■Gelato偶然見かけたバンドのライブ。
宇佐美さんはその光景に思わず見とれて「あおいー!」と歓声を上げますが、ボーカルが同じ学校の生徒だとは知らなかった。
正義感強く、ロックを志す立神あおいさんです。
立神さんは憧れのミュージシャンが審査員をしてくれるコンテストに出場する為、新曲の歌詞を書くことに。
コンテスト受けする為にも、驚くような歌詞を書き上げてやろうと意気込みますが、なかなかどうして上手く行かず。
一度ライブを見ただけの宇佐美さんにすら「立神さんぽくない」などと言われる始末。
悩める立神さんの為、宇佐美さんはアイスを作ることにしました。
初めて話したその日、立神さんはアイスを所望していた。だからアイスが好きな人間に違いない。そうに決まっている。
イメージは「空」。空を見ながら歌っている立神さんの姿が印象的だったからとのこと。
アイスクリームとゼリーを凍らせたシャーベットを混ぜ混ぜして、青空と白い雲のアイスが出来上がります。
青い部分がアイスクリームでは無いのが不思議でしたが、シャーベットにする事で空の透明感を出している様子。
立神さんはその“らいおんアイス”を食べて思い出す。
かつて自分がロックに感じた自由さ。それに憧れた気持ちを。
大切な事を思い出した立神さんはアドリブで歌詞を作るフリーダムに任せんとステージに立ちますが、そこで敵さんの来襲。
立神さんは自分の大切な魂にも似る“らいおんアイス”を守ろうとして変身。
「自由と情熱を」混ぜ混ぜして出来上がるのがキュアジェラートさん。
カスタードさんが「勇気と知性」でしたが、“元々自分に備わっているモノ”と“宇佐美さんと出会った事によって発見されたモノ”が並べられているのではないか…との事。
情熱はあるものの自由を忘れてしまっていた立神さんが、再び自由を思い出すお話…と見れば、確かに。うむ。
前回の「リスっぽい」に続いて、今回は「ライオンみたい」と評する宇佐美さん。
メンバーのアニマルスイーツは宇佐美さんが作って、それぞれに与えるというカタチぽいですね。つまり、何の動物になるかは宇佐美さんの感性しだい。
本人の自己認識がどうであろうと、宇佐美さんに「〇〇っぽい」と言われれば、もう逃げられない。その動物の姿に変身させられる。
こうなると「ツチノコっぽい」とか「ハゲタカっぽい」とか言われないだけ良しと、前向きに捉えるべきか。
スイーツ要素が強い企画だけにアニマル要素の方をどうテーマに落とし込むのかという部分は気がかりの一つですが、企画陣曰く「アニマル要素=個性みたいなもの」との事。
それはちょっとこじつけ過ぎでは…? という気もしますが、現時点で見ると、「スイーツ=自分の好きな菓子」「アニマル=他者からのイメージ」という区分けになっているのかも…?
片方だけではダメで、両方が合わさった時にプリキュアさんになれるというのはテーマに沿っていると言えるか。
肉弾戦封印の約束の中、お構いなしに敵に殴り掛かるジェラートさん。あかん、怒られるで!
しかし、どうやら徒手空拳ではダメージが与えられない模様。キラキラルでなければ攻撃判定が無いとの事。魔化魍は音撃じゃないと浄化出来ないみたいなアレですね、はい。
ならばとキラキラルをグローブにして攻撃。グローブなので肉弾戦ではない。ないのだ。絶対にない。
まぁ、肉弾戦か否かはさておいて。
この番組でのバトルスタイルはこんな感じですぜーという描写が明確に提示されていた気がします。間にキラキラルを挟めば、割と何でもできるんちゃうか…。
■LIONといったわけでジェラートさん発動回。
率直な感想で言うと、忙しないなと。
ただでさえ1分クッキングで尺が短くなっているし、劇中でお菓子作りのシーンを入れないといけないので、やる事が沢山です。
これまでは日常パート自体がお菓子を作るという話だったので一体になっていましたけれど、今回は立神さんのお話にお菓子作りパートを融合させる必要があるわけで、なるほど構成が大変そう。
どのような話でもお菓子にこじつけるパワーが必要になってくるのだろうか…。
次回は4人目…ではなく、3人のお話。
今回は立神さんのキャラ紹介みたいなお話だったし、プリキュアさんになったとはいえ友達かといえばそういう感じもまだしないので、親睦をはかるという意味で必要なのかな。
明確に中学生組と高校生組で分けられているのだとも分かる。
⇒
プリキュア 各話レビュー
- 関連記事
-
コメント