魔法つかいプリキュア！ ＃06「特訓！魔法の杖！先生はリコのお姉ちゃん！？」

■魔法、それは未知への冒険

本日の補習を担当するのは教育実習生のリズ先生。
魔法の杖の使い手にして、他ならぬリコさんの実の姉であらせられるとか。
そして課題は、水を10秒間好きな形に止めておくこと。

水でモノを形作る際、まずはどんな形なのかをしっかりとイメージする事が大事だとリズ先生。
一同それぞれ、モフルンや花束、ブーツにリュックといったモノを作ろうとする中、リコさんは姉に対抗して難しいモノを作ろうとするも失敗。
人一倍勉強していて知識もあるというのに、魔法の実技だけが苦手なリコさん。
そんな妹に対し、何かきっかけさえあれば上手くなると信じているお姉さん。

リコさんにとって優秀なお姉さんは幼い頃からの憧れの存在だったという。
元々ダイヤのペンダントも自分ではなく姉のモノで、プリキュアさんになるのも本当は姉だったのではないか…とすら考える。

魔法の知識はあるのに実技が下手なリコさん。
補習組3人が水で作ろうとしたモノがいずれも自分が欲しいモノでしたし、魔法（実技）の力というのは“未来”の力を意味しているのかしら…。
前シリーズでは プリンセス＝夢＝未来 という等式でしたので、プリンセスがそのまま魔法つかいにシフトした…のなら、筋は通るかな。
まぁ変身すると肉体まで成長してますので、魔法つかいプリキュア＝未来の自分 という等式は成立はしていますよね。
ただ、今までの描写的にはどちらかというと誰かを想う仲間力…のようなパワーが高まったときに魔法も強くなっている気がする。
うーむ…仲間…未来…魔法がこれから繋がってくるというコトかな。

今週もスパルダさんの襲撃を受ける魔法学校。相変わらず警備が…いや警備は全てプリキュアさんに任されているというコトなのかな？
お姉さんを襲うスパルダさんを前に怒りの変身を遂げるふたり。
リコさんにとっての姉は目標であり夢ですから、自分の夢、未来を守るための戦いでもあるか。

いつか大好きなお姉さんのようになり、さらに超えてやるという想いを爆発させると、アクアマリンの石が覚醒して氷魔法を使えるように。
凄い、魔法つかいプリキュアって魔法を使えるのか！？

支えの宝石は技を使えるようになる石なのか…通りで持っていなかったこれまで殴る蹴るしかしていなかったはずだ…。

リコさんは水で作ったペンダントを氷漬けにして補習を合格。
これまで姉の借りものだったペンダントが、朝日奈さんの言葉を受けてリコ自身のモノになった、定着したコトを示唆しているように見える。
「お姉ちゃんのようになる」という夢は姉の真似でしかないけれど、「お姉ちゃんを超える」という目標はリコだけの夢ですし、それはこれまでよりも未来を明確に思い描けるように近づいた…というコトで魔法が使えたのかもしれない…。

仲間のおかげで強い未来を得て魔法が使えるようになった…とすれば全ては繋がっているかな。


■君が願うことなら すべてが現実になるだろう

リコさんの杖は星の祝福を受けた特別な杖。
ペンダントもその時からリコさんを選んでいたという。
ポンコツだけど努力はするのがリコさんかと思っていましたが、リコさんも生まれた時から選ばれし者だったのか…。
魔法を使えるようになる良いきっかけは友達だったのかなと心で呟くリズお姉さん。

やはり仲間力（？）は魔法に重要なのね。
つながってくる…。

次回はまだ寒空の中、海のお話。
サファイアさんはどういった物理で戦うのか…。

⇒プリキュア 各話レビュー