2016年 02月 14日

2話でこんなにポンコツなら1年後にはどうなっちゃうの?


■Maho World

リコさんに連れられ、魔法学校へと行くこととなった朝日奈さん。
カタツムリニアなる速いのか遅いのか判然とし無さそうな乗り物で魔法界へと行けるそうです。

ふたりが変身したプリキュアさん。
それは魔法界に伝わる伝説の魔法使いなのだとか。
今年は「伝説の戦士」ではなく「伝説の魔法使い」。
「伝説のプリンセス」に続き「伝説の××」と呼べばどうとでもなる新たなフォーマットです(ぇ)。

伝説の大魔法使いになったことをにへらにへらするリコさんに連れられ、魔法界の中心にある魔法学校へとやって参りました。
つまり魔法界においてこの学校は非常に重要な存在であるというコトでしょうかね。
今回早速敵の侵入を許していたので警備はガバガバのようですが。

魔法界を無断で飛び出して外泊し、リンクルストーンの要であるエメラルドを探していたリコさん。ですが、リンクルストーンが何処にあるかもどういうモノかも知らずに探していました。それで見つかるわけもなかろうに…、しかしきっとよほどの理由があって探していたのでしょう…と思っていましたが、なんと補修を受けるのが嫌だったので代わりにエメラルドを見つけて許してもらおうとした、とのこと。

こ、こいつ…。
いけしゃあしゃあと言ってますが、結構ひどい事を言っています。
魔法が苦手なのは仕方ないにしても…補修から逃げるとは…。
ポンコツの上に不真面目とは…どうすればいいんだ…これ…。

案の定というか何というか、勝手をしたリコさんには学園から厳しい処分が与えられるようです。まぁ…そうね…。
しかしそんなポンコツでも見捨てておけぬと、朝日奈さんは校長先生に直談判すべく探索に走ります。

校長探しの中で辿り着いたのは魔法の杖が成る木。
魔法界では子どもが生まれた時に、魔法の杖が木から産み落とされるのだとか。
ということは人間に杖を作りだすコトは出来ないということで、この木が全滅したら魔法界はどうなってしまうのか…とやや心配になってしまう。

数百年間も杖を生み出していなかった木が、朝日奈さんに魔法の杖を授けてくれました。
本来なら生まれたときに手に入れる魔法の杖。いわば魔法つかいは先天的な能力であり、後天的には手に入らない。
この辺はプリンセスの概念とちょっと似ている気もする…。

朝日奈さんが杖を手に入れられたのは、魔法つかいは必ずしも先天的に決定している能力では無いというコトなのか…。
あるいは、あのいかにも魔法使いっぽいおばあちゃんの血を継いでいるからなのか…。
後者だと結局、選ばれた人間しか魔法使い、あるいはプリキュアにはなれないって結論になってしまうのでこれまでのプリキュア性とは相反する。相反するのだけれど、そのテーマを今シリーズで破壊しないという保証も無いのでまだ何とも言えぬ…気もする。

朝日奈さんは、リコさんにモフルンを助けてもらった恩を返すべく、リコさんの退学を撤回してもらおうと奔走しているという。
前回の記事でみらいさんに対してリコさんは「過去」モチーフと書きましたけど、Recordなら「思い出」の方が意味合い的にはより正確ですね。
前回、朝日奈さんはモフルンという思い出を助けてもらったお返しに、退学を阻止してリコさんの未来を守ろうとしている。
思い出と未来は相互に干渉し合う。

魔法学校にバッティさんが来襲し、朝日奈さんとリコさんは「邪魔しないで!」と憤慨。その憤慨に合わせて魔法の杖がパワーアップ。
この流れが実に初期シリーズっぽいです。
舞台は魔法界という異世界ですが、主人公が大切にするのは周囲の非常に身近な世界だけという共感させやすいトコロに持ってきている。
プリキュアシリーズの中での新しい事と古い事がミックスされている雰囲気。
これもまた過去と未来の融合のような…。

ヨクバールさんを成層圏外まで弾き飛ばして一件落着…。
校長の許しを得てリコさんの退学は免れましたが、朝日奈さんも魔法学校で勉学に励むこととなりました。
魔法学校は入ることは出来ても出ることは出来ないトコロなのかな…?

あな恐ろしや…というところで次回へ。


■フルフルリンクルン

2話でもやはり初期シリーズの空気感があって、もうこうなれば勘違いでは無いのかもしれない。
この…なんかこう…荒っぽい…泥臭い…昭和感あふれる感じ(ボキャ貧)。

次回は赤フォームも登場するっぽいですね。
あんななりでパワータイプらしいというのが楽しみです。
ゴリラっぽい戦い方をしてくれるんだろうな…。

プリキュア 各話レビュー
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COMMENTS

Commented by kanata URL at 2016-02-17 23:31 #KqigePfw Edit
Title : 失敗なんてメじゃない!?
 両手をつないだままでほぼ最後まで変身するとか、マーブルスクリューめいたエフェクトから始まる必殺光線とか、初期シリーズへ回帰しつつも新世代への進展を混ぜてる感じしますよね。色々と。
 ある意味、SS以降で実際に歩んだのとは違う形へ進めた異分枝というイメージも……?

