ゲームを遊んでいたプレイヤーが次々に病気にかかるという事件が発生。その犯人であるアナザーライダーを倒すべく、どんなゲームでもクリア出来るという天才ゲーマーMを探して、聖都大学附属病院へと訪れるソウゴ達。
消息不明の天才ゲーマーMこと永夢先生を追う内に、永夢もゲームと病気の関連性を追っていたコトが分か。永夢が残していた隠しコマンドによってゲーム世界へ侵入すると、そこにいたのはアナザーライダーと永夢こと仮面ライダーエグゼイド。
そして、突如襲い掛かって来るエグゼイド!
やはり平成ライダーは無暗に接触すると殴り掛かって来る習性がある。危険だ…。
まだ3話ではあるんですけど、主人公の目的というモノは漠然としている印象。
「最高最良の王様になる」が目的みたいなのですが、その事と各ライダーと毎度出会う事とがフォーマットとしての結びつきは弱いような…。下々の民を助けたいというソウゴの動機は分かるんですけどね。
「ディケイド」なら「自分の世界を見つけるためにライダー世界を巡る」、「ゴーカイジャー」なら「宇宙最高のお宝を手に入れる為にスーパー戦隊の大いなる力が必要」とか、そういう主人公の目的と番組でやる事との因果関係が、ちょっとまだ分からない。
というよりむしろ、ライダーに出会ってウォッチを手に入れて行けば歴史通り魔王になると劇中では言われているので、ゲイツの言うようにライダーとは接触しない方がいいとなる。
でもアナザーライダーはオリジナル能力が無いと倒せないので、結局合わざるを得ない。全ての原動力はソウゴの「人助けしたい」という心に集約される、。
まだ3話なんで(また)、各エピソードのフォーマットも分からないのですが、この設定の番組でドラマをどうやって構築するのか…という部分が気にかかります。難しそうだなと思う。
例えばゲスト主体の話なら、主人公がゲストの悩みを解決するみたいなドラマが定番ですが、各話ゲストが1年間戦い抜いた歴戦の雄であるとすると、今更後輩に助けられるという話作りは難しい。オリジナルの役者が出る際の面倒な点。
といって、アナザーライダーにされた人物の方に焦点を当てる風でも無さそう。
現時点では、事件を解決するというコト以外のドラマが弱めで、あっさりした作風にも見える。
まだ3話だけど()。
⇒
仮面ライダー 各話レビュー
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