■はーちゃんさんの変お腹が空いたと訴えても聞いてくれない朝日奈さん達に、遂にはーちゃんさんが反旗を翻しました。
自らスマホンを操作し、自分で自分のお世話をする。これまでだってモフルン頼みだった販促が、とうとう自分で行うことに。これはもはや販促なのか…? わ、分からん…。
ストーンを全て使って暴飲暴食を果たすはーちゃんさんに不思議な事が起こります。はーちゃんさんが色んな姿に変化するのです。
雪だるま、ドラゴン、雷神、宇宙人、ハーピー、ケルベロス、人魚、花、ペガサス…。
これがはーちゃんさんの七変化(九変化)…。
九つの姿にライドする…破壊者…うっ…。
ご立腹のはーちゃんさんは学校で遊んでくれる人を探します。
とはいえそれは多くの人間に目撃される事態に。
教師に野球部員、ニワトリetc.
校内でも謎の生物の話題が広がてしまいます。やはりどう考えても魔女裁判が近いうちに始まる流れだこれは…。
くわばらくわばら…。
はーちゃんさんの反抗は自分たちがちゃんと耳を傾けていなかったからだと反省する朝日奈さん達。
自分たちははーちゃんさんのお母さん代わりなのだからと。
歴代の方々が眠い眼をこすりながら謎生物のお世話をしていたというに、今年はモフルンさんに任せきりでしたからね…。お世話をしないとどうなってしまうのかという家庭崩壊の縮図を見たのです。
そう…販促は大事なのだ…。
学校を飛びだしたはーちゃんさんはスパルダさんと遊ぼうとするもひっ捕まる。
怒り心頭な朝日奈さん達はトパーズスタイルで対抗。全然ワクワク感が無い変身だけども。
ヨクバールさんを撃退してはーちゃんさんとも和解を果たします。
何故急に姿が変わったのかについては「食べ過ぎ」であろうという結論。え…?
その結論だと今後この販促がし辛くなってしまうので、素直に「ストーンを使うと着せ替え出来たんだね!」で良いのではなかろうか…。
いや、モフルンがそう言っているだけなので、実は… という流れがあるのかもしれないかな。
はーちゃんさんとストーンの関係についてはまだ何かありそうですし、中盤のヤマ場に関係しそうな流れ…?
はーちゃんさんによって騒動となった学校でしたが、特に不穏なコトにはならず、幸福を呼ぶ謎生物としての噂になった様子。その割にはかなりがっつり色んな人に近距離で見られていたのが気にかかりますが…。
謎の雨雲に降られて災難と思ったら花壇が元気になったり、ボールが無くなったと思いきや野球の情熱を取り戻したり、不幸かと思ったコトが幸福に転嫁するお話。
今までの話でも、暗くて怖い夜がキレイな星空になったり、プレッシャーだった家族が自分に信頼を寄せていたと気付いたり、視点が変わることで不幸が幸福に変わる様が色々と盛り込まれている。
ふたつの世界、ふたつの視点によって物事の捉え方の多様さを訴える。
同じプリキュアさんが違う服に変わるのも、そのテーマにこじつけられるな、うむ。
ニワトリ…ニワトリもカメラに映っていない所で何某かの幸福を生み出したのだ…きっと。
■Bananaヨクバールさんがバナナの皮と電信柱だったのは、黄色と電気でトパーズスタイルに対抗という意味だったのかしら。
バナナがあまりにも唐突な登場だったもんで気になります。
次回は魔法界からお三方が遊びに来る様子。
仲良しといえよりによって出来の悪いのが三人揃ってナシマホウ界に行くとあれば、教頭先生の心労が積もりそうだなぁ。
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プリキュア 各話レビュー
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コメント
We're all dreamers
うがった見方をするなら、はーちゃんさんも、ぬいぐるみに世話を焼かれる時代は卒業したってこと……に、なるんでしょうかね? 玩具側におけるお世話や成長の仕様がどうなってるのか、なんだか気になってくるところではあります。
……てか眠ってたモフルンと朝日奈さんはまだしも、リコさんは起きてるんだから、ご飯くらい出してあげましょうよ! はーちゃんさんにご飯あげるのなんて、ほんの一呼吸で終わる手間じゃないですか……!
結局は遅刻が間近に迫ってくるまで放置というか、つまり確信的なすっぽかしという。
いや後々の流れからいって、ご飯を食べた後には遊べと要求してくるのが目に見えてるから、相手しなかったものと思われますが……それ、ネグレクト……
もし「さよなら魔法界」の時点で本当にお別れしてたら、あの子はリコさん一人で養育するはずだったというのに……恐ろしや……。
はーちゃんさんが、スパルダスさんを敵と認識できていないのも地味に恐ろしい。
本の中に収まっている間は、外の世界のことが見えていないんでしょうかね。直接的には今まで一度も遭遇したことありませんでしたっけ?
そしてトパーズスタイルの謎。今回ワクワクしてたの、はーちゃんさん一人だけだと思われますけど。その彼女すら、スパルダスさんに捕獲されるの楽しんでたとは思えませんけど。
ひょっとしたら「バトルを目前にした」時点での感情としては、一番こじつけづらいスタイルになるのかもしれませんね。
それ以前にそもそも、はーちゃんさんがリンクルストーンみんな抱えてるかのような描写あったので、変身できるのかすら心配でしたが。そこは問題ないようで。
プリキュア側の持つすべてのストーンの気配をさせているけど、ストーンそのものを持っているわけではないと……?
2016/05/18 23:55 by kanata URL 編集
◆コメントありがとうございます!◆
自身で勝手にお世話販促してしまうというのは、ある種販促の究極形なのかもしれません。
しかし自立した人工知能はたいていおかしなことをするのがSFの定番なだけに、怖さもありますか。
無限のインフィニティやアイちゃんさんのように、良い方に行くのか悪い方に行くのかといった人間性のバトルはこれまでの知育制にもありましたが、はーちゃんさんは今のところだいぶしっかりしている様子で、世界の未来は明るそうです。
モフルンさんという親がしっかりしているから、というコトになりますが。
2016/05/22 22:50 by TJ-type1@管理人 URL 編集