■跳躍こちらの世界で生きていくために商売を始めるコトにしたハリーさん。
そんな準備と並行しつつ、野乃さんは新たなプリキュアさんの候補者として輝木ほまれさんに目を付ける。
スタイルもいいし、格好いいし、正義感も強い。ついでに同じクラスで席も隣です。
しかし、輝木ほまれには危ない噂があるといいます。
元々フィギュアスケートで期待を集めた選手ながら、突如引退し不良少女になっちまったとかなってないとか…。
果たして不良少女はプリキュアさんになれるのか…いっそ敵幹部の方がなれる確率的には高いですが。
薬師寺さんにおいては、そもそもスカウトしてなれるもんなのかという素朴な疑問。
まぁ、これまでのコトを鑑みると、事前に謎生物と遭遇していないとダメみたいな条件はあるっぽいですよね。謎生物のそばで覚醒しないとそもそもアイテム貰えないし…そういう意味ではスカウト制に近い部分もあるやも。
そんな、カメラには映ってないけど急に光り出す少女がこれまでもごまんと居たのかもしれない…。
ばったり遭遇した輝木ほまれさん、トンネルで謎の時間停止現象に遭遇したと話してくれます。どんよりだ!
トンネルという場所が現在のご本人の心情を比喩した場所で、そういう意味でもどんよりに遭遇しやすい場所なのだなぁ。
突然バスケで勝負することになった一同。
軽やかにステップを決める輝木さんですが、ジャンプに躊躇してしまう。
転んでも笑顔の野乃さんに、「あんたの方がいけてる」と言う。
薬師寺さん同様、傍から見ると輝木さんの方がイケてるけど、本人としてはいつも前向きな野乃さんの方が凄いのだと憧れを抱いている構図。
かたや野乃さんが憧れている輝木さんの要素は外面の部分なのだな。
元気・知恵・力という分け方をしているけど、3人で心技体を表しているようでもある。
怪我が原因でスケートをやめた輝木さん。
しかし肉体よりも精神の傷が深いのではないかと察する薬師寺さん。
プリキュアさんを目の前にして呼応した心から、また跳びたいという想いが溢れる。その輝く未来は自分で掴み取らなければならない。
しかし、輝木さんはその未来を掴めなかった…。
過去の失敗が尾を引いている様子。
その後、野乃さんからの応援にも拒否反応を示してもいますが、「応援」というモノが強いプレッシャーとなって、いまだトラウマになっているというコトなのかな。
今回、輝木さんに復帰を訴えていた先生も、応援する側の代表として登場していたのかなと見えるし。
応援されることによって却って辛くなる人がいるのだとして、応援することがアイデンティティであるキュアエールさん・野乃さんはどうすればいいのかという壁にぶち当たる。
次回、まぁプリキュアさんになられるとの事ですが、輝木さんの話でありつつ、応援というアイデンティティを持つ野乃さんにとっても重要な話なのではなかろうか…。
「また明日」というその言葉は、「今日がダメでも明日があるさ」という現状における精一杯のエール。
■プリズムジャンプしっかりと輝木さんに辛い思いをして頂くメイン回前編。
高く跳ぶ前には深く深く屈まなけえればならないのだ。
⇒
プリキュア 各話レビュー
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