2016/08/22
仮面ライダーゴースト 第45話「戦慄!消えゆく世界!」
デミアの起動によってレンズを使用した世界中の人間と繋がったアデル。世界を一つに繋げる事は、世界をアデル一人で支配する事でもある。
アデルと対峙したタケル殿は、アデルの記憶に触れ、その人間らしい記憶が残っているのならまだ何とかなるのではないかと希望を繋ぐ。
アデルの方もタケルの記憶を見たことでモヤモヤ中。
お母さんがアリア姉さんそっくりだと分かったことで、父や弟は排除したのにどうしてお姉さんは排除しないで放っておいていたのか、そのワケが理解できます。
母の面影を持つアリアを傷つけない事は、アデルに残された唯一の人間らしさであると言えるわけか…。
眼魔世界では人々が消え、イゴールやジャイロの顔がアデルの顔になる。
ガンマイザーがアデルになってずらっと並ぶ姿は何ともシュールだったのですが、全ての存在が同化してアデルになってしまうという意味だったんですね。どうしても画の面白さに目が行ってしまうので、あんまり考えて無かった。
ゴーストが眼魂を入れ替える事で、それぞれ全く別の「顔」になるのに対して、アデルは全ての人間を同じ「顔」にしようとしている。
それこそが多様性の否定であり、自由の否定であるからして、それは仮面ライダーの敵なのだ…。
といったところでタケル殿の姿が見えなくなって次回へ。
⇒仮面ライダー 各話レビュー
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コメント
完璧な世界とは全てがひとつになり、そうすることで争いもなく、死もなく、したがって平和で永遠が約束される、みたいな、そんなイメージかと。つまり、すべてがひとつになり、ひとつしかないということは、たとえ一部分が欠けても全体が失なわれなければそれは死ではなく、全体が失なわれるとはすなわち世界が失なわれることなのだから、ひとつしかないものが失なわれることすなわち世界の終焉、そしてそれはひとつしかないのだからその世界の終焉は誰にも認識できないのだからそもそもそのこと自体は問題がないのかもしれません。何を言ってるのかよく分からないかもしれませんが、私も自分で何を言ってるのかよく分かりません。
まあ、最終回にフミバアが復活してくれたらなと、いまはそんなカンジ
2016/08/23 14:30 by 名無しさん URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
アデルさんの目的は、何となくは分かるけどよく分からないという印象ですね。
ドライブで伴野が人間をデータにして管理しようとしていましたが、基本的には同じコトなんだろうなーとは思うんですけども。
そのぐらい大雑把な認識ですが。
人間を統一化して個性と自由を奪うのであれば仮面ライダーの敵となる。
しかしラスボスの計画って割といきなり出て来るコト多いですけど、アデルさんのこれは何か月も前から着実に進められていたんですよね。途中止められそうなタイミングも多いだけに、ライダー側のドジッ子感が高まってしまう…。
2016/08/26 21:06 by TJ-type1@管理人 URL 編集