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2019年 05月 06日

サソリはオレンジ…

■SONRISA

今更ながらに天宮さんの家族にお邪魔して、ファミリーを紹介される。メキシコから来たパパに通訳のママン、弟妹が5人の8人家族。
テンション高く、ただいまの挨拶に踊り披露し、テンションが常に高い賑やか一家。
星奈さん曰く、みんな太陽みたいな家族。

そんな晴れやかな家族の中で顔を曇らせる長男とうま君。
よその家は夫婦でダンスを踊らない、うちは普通ではないのだと心をスネらせるあまりに家出をしてしまう。

作中では、夫婦でダンスを踊っていることが変であるからと理由付けされておりますが、その実、外国人を親に持つ子に対する心無い声、偏見について示唆されている。
「言わいでも分かるだろ?」という制作陣からのメッセージがありありと込められている。

普通が良かった…と境遇を嘆くとうま君に、宇宙人のララがコンタクトします。
地球人から見ればララは変な人だし、ララから見れば地球人は変なのです。
多くの星を見て回ると、みんな違った姿や文化を持っていると分かる。星も国も、人も、家族も、同じモノは存在しない。ならば、みんな“変”だし、“変”ではないとなる。
ついつい当たり前に使う言葉の概念が意外と脆い。

テンジョウさんもカッパードさん同様にアイテムが強化されている。
地球人をノットレイ化して巨大ノットリガーにすることが出来るように。(余談ですが組織・戦闘員・各話怪人の名前がややこしい)
テンジョウさんは天狗なのでウチワを使っているわけですが、人間のマイナス感情を「あおる」と繋げられていてなるほど上手い…。

春映画で敵さんが邪悪な応援を受けてパワーアップという展開があったのですが、あれはネットなどにおける憎悪の拡散を意味していると受け取れます。
善意だけでなく、悪意もまた拡散して強化されてしまいやすい時代・世の中なのです。
テンジョウさんの「あおる」も同様、憎悪やヘイトの拡大拡散を具現化した行為なのだなと分かります。

普通の家庭が良かったという想いを、天宮さんもまた感じたことがあるという。しかし、普通かどうかではなく、好きかどうかで家族を捉えればよいと気付いたのだとか。
物事の判断は自分の内側にこそある。

前回のララ転入エピソードでは、「変」とされるマイノリティを受け入れるマジョリティ側の成すべき姿というモノが描かれていたかと思いますが、今回はマイノリティ側の視点でどう対処するかを描いている。

でまた、前回同様に同化と共生というテーマで見ると、自分の心を犠牲にする必要はないと描かれていて、より共生的社会を理想とすることが見て取れるかしら。


■ZENI

およそ1クールほどのお話を重ねてきて、実に、2019年の今この国へ向けて作られている物語なんだなぁというのを如実に感じるシリーズだなぁと思います。
テーマ自体は普遍的な事であるけれど。

次回は大好物の宇宙探索回。
ゼニー星というネーミングだけで「カネに汚そうだな…」と思えてしまうので、偏見は良くない。

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