化されているなーという印象だったのは現行作品への配慮ではなかった…!
これ、このままスウォルツに奪われたディケイドの歴史(というのが存在するかどうかはともかく)もろとも爆散させれば、「ディケイドの歴史は半分に失われた」コトになり、ディケイドが31話しかない理由付けに出来るのではないでしょうか…。
ぜひそうして欲しい…。
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