■むほぅ夏休みという事で魔法界へと舞い戻ってきたお三方。これでまたしばらくは魔法界編突入だろうか。
学校では夏祭りの準備が行われており、生徒たちがせっせと動いている。
休暇期間にしか魔法学校へ来たことが無い朝日奈さんは他の生徒の存在に驚きつつ、食堂や学生寮といった学校の紹介が行われる。
以前は出来なかった魔法学校の紹介を入れて、新たな魔法界編の始まりを飾っているような。
その頃、校長先生は不安でいっぱいでした。
闇の魔法使いと大いなる災いは違うモノだと分かり、大いなる災いがやって来るのは間違いなさそうだという確信が膨らむ。それなのに、長年貯め込んでいた魔法パワーは先の戦いで消費してしまい、もはやプリキュアさん方に頼るしかないのかと忸怩たる思い。
杖の木の前で物思いに耽る校長を見つけて朝日奈さんがいらっしゃる。
前回、3人と1匹で一緒にいると決めた決意をお話する。
魔法界に来たのもこの面子で思いっきり楽しんでしまおうという、一種の思い出作り。
いつか離れ離れになってしまうという布石を虎視眈々と敷いておるわい…。
いったい1年間で何回「さようならドラえもん」をやるつもりなんだ…。
魔人ラブーさんが繰り出したヨクバールさんならぬドンヨクバールさん。
ラブーさん曰く本家はドンさんであり、魔法では無くムホーを使った力であるとのこと。
魔法対ムホー(無法?)が後半の対立軸ですか…。
新しいEDで「何でもありちゃうで。ルールはあるんやで!(意訳)」と歌われていますが、それがムホーに対するプリキュアさん側の主張というコトなんでしょうかね。
ドンヨクバールに関しては実質ヨクバールさんと意味的には変わっていないように見えるので、大きなテーマが変化したわけでは無いか。
魔法つかいプリキュア3人勢ぞろいのカットで、新章突入した印象を与えてくれます。しかしフェリーチェさんが突如ふたりの間に現れるのは何なんだ。
上から降って来たのかテレポートなのか…目にも止まらぬ速度であった。
ラブーさんは、太陽の方からやって来るという、終わりなき混沌デウスマストさんの為にプリキュアさんを始末しようとしていたのだとか。
終わりなき混沌とかいう二つ名は誰が考えたんやろう…という思いも抱きつつ、大いなる災いのお名前が明らかになりました(おそらく)。
3人と1匹で一緒にいるという約束をした分、出来ることは何でもするという決意を持っているミラクルさん。
その決意でもって敵さんの爆弾に自ら突っ込んでいきます。
え…それは方法がちょっと違うのではないか…? と思えるのですが、体当たりでぶつかっていく前向きな姿勢をアピールしたいのかもしれません。
しかし玉砕覚悟ではないか…。
そんな体当たりの姿勢に感化された校長は、魔法パワーの多くを失ったものの、自分に出来ることぐらいはやろうとプリキュアさんのサポートをしてくれる。
ドクロクシーさんとの戦いの際は自分一人でカタを付けようとしていた校長ですが、今はプリキュアさんに頼りつつ自分でも出来ることをやろうという共助体制になりました。
校長は前シリーズまでで言うところの、一人で頑張って不幸になってしまう王子様役なのですが、早い段階で気付きが行われて変化したように見える。
■さまふぇすラスボスも変わり、闇の魔法からムホーになり、各話怪人のキャストも変更となり、OPからエンドカードに至るまで全てのフォーマットがぐるりと変わった印象です。
本格的にシーズン2の世界にやって来たのだなと思える。
次回は今週準備していた夏祭り。
いつぞやのエンドカードと連続性を持たせるという新たな芸を見ました。今年のエンドカードはチャレンジが多い。
⇒
プリキュア 各話レビュー
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