■DREAM SHOW前回、ニューヨークで行われるジャパンコレクション(?)への出演をポカしてしまった天ノ川さん。
仕事が少なくなって学校での生活をそれはそれで満喫しているようでありますが、モデルを休業する決意を固めていました。
トップモデルの夢へ邁進する事とプリキュア活動、両方やれば相乗効果が発揮されるはずだと信じてきましたが、天ノ川さんのキャパを超えてしまったのです。
自身の200%を出せると思っていましたが、リソースが足らない。
どちらも中途半端になるぐらいなら、モデルの夢を犠牲にしようと…。
プリキュアさんの活動の為に、自分の夢をあきらめる。
他者の夢を守るために自分の夢を犠牲にするのです。
微笑みも安らぎも昨日に捨ててきたのです。80年代ヒーロー感。
いや、バトルフィーバーは70年代か…。
そんな折に学園で急遽開催されたファッションショー。
ある者はプリンセス、ある者は絵本作家、ある者は警官、医師…。
それは各自が自分の夢を思い描いた、未来の自分に変身してランウェイを歩くファッションショー。
そのランウェイを歩く明星かりんさんの姿を見て、幼い頃の自分を思い出す天ノ川さん。
母親に憧れてモデルになりたいと夢見た自分の姿を。
春野さんは言う。
天ノ川さんのステージを見て、自分も夢へ突き進もうという勇気が湧いたと。
ステージの上に立つモデルは自分の夢を叶えるためにそこに立っていますが、その姿を見た誰かが自分の夢を描いたり、勇気付けられたりすることもある。
自分だけの夢のはずが、誰かの夢を応援したり、守ったりすることもある。
星の輝きが互いに照らしあって、銀河となるように。
一つの星の輝きは、多くの星々の輝きと繋がって天ノ川となる。
前回、他者の為に自分の夢を犠牲にした天ノ川さん。
それは市民を助けて身を犠牲にした幸福の王子と同じわけですが…では、どうすれば王子自身は幸福になれるのか。
それは、王子の助けた市民が代わって王子を助ける事。
天ノ川さんを見て夢を抱いた明星さんが、天ノ川さんに夢を思い出させる。
天ノ川さんが今まで救ってきた夢が、今度は天ノ川さん自身の夢を救ってくれるのです。
再び夢を抱く天ノ川さんは、ボアンヌさんの誘いを受けて春からパリに行くことを決意する。
よかった…パリ行きが年末年始じゃなくて…危うく七瀬さんか明星さんが2代目イエローになるところだった。
変身したまま殉職するところだったよ(ぇ
■MILKY WAYそんなこんなの天ノ川さんまとめ回後編。
七瀬さんの時と同様、これまでのキャラも総出でテーマを盛り上げてくれます。
一条先輩の待ってました感が好い。
次回は、今回ファッションショーでは自分の夢を提示しなかった海藤さんのお話。提示できなかったそのワケが描かれる…のでしょうね。
⇒
プリキュア 各話レビュー
- 関連記事
-
コメント