■春映画回前回、プリキュアさんを赤ん坊に戻してしまえば楽勝ではと思いついたトラウムさん。見事そのアイディアを具現化してプリキュアさんに使用することとします。
相手はHUG…ではなく、アラモードな皆さん。
何故わざわざわ他のプリキュアさんに襲い掛かって喧嘩を売ってしまったのか…。売られた喧嘩は100倍にして返すのがプリキュアさん達だというのに、そのデータは未来には残っていないのか…。
HUGプリと合流したアラモードさんと魔プリの皆さん。
トラウムさんが開発した時間を操ることが出来るチート級アイテムによって、中学生ほどの肉体に戻されてしまいます。
皆が皆、最終回で大人になっている展開を知っているわけでもないから、最初から中学生で出せばいいのでは…と思ってしまうのですが、時間を戻される・止めるというモチーフを見せる効果なのでしょうかね。
このように考え出すとややこしいからディケイドみたいにするのが一番平和だと思っているのだが。
今回次回は歴代プリキュアさんが映画を前に客演してくれるお祭りなわけですが、昭和ウルトラばりにぬるっと登場して世界観も地続きっぽさが表れていて、とてもゆるい。このゆるさがまぁプリキュアっぽいのですが。
トラウムさんの失策によってプリキュアさん達は他のプリキュアを集合させようと決意しました。トラウムさんのせいで、とんでもなく恐ろしい事が起きようとしています…。
今回はエピソード前編という事で、レジェンドを探しに行く様が描かれております。
登場数も多いだけに話はかなりシンプルになるよう削ぎ落されています。最初の頃の春映画を思い出すスピード感。
レジェンドから何故このメンバーなのかなと不思議だったのですが、夢原さんはキャラクター性も作品テーマも似ているから、桃園さんは謎生物同士の育児体験による繋がりである様子でした。言われてみるとなるほどなという納得を得ます。
次回の話でおそらくハートアクセにかけて“繋がり”をテーマとしてまとめるのだろうなと予想されます。
アクセサリー作りの内職もプリキュアさんに脈々繋がる歴史の一つなのだ…。
こういうクロスオーバーはだいたいメタで見て楽しむタイプなのですが、そう捉えて行くと、レジェンドがわざわざ各シリーズ毎に最終回後の姿で登場するというのは「既に放送終了した番組」という意味合いを強く感じます。
そんな過去からのバトンを受け継いで未来へ渡していくこと…繋がり…。プリキュアを冠するシリーズもそうですけど、これを名だたる東映動画作品を作って来たサトジュン監督がやっていると考えれば、プリキュアシリーズを超えた大きな東映の歴史としても捉えられる。
■伝説の戦士RXの終盤みたいにぞろぞろ出てきて、世界中の時は止まってるし、なんだかもう最終章のような展開。
こうなると実際の最終章で先輩諸氏が来れない理由付けも用意するコトになるのだろうか。来るなら来るでもええけど。
そんなわけで次回もレジェンドさんがご登場です。
ゲストで登場するプリキュアさんのシリーズから謎生物さん達も一緒に出てきますが、プリキュア5ではブンビーさんがその扱いになっているのが楽しいです。改めて、テーマもモチーフもよく似たシリーズなのだなぁと分かるなぁ。
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プリキュア 各話レビュー
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