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2018年 11月 23日
本日放送は「ドラえもんストーブ」「一晩でカキの実がなった」でした。

「ドラ~」は、人に(ロボにも)別の機械の能力を備えさせることが出来る道具“機械化機”のお話。
ママの手をアイロンに、ドラえもんをストーブに。体に家電の能力が備わるので便利な反面、人間としての尊厳を損なうというリスクも伴います。ラジコン飛行機にされて飛ばされたり、ラジカセにされたり、掃除機にされそうになったり。
機械はモノであるからこそ自由に扱えるけれど、これが人になった途端、その尊厳が脅かされる事になる。「人を物のように扱う」という比喩がありますがコレはそのまんま「人を物にしてしまう」道具。
家電には尊厳が無いけれど、人間とドラえもんには尊厳がある。その境界は何処にあるのか…。人間の体が機械の体に変化する際、どの段階から人は人であることを失うのか。
ご安心ください。これは、遠い遠い未来の話です。今の我々の世界は、人間にすら尊厳が認められてないのですから。

「一晩で~」は、チョークで囲った場所の過去と未来を交換してしまう“時空間とりかえ機”の一編。
うら山に買い物袋と財布を無くしてしまったのび太。とりかえ機によって無事に取り戻しますが…いや、これ、時空間とりかえ機で買い物袋が未来にタイムスリップしたから無くなったのでは…? という大いなる疑問が浮かんでくる。そうなると、そもそも無くなる必然性が…とドラえもんでよくある堂々巡りを考えてしまう。
パパと弟ののび郎おじさんの幼い日の苦い思い出。庭に生えた柿の実を友達に全て食べられてしまった食い物の恨み。
そんな苦い思い出を時空間とりかえ機によって不思議な思い出にとりかえる。道具の効果とドラマが同期された構造に。
これまたパラドックスを内包していて少し不思議。1日前の柿の木が現在にやって来るという事は、現在の木は1日前に行く。そうなると友達が柿の実を取るという行為そのものが消えてなくなって…。あるいは時空をとりかえた瞬間に柿の実が突如全て消えた並行世界が出来るのだろうか…。それとも、パパとおじさんが実をもいだらすぐに元へ戻したのか(濃厚)。
そんなパラドックスをほどいてみたり、ほどけないまま放置するのも楽しいのだ…。
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