2016年 05月 06日
本日放送は「友だちは大きなイルカ?」「夢はしご」でした。

「友だちは~」は、海でイルカと遊ぶスネ夫をうらやましく思い、水よけロープで海中までやってきたのび太がイルカ…ではなくシャチと触れ合うお話。
それイルカちゃう、シャチや…と戦慄が走ったのですが、劇中でもちゃんとドラえもん達が言及してくれています。シャチを甘く見てはいけない…。子どものシャチならまだしも、あの大きさならパクリといかれても…と思ってしまいます。
結局持って最後まで人に慣れ切っていた優しいシャチ。「七つの海のティコ」を思いだす…などと思っていましたが、絵コンテは「ティコ」にも参加している楠葉監督でした。光るクジラを探さなきゃ…。

「夢はしご」は、他人と自分の夢の中を自由に行き来するはしご。夢は夢の持ち主の自在になる世界なので、そこにスネ夫とジャイアンを引き寄せてこらしめてやろうという復讐譚。
これ、原作を読んでいた時は別に違和感なかったんですけど、こうしてアニメになるとかなり変な話になるんだなーと気付かされるお話ですね。
漫画の場合「フキダシ」=「夢」という気号が存在するから成立していた部分が、アニメの文法では本来存在しない「フキダシ」を今回かなり多用することになってしまっているのでカオスな雰囲気を強化してくれます。
何より、「夢」と「現実」の物理的空間が同期していて、夢の中で物理的にスネ夫の家まで歩くという妙な行動が、アニメになるとそのおかしさが浮き彫りにされた印象で妙な面白さが沸いてきます。
改めて見ると「フキダシ」という漫画記号ありきの話なんですね。アニメだと紗をかけたりするのが「夢」の記号ですけど、それだと夢世界と現実の物理空間を同時に描くことは出来ない。
アニメというメディアにされたおかげで、ミスマッチな記号が実にカオスさを見せてくれる楽しいお話になっていました。
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COMMENTS

Commented by 名無しさん URL at 2016-05-07 06:27 #- Edit
Title :
新日本製鉄の感想はマダですか?(待ってます)
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2016-05-12 20:58 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
のび太の新日本製鉄は山崎豊子原作な雰囲気が感じられる骨太ドラマでしょうね…。

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