2016/10/17
仮面ライダーエグゼイド 第03話「BANしたあいつがやってくる!」
医者嫌いの少年がバグスターウイルスに感染していると判明。治療はしたいが医者が近づくほど少年のストレスが高まり症状は悪化する。こいつは困った…などと考えている間に発症、バグスターさんが出現してしまう。
そこへやって来たのは5年前に病院を追放され現在は闇医者だという大我さん。シューティングゲームのライダー・スナイプに変身して、エグゼイドと競い合おうとする。
医師免許を剥奪されているらしいコトと、擬音語としてのBANが上手い事かかっているサブタイトルやと感心…。
今回も新たな仮面ライダーが登場という事で、患者に対してのアプローチが違うという永夢との対立軸を見せる。そしてまた大我と飛彩もまた対立関係にあるのだと。
永夢は命がけで戦う様を少年に見せる事で医者としての信頼を獲得する。それによりバグスターを倒しやすくなる。
手術にしか興味が無い飛彩、ゲームにしか興味が無い大我、ゲームにも患者との信頼関係にも力を尽くしたい永夢…というのが今のところの違いだろうか。
となるとやはり主人公のアドバンテージとしては「信頼」「絆」みたいなコトかしら。まぁ毎年そうだろって言われたら、そうなんだけど。
今のところバグスターウイルスへの対処法がライダーによる手術と、発症しないようストレスをかけないようにする、といった2点しかないので、発症せぬようストレス回避する方法が果たして患者の為になるのかというと…何とも言えない部分もある。
まぁ、勿論発症した方がリスクは高いんだけど、放っておいても爆弾抱えているコトになるわけで…ならいっそ、今回のように一度発症させた方が良いのではと考える医者がいてもおかしくはない。
医者としてのアプローチの違いはあれど、それもまた悪ではないという多人数ライダーっぽい感じになっていくのだろうか。
次回は監察医のライダーも出るとの事。
「患者の為に」という主人公の「正義」は、死者を相手にする監察医には通用しない。かといって監察医が悪になるかといえば、勿論そんなコトもない。生きた患者と接しない、監察医や病理医もまた医者なのだ。
人間はみんなライダーだし、医者は皆ライダーなんだ…。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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