ダークフォールへ行く前に咲舞、みのりに挨拶をしておくミチカオ。
二人でこっそり行くはずだけど、あんな沈んだ表情を見せておいて秘密も何もあったもんじゃないね。
私達、何か秘密があるんだけど後から尾けて来て下さいと言っているようなもんでね。
でも、みのりちゃんを悲しませたくなかったから…
そっか… みのりちゃん… って呼んでたんだね(そこかよ)。何となく名前ではなく「咲の妹」と呼んであげているのかと思ってたから…
とりあえず、薫さんの頭はみのり指数が、やはりかなり高めなんですな。みのりを見つめるカットは意外としっかり尺を割いていた様に感じました。
でも、咲に背中から説得されている時の薫さんは頂けません。
何故にポカーンとするんだ、キミ! 咲が真面目に話している時に。
あれはかなり斬新な演出ですよ、ええ。前衛的過ぎますぜ。
滅びこそ全てと豪語するアクダイカーンだが、満や薫etcの命を生み出しているという矛盾。やはり、「滅び」だけで世界の支配は不可能なのだと、アクダイカーン自身が半ば証明してしまっている。
自身の矛盾に狼狽するアクダイカーン。そして、遂に立つ――
え、何すか。今週の主役はアクダイカーン様だったんですか?
このアクダイカーンの狼狽はちょっと素敵でしたね。自分の信じていたモノを実は自分が破壊していたのですから、これはこれで結構なドラマ性を持っています。とはいえ、アクダイカーン様に感情移入できる要素がほぼゼロなので、ドラマを広げるのは不可能に近いですがね。
アクダイカーンは座っているにせよ立っているにせよ、とんでもなくデカイ奴なので、プリキュアとの肉弾戦が出来ないんだよねぇ。
だもんで、飛び道具中心のバトルになるしかなくて、さらにラスボス(…?)ってコトで強いもんで、プリキュアは防戦一方。
結果、バリアを張ってばかりで。バトルが単調にならざるを得ない…
とはいえね、無印みたいに巨大クイーンが出てきて力比べされても、反則感ばりばりですし。
デカイ人はボス向きだけど、ラスボスには向かないんだよね。
あ! だから黒幕が。なるほどね。
「なかよし」2月号で次の展開を知っているとはいえ… ん~まぁそれは来週書けばいいのか。いま書くと来週書くこと無くなっちゃうし。
とりあえず「なかよし」連載の最終回はページ数の関係上、説明不足感が沢山あるので、テレビではしっかり消化して頂きたいです。某カブトのようなコトにはなりませんように☆
やはり、ボクとしてはミチカオの着地点なんですよねぇ。
果たしてふたりはアクダイカーンを倒せるのか。てか、倒してイイのか?
アクダイカーンへの恩義はどうするのか。
無印においてのキリヤ、MHにおいてのひかる、そしてS☆Sにおいてのミチカオですからね。
キリヤはかなり投げっぱなし感があったし、ひかるは観念的過ぎて説明が足らなかったとゆー反省を受けてか、ミチカオはかなりしっかりと出来ているので、期待感は高いのです。
残り3話――3話か…
でも、結局最後に「プリキュア5」予告に全て持って行かれたような気がしたんですけど…
⇒
ふたりはプリキュア 各話レビュー
- 関連記事
-
コメント
はじめまして
いつもTBありがとうございます
今回のアクダイカーンがたった時
アルもクララが~と頭の中で想像してしまいました(笑)
2007/01/08 21:50 by アル URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
はじめまして! と同時に毎度お世話になっております!
今週は頭振り絞って、クララしかネタ思い浮かばなかったのです。引き出しが少ないもんで。(ハイジも描いたろかと一瞬思いましたが、それは実力から言って自爆確実なので却下しました)
しかし、立ち上がった時の巨大感は今週一番の感動だった気がします。
素直に「デカッ!!」と思いましたし。
他にも狼狽した姿を見せてくれたり、今週はアクダイカーン様の至極素敵な回といって相違無かったですネ。
2007/01/09 01:33 by TJ-type1@管理人 URL 編集
久々のでかさ@二度目のカキコ
今週のハイライトはビッグアクダイカーン様と…薫かなあ。
薫内部の「みのり率」の高さが垣間見えた瞬間だった気が(笑)。
2007/01/13 00:22 by 熊(偽名) URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
確かに無駄にデカイのはプリキュアのデフォルトですからね。
おかげで、回によって微妙に遠近感が狂って大きさが違うんですが、まぁそれすらもプリキュアの楽しみ方の一つになるわけですね。
薫が… 薫がホントに普通のお姉さんになっちまってるんですよねぇ…カミソリのように鋭かった時代が懐かしいです…
殺気の無いミチカオなんて、ミチカオじゃない!(えー)
2007/01/14 15:21 by TJ-type1@管理人 URL 編集