■ロンリーキャット年の瀬が迫り、学園の生徒たちもみんな家族の元へと帰省する予定を立てています。久しぶりに家族と過ごす時間をみな楽しみにしている。
かたやシャットさんは、先週のこともあってディスダークに帰る場所もなく、一人寂しく年末で賑わう街を歩くのでした…。
雪が積もり、各々が雪像を作る中、トワさんは今は無きホープキングダム城を作ろうと試みる。回転するお盆となったお城では、実家の思い出は蘇らないのでしょうか…でしょうね。
雪のお城作りには次々と人が集まり、いつしか大プロジェクトに。
トワさん一人では到底作り得ない大きく立派なお城が建立されました。
この学園の生徒の中にプロの雪像師を夢見る者がいたのだろうか…。
トワイライトへの憎しみと怒りに震えるシャットさんは雪の城を破壊し、スカーレットさんに襲い掛かる。
ロック君からもクローズさんからも蔑まれ、ディスピア様からも見放されたシャットさん。まぁシャットさんもクローズさんの事を蔑んでいたのだけれど。
初めに登場した時は出来る幹部っぽかったのに、いつの間にやらギャグ専に…。何故こうなったのか…そう、全てはトワイライトのせい…。
今や信じられるのは自分のみなのです。ここに来て口癖の「のみ」が最大的有効活用なのです。
シャットさんはトワイライト様に憧れていた。その気高く美しい姿に。
しかし、今のトワさんが思う美しさは別にあると言う。
心温かいモノを知り、それを守るための強さと優しさ、その姿こそが美しいのではないかと。
シャットさんとトワさんとの因縁の決着であると同時に、トワとトワイライトとの決着でもある。トワ自身がトワイライトを救う話にもなっているのですね。
シャットさんがトワイライトさんに憧れを抱いた時は実にネタっぽい描写だなーと思いましたが、それを実にうまいところに落とし込んだなぁーと膝を打ちました。
シャットさんの変化は監督曰く決め込んでいなかったとのことなので、そのアドリブ感を番組のテーマにまで繋ぎ合わせて昇華させたというワケですね。
なるほど。うまい。
破壊されたお城は再びみんなで再建されました。
トワさんはみんなの夢を守り、みんなはトワさんの夢を守る。
失われたホープキングダムのお城を取り戻す、その未来の姿をここに見たのです。
まぁお城が回転お盆になったのは自分たちのせいでもあるけれど。
■ゆきしろ...ここでシャットさん退場とならないって事は、まだ年明けに活躍の機会があると…期待してしまいますが。
マフラーという温かいモノを手に入れてしまったシャットさんね…。
次回は年明け。
来期のプリキュアさんも発表されて終わりが迫りますなぁ。
あぁ、線が多い…(ぇ)。
⇒
プリキュア 各話レビュー
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