■夏のカーニバル今日も今日とて夏真っ盛り。
本日は夏祭りへとやって参りました。
夏休みで生徒は帰省中なのに学園の生徒だらけです。
意外とみんな近所なのだろうか…。
夏休みも中盤で各自の気は緩んできます。
アロマは人前で堂々と喋るし、トワさんは髪をアップしてとんがり耳が露呈した様を雑誌のカメラマンに撮らせています。
危機意識も夏期休業なのです。仕方ないのです。
そんな祭りの最中、テニス少年のゆうき君とばったり出会った春野さん。
普段は何をおいてもテニスを優先させるテニス馬鹿だというのに、この日はテニスよりも祭りを楽しんでいます。
うんうん、お祭りだもんね…とこちらは思っていましたが、テニスよりも他を優先させるゆうき君の姿を見て春野さんは驚愕している。まさかお祭りを楽しんでいるだけで、心に闇を抱えているような扱いをされるなんて…。
しかしその予感通り、ゆうき君はケガでテニスのレギュラーから外され試合にも出れない事で腐っていました。こんなトコロでつまずいていられないのだチクショウ…と。
そんなゆうき君にフローラさんは、周りで支えてくれている人の事を気付かないふりはするなと叱責。
つまずいても失敗しても、周りで支えてくれる人たちがいるから踏ん張って立ち上がれるのです。
ゆうき君はプリキュアさんの事をヒーローだと言いました。
それに引き換え怪我をして試合に出れない自分は格好悪いと。
つまりゆうき君にとっての「カッコイイ」は、「テニスが上手くて試合で活躍する」こと、あるいはプリキュアさんのような「みんなを守る」といった「強さ」のこと。
しかし、ファン三人娘にとっては一生懸命に強くなろうと頑張っている様こそが「カッコイイ」のだと言います。
忘れていた精神性を、支えてくれる周囲の人間のおかげで思い出す事が出来るというお話。
「夢を忘れないで」とは1話でカナタ王子が言っていたこの番組のメッセージですが、その為には支えてくれる仲間も必要なのです。
夢にくじけそうなときどうするのか。
ゆうき君と三人娘が軸の話ですが、いつも支えられている側の春野さんからゆうき君に解説させることで気付きを与え易くしているのですね。
■花火、祭り、海話の最後にプリキュア音頭がささやかに流れていましたが、音頭の販促と言えるお話ではなかったのは個人的に残念でありました…。
プリキュア音頭を踊らないと勝てない!みたいな話が欲しい(ぇ)。
音頭は一人だけでは意味を成さないという点から見てもプリキュアさんのテーマとも合致するはずなのに…惜しい事を。
次回は海水浴。
予告で割と驚きましたが普通に水着回です。
え…だってプリキュアさんで水着を着ると、DVDジャケットの顔部分にシールを貼られる呪いがかかるのに…!
⇒
プリキュア 各話レビュー
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