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2019年 04月 29日

るん。

■謎の転校生

羽衣ララなる地球で暮らす為の名前を新たに手に入れたララさん。
せっかくならばと学校にも行ってみたいと進言し、アブラハム監督の協力によって中学校へと入学することになる。

サマーン星では計算も知識もAIに頼っている為、わざわざ生身で学習する為に集団生活を行う学校という施設はあまりに新鮮でカルチャーショックが多いのです。
アホだと思っていた星奈さんですら二桁の暗算が出来ると知った衝撃たるやです。

AIを使わずに学校生活を送ろうと思ったものの、初日で犯した失敗を機に翌日からはAIの知識を利用して無難に学校生活を乗り切ろうと試みる。失敗しないように、学校ではみんなと同じ行動を取るように…。

新しいチャレンジに失敗し、その失敗への恐怖から自分の個性や、自分で新たに考える思考を失ってしまう。これまたカッパードさんの言っていた「恐怖で思考が停止する」状態になっているのです。

言葉も文化も違う宇宙人、それは身近なモチーフに変えると外国からやって来た人の事でしょう。
自分とは違うバックボーンの相手に対して「変」と言ってのけるアプローチはナイーブな所なので、カルノリ君は悪気無いというのは分かるし、変なのが悪いとも言ってはいないものの、何も考えてないで言っているという意味では、やはり作中悪の行動なんでしょうね。
だから安易に変な声とか言っちゃダメなんだよ…。

ララさんが日直をやり易いよう、星奈さんがサポートとして一緒に日直をするのがよかろうとクラスで決めたコトが伝えられる。
分からない人がいるなら分かる人が助ければ良いという、助け合いの基本に立ち返る。
知識を教えてもらうというだけならAIと同じなのですが、この場合はマイノリティが変わるのではなく、マジョリティの側が変化する事によって受け入れるというアクションになっている。

同化して今までの自分を消してしまうのではなく、周りが違うコトを受け入れる共生ならば今までの自分を消さずに済む。
移民のアプローチとしてどちらを選ぶのかと言われている「同化」か「共生」か。
勿論どちらか一方に寄るなんてことはないのですけれど、移民の側が言葉や文化を覚える同化作業を必然的に行わなければならないのに対し、受け入れ側であるマジョリティは必ずしも共生社会を作る必然性を持っていないという違いがあります。
マジョリティは変化しなくても特段困らずに生きていけるのだから…マイノリティの苦しみを無視している限りにおいては。

なので、受け入れるマジョリティの側こそが、共生社会について寄り意識的になっておく必要性があると言えます。

カルノリはララのルン語尾が好きだと伝え、同級生も「ルンちゃん」と呼んでくる。
「ルン」という変な語尾を言う、ありのままのララを受け入れてくれるのです。
排他主義は居ない、よかった…。


■ゆがみねーしょん

地球人の歪んだイマジネーションを吸収してカッパードさんの武器が強化されると分かりました。プレバンで出るかなぁ…。

幹部がナマ身で戦ったり、ペンで怪物を創造したり、武器がパワーアップしたりと、敵さんの戦い方も色んなパターンがあって多様性を感じる…劇中悪ですが。
春映画で邪悪な応援を受けて敵さんがパワーアップという展開がありましたけども、プリキュアに出来る事は敵さんにも出来るんじゃい!という見せ方をすることで、両者が近しい存在でありつつも、本質的な違いとは何かを浮き彫りにしようとしているってコトなんでしょうかね。
石ノ森イズムを感じる。


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