2016年 05月 27日
本日放送は「お客の顔を組み立てよう」「ママをたずねて三千キロじょう」でした。

「お客の~」は、のび太が会った来客者が何者かを確認するため、その顔を“モンタージュバケツ”によって再現するというお話。
モンタージュというモチーフは今見ると時代感が出ているなぁと感じてしまいますね。未来でこれを使った犯罪捜査を行ったら余計に未解決事件が増えそうだが…。
のび太が遭遇した人物は実は泥棒だったと分かり、同じ顔になったのび太が警官から追われることに。「モジャ公」に親の仇の地球人と間違えられるも、見慣れない生物の顔はみんな同じに見えるだけという話がありましたが、このお話は特にそういった価値観の変化のテーマはないシンプルなお話。
モンタージュ写真は似顔絵に比べて実在感を高く認識してしまうので、かえって捜査の邪魔になると今では言われていますが、この話ではモンタージュの実在感を究極に高めた結果が描写されているようにも見える。
そう思うと、モンタージュという捜査方法が信じられていた時代から見た未来の姿がこのお話であり、これもやはりSFなのかと思えて来る。

「ママを~」は、ママに叱られてもう二度と会いたくないと決意したのび太が、1錠飲むと300m歩かないとママに会えなくなる“ママをたずねて三千キロじょう”を使用するお話。
名前がひどい上に、何故これを作ろうと思ったのか不可思議すぎる道具です。そしてそれを購入するドラえもんもまた…。
ママに叱られ怒りに任せたのび太は一万錠のみ込んで、三千キロ歩かないとママとは会えなくなってしまうハメに。改めて見ると一万錠…一万錠!? ってなりますね。凄い量だぞ。
どくさいスイッチ宜しく、うっとうしく思う人間も離れてみると恋しくなってしまう。ましてそれが家族であればなおさらであろうという、ヒューマンな一編。
原作の方はどこでもドアで解決しちゃうというズッコケなオチの方に注視する印象なんですが、アニメではどこでもドアの方に話のクライマックスが行かないように留意され、あくまでママとの再会の方に焦点を合わせた構成に作り上げられていますね。
わずかな構成の変化からドラマ重視というコンセプトが見て取れるようになっているのだなぁ。
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