2017/07/31
宇宙戦隊キュウレンジャー Space.23「俺様の楯になれ!」
ツルギは倒したはずのドン・アルマゲが生きている謎を解明しようと、放送局をジャックしてジャークマターの幹部を誘い出す。やって来たのはフクショーグンの一人テッチュウさん。
ツルギはフクショーグンの事も覚えているのですが、テッチュウさんは憶えていない。
惑星キールの妖精エリスはツルギの存在を知っているようだし、知っている者、知らない者がジャークマター内外に関連しているワケでもない。ジャークマターのブラックリストには載っているから、事実としてツルギが居たことは確かなわけで…はてさて。
ホウオウの力によって不死身の力を持っていたというツルギ。しかしドン・アルマゲを倒す際にその力と共に多くの仲間を失ったとの事。
仲間は自分の楯となって戦えとツルギ談。これに反発するラッキーだが、であるからこそ戦いの専門でない者は戦うなともツルギは言うのです。
しかし、結局そのやり方でドン・アルマゲを倒せなかったのであるから、犠牲を出さない戦いをするべきとラッキー。
ツルギの目的、それがアルマゲを倒す事か、はたまた別の事かは判然としないながら、それは仲間がいれば叶えられるコトであると証明するのがいつもの流れ。
ツルギは仲間を犠牲にするという方法で一度目的を達成している。それ事態を見れば「仲間がいれば目的が叶う」という番組テーマにも沿ってはいる。でもそれは「仲間を犠牲に目的を叶える」事も善であるとなってしまうので、「仲間を犠牲にせずに目的を叶える」という、今までより一歩進んだテーマを描かないといけないわけです。
その間を取り持とうとするのが、キュウレンジャーの常識人枠ふたり。常識人であるが故に埋没気味だったけど、ここで出番かぁ(ぉぃ)。
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