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2017年 10月 22日

丸くなっちまいやがって。


■PUMPKIN

ハロウィンとあって稼ぎ時のキラパティ。
キラ星さんの店との協力もあって客入りは上々、稼ぎに稼ぎまくります。
そんな大入りの折にやって来た人は税務署…ではなく、パリでスイーツショップのオーナーをしているというマダム・ソレーヌさん。
かつてキラ星さんが世話になっていたとのことですが、再びパリの店に戻るように迎えに来たとの事。

いちご坂で小さな店を開くより、一流の店が集まるパリに再び戻って来いと。
この町でキラ星さんの夢と希望は叶えられるのか、この町はパリよりも優れているのかと吹っ掛ける。

パリといってもピンキリではあるでしょうが、一国の首都と地方の町を単純比較しようという強引な論に、宇佐美さんらは明確な反証が出来ない。
いちご坂の町には人の温かみがあると言っても、パリにだってあるでしょうと言われたらお終いなわけで。というか、そもそも宇佐美さん達の方はパリをよく知らんのだから比較しての反証など出来ない。くそぅ、ここに天道がいれば…。

ソレーヌさんはキラ星さんを天才パティシエールと認めている。
だからこそ、その才能は出来る限り大勢のお客に味わってもらうべきなのだと考えている。
一流のパティシエになるというキラ星さんの夢と希望を叶えるなら、より人の集まるパリの方が良いのだと。
この町では、キラ星さんの夢と希望は叶えられない…と。

つまり、いちご坂の町や仲間がキラ星さんの夢と希望の達成において邪魔になっているのではないかというコト。
宇佐美さんらも、自分たちがキラ星さんの邪魔になっているのではと思い悩む。
最近テーマになっている、スイーツによって人が不幸になるコトもあるのではないか論に繋がっています。

人と人との出会いによって新たなスイーツが幾つも産まれてきた。つまり「スイーツ」=「出会い・絆」。
そんな構築された人間関係がかえって誰かの夢や希望を邪魔していないか…と。
仲間によって救われることも多いけど、仲間がいるおかげで面倒に思う事もままある。

キラ星さんは、カボチャプリンを作る。ハムスターパンプキンプリン。
久しぶりのアニマルスイーツ販促が嬉しい。しかしハムスターは何処から飛び出したのだろう…。

キラ星さんにとっていちご坂の町に居る事は、自分では思ってもみない発想を学ぶことが出来るという意味で有意義。自分を成長させてくれる場なのだという。
お皿の上に美しく洗練され完璧に作りこまれたスイーツを作っていたキラ星さんですが、今回ついに野暮ったいアニマルスイーツを作った。
毒され…いや、宇佐美さん達との出会いによって新たな自分を得たというコトなのだ。

そもそもキラ星さんの夢は一流パティシエールになるコトというか、伝説のパティシエことプリキュアさんになるコトだったので、その夢はパリにいてはむしろ叶えられなかったのだとも言える。
いちご坂に戻って来たからこそ夢が叶ったのだと。

キラ星さんの師匠も、ビブリーさんも、プリンを食べた後のソレーヌさんも、一様に「自分の思うようにやれ」と言ってくれる。
自分の事ばかりでピカリオの異変に気付けなかったという十字架を背負っているキラリンさんにとって、「自分の思うようにやる」というのは同じ事を繰り返す可能性、恐怖があるかと思いますが、そこに仲間要素が加わることで「自分の思うようにやる」コトを肯定出来るようになっている。

パンプキンプリンはキラ星さんと仲間のアイディアの融合で、自分も仲間も両方大事にするというコトを体現している。
仲間と居る事を大事にするけれど、それは同時に自分を成長させることにもなるので、ソレーヌさんの言うような損はしていない。
この小さな町に居る事もまた、パティシエとしての成長に役立っているのだと。


■HAMSTER

プリンを食べたソレーヌさんのリアクションが、実にグルメ漫画らしくて好い。そうそう、そういうのを求めてたんだよ(ぇ)。
映画に合わせて村山さん担当のお話でしたが、いつものフォーマット事を守りつつ、しかしいつもより何ならスマートな話になっていて上手く出来ているなぁと感じる。なるほどなぁ…。

次回はペコリン人間態登場。
頭部の広さがやはり気にかかる…。

プリキュア 各話レビュー
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COMMENTS

Commented by アメ猫 URL at 2017-10-25 22:49 #- Edit
Title :
>実にグルメ漫画らしくて好い

グルメ漫画のテンプレみたいな反応に笑わせてもらいましたw
ついでにビブリーもツンデレのテンプレみたいな反応してましたねw
あのソレーヌさんのキャラもアニメとかではありがちなキャラですし
ベタな展開ではありましたが非常に楽しめました。

>パンプキンプリンはキラ星さんと仲間のアイディアの融合で

なるほど、まさにレッツラまぜまぜだったわけですね。
単に言葉や感情論で反論するのではなく、
パティシエとしていちご坂にいる意味を
スイーツに乗せて説得するという流れがとても良かったです。

映画も楽しみです。すぐに見に行けそうにはありませんが・・・
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2017-10-27 22:25 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>アメ猫さん
「グルメ漫画は料理を食わせて悪い人を良い人にしてしまう漫画」と評しているグルメ漫画があったのですが、今回の話はまさにそれで、作中における「敵」に対して料理によって勝利するという展開が実に決まっていたなと思いました。
やはり最終的にはノワールさんにもスイーツを食べさせて改心させるんでしょうかね。
いや、むしろそれ以外の道は無いと言えるのですが。

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