2017/09/04
宇宙戦隊キュウレンジャー Space.28「怪BN団、解散…」
アキャンバーによって感情を解放させられたナーガは町で楽しそうに暴れまわる。ヘビツカイ星系の人は感情が消える前は好戦的で狂暴だったみたいなコトが前回語られていましたが、本能覚醒して理性が効かない状態になっているてな感じなんでしょうかね。
そんなヘビツカイ星系からやって来たのはエキドナさん。
感情を持ってしまった同胞を始末しにやって来たのだという。それだけ感情を持つことが危険視されているし、実際ナーガはかなり危険な状態。
感情が無い上にみんな同じ顔というヘビツカイ座の方々。
「仮面ライダーゴースト」終盤で敗北していたらこういう世界になっていたんやろなーと想い馳せる。平和ではあるが、人間の個性は消えてしまった世界。
ナーガは感情を取り戻しても平和な世界になれないだろうかと、自分だけが感情を取り戻したいわけでなく、社会全体の革新について考えていた。だからこそ危険思想として処分されそうになっているのでもあるのか。
怪盗のバランスは逃亡の為にナーガを利用したに過ぎなかったものの、今は真実相棒となっている。ナーガの夢も叶えてやりたいと願っている。
エキドナさんに、ナーガを殺したいならそうすればいいけどこっちはこっちでナーガを守ると伝えるバランス。
ナーガが求めていたのは自由な感情・心・意思なので、バランスもそれに則り、エキドナさんが自分の意思としてナーガを本気で殺したいと思うならそうすればいいのだと尊重している。
アキャンバーさんにまんまと騙され(みんな素直ね)、バランスはナーガと自身に攻撃を与えるが怒りを買うだけでまた次回へと引く事に。
一方的にではなく、痛みを共有する…相手の気持ちを理解する…というコトが示されているのだろうか。
暴れまわるだけのナーガは、自身の感情こそ解放されてはいても、他者の痛みを理解していない状態であると言えるわけで。
本当の意味で感情を手に入れる・理解するというのは、つまり相手の感情を理解する事なので、そういった共有体験が必要である…とゆーコトなんかなあ…?
まだナーガは取り戻せぬまま、お話はドン・アルマゲの方にシフト。
英雄オライオンさんが宍戸開という…若干ダジャレっぽくもあるキャスティング。
⇒スーパー戦隊 各話レビュー
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