
本編関係無いし…何%の人間が元ネタ分かるんだろう…
うはー…
久しぶりに「カブト」らしい面白さの詰まった良作ではありませんか。
そうそう、「カブト」ってこういうドラマだったよね、と懐かしい感じです。
思い起こすと、ガタック誕生編22話以来とかになるかも…
要するに加賀美編の時はグッと来るってコトなのかもしれないけど。
「仮面ライダーカブト」で料理が出てくるのは、料理を登場人物の関係性の暗喩に使いたかったから――的なコトを白倉さんが公式かなんかで書いていたような、書いていなかったような…
つまり、あくまで料理は料理ではなく、その裏に登場人物達の想いなり関係性が隠れている訳です。
しかし… 暗喩の為に料理を出していたのに、いつからか料理を出す事それ事態が一種の目的のような…つまり手段が目的化していたりしたコトも否めない回があったような気がします。
とりあえず何か料理は出しておかないとダメだよね、みたいな。
終いには黒包丁ですよ、黒包丁。なんだったんだ、あれは…
つーか、この機能が上手く回った事って少ないような…
かつての、矢車との豆腐対決では関係性のメタファとして美味く機能していたとは思いますが。
ん〜… なんか、他にあったっけ?
料理に各々のキャラクターが出て対比構造、なんてーのもあったかと思いますが(ラ・メーン対決とか)。
他に何かあったっけ… う〜む、思い出せません。真面目に見ていないのだなぁ。
とにかくですね、その割と放ったらかしになっていた、料理の扱い方が今回は割とまともに使われていたなぁ、と。
豆腐はヨーグルトではなく、豆腐は豆腐。
そのモノ自体を見据えなければ、本質には迫れない。
岬は岬。
亡くなった姉ではなく、岬祐月は岬祐月として見ると。
田所は田所。
例え人間であろうと無かろうと、田所さんには違いない、と。
おお、同時に二人の悩みを払拭した!
てか、何げに岬さんの悩みの方がドラマとしては本質な気がするんですが、サラッと流されている!
見事に台詞の介在しない加賀美親子のキャッチボールもええですねん。
弟が失踪した時すら仕事人間であった父に反発していた加賀美…
その思いがようやッと融解したわけです。
ああ、なんか初期の設定とかがやっと生きている気がする。
つーか、「カブト」の初期ってこんな匂いだったような…美化しすぎ…?
しかし、親子のキャッチボールがバッテリーとは…
加賀美陸の方も野球経験者、という事になるのかな?
――でボク、正直記憶に無いんですが…加賀美は父親とキャッチボールしたコトも無い云々みたいなコトって、かつて言及されていましたか? 所謂、忙しい父と野球少年という「記号」としては、そういう設定が当たり前だから、ボクも当然のようにそう思っていたんだけど。
どーも思い出せなくて、もしかしたらボクの脳内補完なのかもしれなくて――さらに、田所さんもオイシイです。
加賀美を守る為に素手でワームと戦闘。(山口さんの意向が混じっていそうな気がしましたけど)
そして、和解――
「田所さん言ったじゃないですか、正しいと思ったら突っ走れって」
うは、それは22話の! ミステリー以外の伏線も活用してるんだ!(当たり前)
てゆか、今回はすごく色んな線がうまく繋がったって感じです。
前回提示されたモノが全てきっちり収集されている気がするんですよね。
加賀美と田所の確執、とか。
神代の失恋、とか。
カブトの敗北、とか。
一度負けても、次はしっかり勝ってくれるカブトのように、しっかりと全てが結実しているのが気持ちイイです。
「豆腐を買いに来ただけだ」と言う天道の感じも、何だか久しぶりで嬉しかったッす。
あー、そうだそうだ。
この男はどこまでも突き抜ける自信を持ち合わせ、多少偽悪的に振る舞いながらも、その実結構おせっかいだったりする… そういう男でしたね。
最近はその作り上げたキャラを深める為、ひよりの心配をして泣く、みたいな「破壊」の作業が行なわれていたので、ちょっと懐かしい感じですなぁ。
いやぁ、今回は面白かった…全てのキャラの想いが結びついていって…
まぁ、ホッパー兄弟は若干要らなさそうですが、豆腐対決というキーワードの為には、やはり矢車さんがいないとね。つまり、影山は要らんのだけど…
それに、樹花がちょっとしか出てないけど…
とにかく、「カブト」らしい「カブト」でしたよ、ええ!
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仮面ライダーカブト 各話レビュー