■HIGH SCHOOL DOCTORタワーから生まれた少女というSF映画に出演を果たしていた薬師寺さん。
さらに高校生医師(おそらく無免許)が活躍するTVドラマにも出演が決まり、その芝居の為に病院への現地取材を試みます。
薬師寺さんも輝木さんも、なんか知らん間に仕事が増えたり成績が上がったりしてます。いつの間に。
どちらかというと失敗した時のアプローチを描く作品なので、普通に成功している場面はあっさりとしたもんですね。
産科で取材と共にお仕事体験をする事となった薬師寺さん。その中で、母親が帝王切開手術をするという娘と知り合う。
手術に不安を抱える母親に、ネットの体験談を伝えてみてはと提案する薬師寺さんですが、産科医のドクターからは本人の気持ちと向き合う事が大事だと教えられる。
ネットに答えの無い事も多いのだと。
知恵袋では当事者本人の気持ちは分からない。
長女の子育ては気負い過ぎて失敗が多かったと認識している母親と、母親が好きなので弟が生まれて来なければと思ってしまう娘。
両者を救うのは、互いの愛情。
母親は娘がまっすぐ育っている様によって子育ては失敗ではないと認識出来るし、娘はこれまで愛情を受けて育てられた経験によって弟の誕生を受け入れる事が出来るようになる。
家族間の愛情、想いが母を通じて子どもへと伝わるのではとまとめ。
前回のエールさんファン倶楽部と同様、愛情が伝わって広がっていく様を家族間で描くお話。
子育ての話で「失敗」という単語を使用している母親が登場するのでドギツイ印象を与えてくれますが、失敗しても仲間の応援によって再度立ち上がるという、これまでと同じ事を描いている。
育児や帝王切開を「失敗」と称するのでなく、その意に副わぬコトもまた抱きしめて前へ進む。再生産。
「手術に向かうママを応援してあげようね」と諭される娘の側も応援が必要なメンタルで、母娘両方のアプローチが必要であった。応援はする側もメンタルやフィジカルが万全である事が条件だったりするのでなぁ。
応援。愛情や想いを届けるコト。
徐々にプリキュアさんのいつものテーマに収束されてきて、例年通りの路線に乗っている安心感が。
■Child of Tower序盤に出てきたタワーから生まれた少女という謎映画。
今後の展開における何らかの暗示と思いますが、はぐたんさんの事かルールーさんの事か…。
次回はレジェンドさんが何人もこぞって映画を前にやって来てくれるとのことです。人選が微妙に気になる面子ですが、撮影スケジュールが合った人だけ来てくれたのかな。
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プリキュア 各話レビュー
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