■Donutプリキュアさんが5人揃ったお祝いにお茶会を開く事としました。まぁ5人でフルメンバーとは誰も言っていないので、これからも毎週増えていくかもしれないんですが。
今回作るのはペコリンが最も好きだというドーナツです。そうです、あのカロリーの怪物です。
しかし、案の定はじめは失敗です。
そんな騒がしい厨房の様子に、長老はペコリン達と一緒にやっていたスイーツ工房の在りし日を思い出します。ペコリン以下、各種謎生物にスイーツを教えていた様子。
しかしキラキラルを狙ういつもの皆さんに強襲され、争奪戦の中でキラキラルが爆発し、長老は死ん…肉体を失ってしまったというのです。
キラキラルはそんな物騒な物質なんですか、衝撃を与えると爆発するのだろうか…。
ん…? 甘くて…衝撃で爆発…キラキラルはニトログリセリン?
謎生物の皆さんが近所の山でスイーツ工房を開いていたという衝撃の事実が明かされました。異世界やら宇宙から来たとかでなく、普通に裏山に生息していたというのです。
スイーツの精霊とかだから、普段は見えないだけでいつもいるんだよーというコトなのか…あるいはツチノコとかチュパカブラ的な存在なのか…。
説明されて余計に謎が深まってしまいますな…。
そんなクリーム爆発の影響で、謎生物の仲間たちは散り散りになってしまいました。無事でいれば山に戻って来てそうなものですが…あるいは長老のようにもう…。
仲間との楽しい過去を思い出して寂しがるペコリンのため、宇佐美さんはお茶会を茶番に変えてペコリンを励ます事とします。ペコリン…ハゲ…増す…。
以前、スポンジケーキについての助言をペコリンから貰った宇佐美さん。これはその時の礼であるとも見て取れる。
始めは失敗したドーナツもペコリンと共に作ることで成功し、ペコリンその他の謎生物の姿にデコレーションしました。
仲間に会いたいという願いはドーナツによって叶えられたのです。
そんなドーナツを今は無きスイーツ工房跡地にお供えすると、かつての楽しい仲間たちとの光景が幻として現れます。これもキラキラルの能力なのだろうか…恐ろしい…幻覚作用が…?
素直に見ると、もうみんな死んでいるようにしか見えないです。辛いですね…。
そんな折にドーナツのキラキラルが狙われますが、ペコリンは仲間達への想いが詰まったドーナツを守ります。ドーナツ=友達(ともだちの輪だから?)は結構使われるモチーフかしら…。
そして、そんなペコリンをホイップさんが守り、さらにそのホイップさんを他の4人が支える。あの辺の描写はこの物語におけるそれぞれの役割を表しているように見えるなぁ。
ドーナツを守り抜いた宇佐美さんは一つの発案をします。
このプリキュアアジトでお店を開こうというのです。
誰でもいつでも集まれる賑やかな場所。ペコリンを救済するためのお店でもある。
仲間が経験した過去の哀しい事件を乗り越えると共に販促に繋げる、さすが主人公なのです。
ここから保健所への登録、衛生管理者、開店資金、土地の貸借権など、問題は山積みですが、プリキュアさんならば乗り越えてくれるコトなのでしょう。よもや土地権利者や行政に無断で食い物屋を始めるワケなど無いのだから。
■PEKOといったわけでペコリンの哀しい過去の事件を紹介するお話。
もうちょっと物語のバックグラウンドが明るみになるかと思いましたが、特にそんなことは無く。敵さんがキラキラルを集めて何をしたいのかもまだ分かりませんね。
今作は本編尺が短くなってる上に約束事が例年よりも多いため、いわゆる敵サイドの描写、幹部が上司に報告するいつもの会議シーンがばっさり削られていて、敵さんの狙いがまだまだ分からないのです。
そもそも組織だっているのかどうかすら分からない。
プリキュアさんも特に知ろうとしない。来たら殴ればいい。それだけだから。
次回は開店へ向けての諸々の様子。
中学生で起業するのは大変だわい。
⇒
プリキュア 各話レビュー
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