■久しぶりのヨクバールさん突如、子どもの姿になってしまわれた朝日奈さん達。
これはオルーバさんが過去を蘇らせる闇の魔法を使った実験だったとのこと。
だったら、はーちゃんさんがその姿になるのはおかしいような…?
兎にも角にもこのままではえらいこっちゃと慌てるモフルン師匠ですが、当のお三方は幼女形態に何故か楽し気。戻らなければと思うこともなく、魔法で遊ぶ。呑気!
どうやら思考まで幼女に戻ってしまわれたようなのです…。
そんな折、ガメッツとバッティさんも闇の魔法によって復活。まさに過去を蘇らせる魔法。
3人目のプリキュアさんとの対決に乗り気なガメッツさんに対し、ドクロクシー様亡き現世に未練なしなバッティさん。意外や、ここにドラマを持たせるのか。
朝日奈さんの自宅に押し掛けてきたスパルダさんとバッティさん。
自宅バレしてたんですか…やっぱり自宅強襲はしないルールが悪役の中にもあるんだな…。
朝日奈さん達はモフルンともっと遊びたい!と変身。
これは小さいままプリキュアさんに…?と思われましたが、元より変身時に成長するタイプのプリキュアさんだったので、いつも通りでした。な、なるほど…。キバレンジャー方式…。
今回のお話、朝日奈さん方が子どもになって大変モフーという話ではあるけど、元に戻る為にはどうしたらいいのかを模索する話にはなってない。
小さくなったことで特に困ってないし、秩序が破壊されたという描写にもなってない。秩序が破壊された瞬間は、小さくなった時ではなく、スパルダとガメッツが攻めてきた瞬間に訪れる。
てなわけでプリキュア諸氏が話を前に進めない、ちょっと捉えどころの難しい話にも見える。
どちらかというと「戦いたい」というガメッツの衝動や、はーちゃんさんの正体を知りたいというオルーバによって展開しているだけに、敵サイドのメイン回であったようにすら見える。
とはいえ、あくまでやっぱりプリキュアさんのお話なのだと認識すると、「小さくなっても困らない」「むしろ楽しい」という描写は、「『過去』の肯定」を意味しているのかなぁと思える。
前回、妖精のレジェンド女王が魔法は「願い」であるという事に言及していましたが、願いが「未来」を思い描くモノであるのに対し、闇の魔法は「過去」を蘇らせるモノ。
とはいえプリキュアさん自体が「過去」と「未来」の象徴キャラなので、「過去」=「悪」というワケでもない。
今回のお話は「過去の姿も楽しいじゃん!」と見せる事で、
「過去(闇の魔法)」≠「悪」であると証明するための布石になっているのかもしれない。
次回予告を見るに、闇の魔法には今までとは別の一面があると明かされる…のかもしれないですしね。全てのものに二面性があるとはずっと描かれているしなぁ。それはかつての悪役もまた同じなのか…?
■炬燵次回予告が凄く楽しそう…。
ナシマホウ界の科学の粋コタツとバッティさんどうしちゃったのか…と。
12月に入ってもまだまとめ感や最終局面ムードが感じられないのはシリーズ初期以来かもしれん。
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プリキュア 各話レビュー
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