2017/07/24
宇宙戦隊キュウレンジャー Space.22「伝説の救世主の正体」
アルゴ船から復活した自称・伝説の救世主、鳳ツルギ。やたらスケール感のある自分の伝説を語りだしますが、そんな歴史はキュウレンジャーの誰一人として知らない。
ツルギは、自分がコールドスリープしている300年の間にジャークマターが真の歴史を闇に葬ったのだろうと考える。
300年前の事を知っている人がいれば確認できたかもしれませんが…そう、たとえば…先日300歳になったという天秤座の機械生命体とか…。
偶然にも今回ツルギとは顔を合わせていないわけで…そうかぁ、この為の300歳設定だったのかな。
地球にはツルギに関する博物館があったコトが分かり、ラプターの基礎となったアンドロイドはツルギが開発したとも言う。ジャークマターの歴史教師はツルギの事を知っていて、大風呂敷を広げているだけかと思いきや、実しやかになっていく伝説。
そしてまた、ドン・アルマゲもツルギがかつて倒したはずだともいう。
では現在のドンさんは何なのか…と新たな疑問が。
伝説の救世主復活に伴い、もはやキュウレンジャーは不要であるとツルギ。
それに対して、本来は非戦闘員の秘書アンドロイドとシェフであるラプター283とスパーダが、キュータマに選ばれた自分たちの戦う姿を見せる事で納得させる。
戦いは戦える奴に任せておけというツルギの言い分も尤もであるけれど、本来非戦闘員である者が戦うという姿に“誰でも救世主になれる”というメッセージがあり、そこにこそ「戦隊」のテーマもある。
ツルギは一人で戦っていた救世主っぽいので、言ってみれば戦隊ではなくライダー的なヒーローなんですよね。
今回の意見対立は、個人ヒーローと戦隊ヒーローの対立であるとも言える。
そんな中で戦隊ヒーローの優位性を描くモノとして、個人ヒーローでは救えなかった宇宙が戦隊ヒーローによって救われる…という物語が紡がれるのかなぁと、現時点では推測されうる。
そしてエンディングはキュータマ音頭。
そうそう、これを待ってたんだよ。
戦隊はこういうのでいいンだよ(ぇ)。
⇒スーパー戦隊 各話レビュー
- 関連記事
-
- 宇宙戦隊キュウレンジャー Space.23「俺様の楯になれ!」
- 宇宙戦隊キュウレンジャー Space.22「伝説の救世主の正体」
- 宇宙戦隊キュウレンジャー Space.21「さらばスコルピオ!アルゴ船、復活の時!」
コメント
歴史の闇にほうむりさられたのだしょうか?
2017/07/27 16:42 by ザイダベック URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
新たな幹部さんが出てきているので終わりなのかなーとは思いますが、東映は幾らでも命が蘇るので、ファンはマーダッコさんへのアピールを忘れてはいけないのだろうなと思います。
2017/08/01 03:00 by TJ-type1@管理人 URL 編集