2016年 07月 29日
本日放送は「うちのプールは太平洋」「おばけでリサイクル」でした。

「うちの~」は、混雑した市民プールに辟易としたのび太達が、空間が広くなったように錯覚する“シネラマン”を飲んで家庭の浴槽をプールに見立てようとするお話。
錠剤を飲んで錯覚するという展開はもしかしたらギリギリかもしれないけど素直に原作通りやってますね。
原作を初見した時はよく分かっていなかったけど、映画の画角が横に広くなったシネラマから来ているのですね。横に広くなるけど縦(深さ)は変わらないのはそういうコトだったのか。
SFでは人間を小人化すれば食糧問題や土地問題も解決するなんて発想がありますが、これもそれに根差しているように見える。とはいえあくまでそれは錯覚。
アニメではママの視点でギッチギチの浴槽で遊んでいる姿が印象的で。元がシネラマの通り、映画と同じく虚構によって作られた世界でしかないのかな。
余談ですが、何故しずちゃんの着換えシーンをあんなにねっとりと描いてるんだ…。

「おばけで~」は、まだ使えるのに物を捨てる骨川家を成敗すべく“百鬼線香”で、捨てられた物を勿体ないお化けにしてしまう一編。
まさしく人工勿体ないお化け。元々そのお化け自体が子どものしつけ用に生み出された存在ではと思いますが、この道具もそういう用途の道具なのだろうなぁと。人間は恐怖によって教育しないと…。
のび太は自分の家のテレビは買い替えてとせがむというのに、スネ夫が家電を捨てようとしていると「こらしめてやろう」と言う。
なかなかひどいわけですが、これはのび太が本当に「物を簡単に捨てるのはもったいない、悪い事だ」と思っているというよりは、スネ夫に金持ちアピールされたことにムカついたからこらしめてやろう、みたいなノリの方が強いのではないかと感じる。
後でスネ夫の捨てた家電や家具を貰っちゃおうと思うあたりからも正しさで動いていたわけでは無いというのが分かります(スネ夫が改心してまた使うという発想は無い)。
実に人間味ある行動原理じゃあないか(婉曲表現)。

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