ツルギや司令、地球のエネルギーを吸収したドン・アルマゲとの総力戦に挑むキュウレンジャー。
戦いの中、満身創痍で倒れ落ちる仲間達は次々にドン・アルマゲに吸収されていく。
残っているモノを全て出し尽くしてやろうという戦いぶりで、まるで来襲で最終回みたいだな…と感じてましたが、予告見てホントに最終回じゃんと気付いたり(把握してなかった)。
実はドン・アルマゲに吸収されたのは作戦のうち。何の保証もないけれど、ドン・アルマゲの体内でも動けると信じてあえて吸収されていたとのコト。これによって体内からの一寸法師攻撃を受け、キュウレンジャーはツルギと共に排出される。
命や星を吸収してしまおうとするドン・アルマゲは、いわばブラックホールのような存在でしょうか。全てを吸収してゆけば、最後に残るのは自分一人。宇宙という存在自体を自分と同化させてしまおうとする。
かたやキュウレンジャーは、一人一人がスーパースター、全員揃ってオールスター。それぞれが別々の輝きを放ちつつ、みんなが集まった時には銀河の如く眩く輝くことが出来るのです。それこそが「宇宙」。
星が一つしかないのでは宇宙とは呼べないのだと。
ドン・アルマゲは他の星からもエネルギーを吸い取り、自分自身が宇宙その物だと言い張ります。
キュウレンジャーもまた以前、イカーゲンに「お前たちは宇宙その物を相手にしている」とか言っていました。
キュウレンジャー対ドン・アルマゲ。オールスターの輝きを放つ宇宙か、ひとつの巨大な闇が覆う宇宙か。そんな対決なのである。
ツルギがちゃっかりプラネジュームのおかげで回復してしまったのも「星が願いを叶えてくれる」というコトのように見える。
えー、ずるーい!という感はありますが。
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スーパー戦隊 各話レビュー
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