2016年 06月 10日
本日放送は「へやの中の大自然」「なかまいりせんこう」でした。

「へやの~」は、梅雨時で外に出られないうっぷんを晴らすべく、室内にいながら大自然の景観を味わおうとするお話。
立体映像でバーチャルリアリティを体験する…だけでなく、実際に芝生やら木やらは用意しておくこと。22世紀まで研究した結果、全てをニセモノでこしらえるよりも、手近なモノはホンモノがあったほうがより良いVR体験が出来るという結論に達したのだろう。
アニメで後ろの通行人だけ3DCGになっているようなアレだ(ぇ)。
静かさを求めて大自然の部屋を作ったのに、近所からうるさいと苦情をもらって「あべこべだ」というくだりが実に皮肉。
都市部の人間が地方に自然を観光しに行った際の現象を端的に表しているよう。
人のいない静かさを味わいたかったはずなのに、商売を始めて人が集まれば都市化してしまうのだ。
20世紀末のエスプリ視点が如実に反映されていますが、ここに現代的視点をさらに盛ると、都市化した地方から今度は人が減って過疎化するトコロまで描かれるかもしれない…。

「なかまいり~」は、男子女子大人のどのグループからもはじかれたのび太が、煙でどんな人とも仲間になれる線香を使う一編。
これを使って女の子のグループに仲間入りしてみるも噛みあわず、骨川家や警察官の仲間になって組織の利益や権力を行使する方向へシフトするのび太。
さらに不良にからまれていた少年と仲間になってしまったことで、助けるため一緒にケンカをしそうになる。
組織やグループに属することで個人では得られぬ利益と権力を手に入れることが出来ますが、その代わりに組織や仲間の為に行動する義務も発生しうる。まぁ仲間の為に戦うという義務意識は美談にもなるのでネガティブな対価という捉え方はし辛いかもですが。

そしてまた主題歌の位置が変わった!
ほんま変則的なぁ…。
関連記事
≪メッセージもどうぞ。

COMMENTS

コメントの投稿


管理者にだけ公開する
TRACK BACK

トラックバックURL :