2017年 08月 25日
本日放送は「おかし牧場」「森は生きている」でした。

「おかし~」は、食べたらなくなってしまうお菓子を増やすべく、お菓子を家畜化出来る“おかし牧草”を食べさせ、一大畜産を築くお話。
お菓子を沢山増やせてイイなぁーと感じたのは子どもの頃の想いですが、改めて見るとこの話は、なるほど良く出来た食育の話でもある。
牧草を絶やすとお菓子は元のお菓子に戻ってしまう。つまり死んでしまい命の無い「食料」になるのです。原作を読んだ際、子ども心に死の恐怖があるワケですが、そのあとで家畜化して増えたお菓子を普通に食べてもいるんですよね。
飢えて殺してしまっては可哀そうという気持ちと、増えたので殺して食べられるという高揚感が内在している。お菓子が家畜化するというナンセンスな絵のギャグにしつつも、命に対しての付き合い方における一種の矛盾が話の中でちゃんと存在していて、ホントに家畜の話になっているのだなぁと感じ入る。

「森は~」は、家や学校から逃げ出したいのび太が“土の心”で裏山と友達になり、山へこもってしまうお話。
友達ののび太を甘やかす裏山に対し、親しいからこそ、本当の友達だからこそ、のび太に対して厳しい事も言わねばならないのだと言うのがドラえもん。改めていい話なのは言わずもがなか。
リニューアルして全般的に絵作りがパワーアップしていますけれど、今週のは「森は」の話なんか、劇場版との差異がほぼ無くなるまでになっているような。
原作ゴマの構図を活かしたカットが多くて嬉しい中、オリジナル構図カットのクオリティも非常に高い。キメキメの画がどんどん出てくる。
普段、影を多用する作画は少ないテレビシリーズですが、今回みたいにポイントで使って来ると、絵が締まって劇場版的な雰囲気が更に増す。
八鍬監督が、「影を使った演出が云々」とインタビューで言っていたのは、こういうコトがしやすくなったという意味なのかなと分かるのでありました。

凄い…が、このレベル維持できるのかという素朴な疑問も浮かぶのであった…。
次回のスペシャル版も予告からして絵が劇場版っぽいし…。
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