 で、過去担当?のリコさん……あまり上等な魔女でないのは前回時点で分かってましたが、実態は予想以上にすさまじいものがありました。
 補習逃れの現実逃避で脱走してきて無断外泊、異界の一般人と敵まで呼び込んでくる始末……見た目や立場はソードさんとかスカーレットの路線、と見せかけて、中身はプリンセスとかブラック大先輩あたりですね、これ……。
(ブラック先輩は自分の領域でならちゃんと優等生なので、劣等生の枠へ並べたら失礼かもしれませんが)

 まあ前回のご指摘通り、どっちかというと妖精枠でキャンディとかの路線と考えるなら、そう悪くない方なのかとも思えてきますけど。
 ……いや、妖精としても機能面だけ見たら、ワースト争い候補でしょうか。「取扱説明書として機能しない」タイプの妖精さんで、なおかつ事件の引き金自ら引いておられる。そのくせ災害や不思議パワーの検知機能に限って外付け……。
 妖精にしては圧倒的な可愛げと、自省能力と、実力行使機能を持ってる点が美点ではあるのでしょうが。

 でもって朝日奈さんの方は、魔法世界に軟禁て、ご実家のことどうなさるのか……一話できっちり自宅と家族が描かれてた以上、無視はできないはずですけど。
 珍しくスタート時点が「春休み」だと明言されてたあたり、解決の糸口に繋がるんでしょうかね。

「生まれたときに授かる」はずの杖を特別枠(ふたりの奇跡?)でもらったのって、異世界の扉をくぐり「生まれ変わった/生まれ直した」という含意もあるのかなと、ふと感じました。
Commented by はっさく URL at 2016-02-18 00:09 #- Edit
Title :
今までのプリキュアシリーズだと、異世界から不思議アイテムを求めてやって来るキャラは重大な使命を帯びていただけに、リコのあんまりな理由には驚かされましたね。
ただリコの言動を見る限りは補修が嫌というよりは、魔法つかいの世界に生まれながら魔法が苦手というコンプレックスから、誰かに認められたいという思いが相当あったんでしょうね。

2話まで見ていてふと引っかかったのが、作品のアイデンティティであるはずの魔法という要素が、やけに地に足がついているというか、超常的な力としての描写に乏しいことです。

例えば1話のみらいとリコの出会いの場面でも、リコがしたことは「道ですれ違った女の子がぬいぐるみを落としたので教えてあげた」という、特に魔法が介入しなくても成立してしまうやり取りなんですよね。
魔法学校に向かうまでの部分でも、魔法要素が機能したのは、「駅の改札を通過する」「商品の代金を電子マネーで支払う」「みかんを冷凍・解凍する」といった様に、現実のテクノロジーに置き換わっても成立することばかりで、魔法でしか為しえない、あるいは魔法があったから役に立ったみたいな特別な力として描写されてないんです(今のところ明確に魔法を行使しているのが魔法が苦手なリコだけというのもあるんでしょうが)。

まだ2話目なので魔法の本格的な描写はこれからだとは思うのですが、「伝説の魔法つかい」であるはずのプリキュアが実質やっていることは例年どうりのパンチやキックの応酬であるあたりからも、ひょっとすると意図的な描写なのかなとふと思ったのです。
これってハトキャやハピプリで描かれていた「プリキュアの力では問題の根本的な解決はできない」というテーマに近いものを感じるのですがどうなのでしょうか?気になります。
Commented by TJ-type1@管理人 URL at 2016-02-21 04:32 #- Edit
Title : ◆コメントありがとうございます!◆
>kanataさん
リコさんは空から降ってきたし、シリーズにおける謎生物のフォーマットを如実に受け継いでいますよ。
モフルンが今までとパターンを変えてきた謎生物…ぬいぐるみなだけに、伝統はリコさんが背負っているんでしょうか。
やはり思い出・過去担当だから…。
このまま魔法界が舞台なのだとしたら魔法ナシ界の描写はどうなるのか…は気になる部分ですよね。
プリキュアというシリーズで現実ベースの世界が無くなるのって予想だに出来ませんからね。
まぁプリ5もあんまりその辺は描写せずにやってたからイケるだろうという気もしないでは無いですが。


>はっさくさん
これまでだと、異世界が崩壊していて…というのがお約束のようでしたが、今回は魔法界で生活するっぽいので別に崩壊もしていないし、敵さんがいないとただの魔女っ子モノなんですよね。ふむ。
魔法というのが科学の代用として描写されているという印象で、ドラえもんの「魔界大冒険」のように魔術が発達して科学は存在しなくなった世界だと思えばいいんですかね。だとすれば魔法は別に万能ではないし、科学で出来るようなことしかできないと理解しやすいかもしれません。

伝説の魔法つかいプリキュアがあんまり魔法を使わないのは、「魔法を使わずに戦えてる!すごい!!」という意味で魔法界の伝説となったのかもしれません…。魔法界から見れば物理の徒手空拳や、あるいは科学は奇跡と同じなのかも。

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